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2017.11.24
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2016.01.10
前々から考えていたのですが、引っ越してみました。

おとよめ
http://oto-yome.blue/


体力ないので過去記事は移動せず。
加えて慣れないWordpressで不安定に試験運転中です。。。
今後はこちらのブログで更新を続けていく予定ですので、よろしくお願いします。

色々と不具合あるかと思いますので、何かお気づきの点などありましたらコメントなり、メールなりでご連絡いただければと思います。
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2015.05.05
51DZ1ox0aiL.jpg海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」(5)



たまらーん!!



■5巻発売しました。
 契約結婚夫婦の津崎とみくりは、ついに相手への恋愛感情を自覚する。だが相手の自分への想いを知らないため、互いにぎこちない。そして定例の「ハグの日」に起こった出来事とは……!?一方、津崎の同僚・風見と、みくりの伯母・百合の関係にもある変化が?


~ハグ一つで1巻丸々引っ張れるという面白さ~
 5巻ですが相変わらず面白いです。ドラマ化とかしてくれないですかねー、絵面は静かながら面白いと思うのですが。というわけで結構自分でもプッシュしていたつもりの本作、ブログで取り上げるのはこれでまだ2回目なんですよね。このマンガがすごい!Webの記事で書いたりとかしていたので、度々名前を出しているつもりだったのですが。

 5巻はハグを巡るやり取りがメイン。4巻ラストで不意にキスをして微妙な雰囲気な中、互いに平静を装い、自分の中であれやこれやと考えを巡らすという。お互い好きあっているのに、「契約」であるがゆえにそれ以上のことに踏み込めないやきもき感が素晴らしい。普通であれば「友達」という、やや曖昧な定義の元で「この関係を壊してよいのか」と悩むワケですが、本作の場合は明確に「契約」という規定の元で繰り広げられるので、聞き分けの良い大人にとっては余計に辛い状況であるわけです。ましてや二人とも恋愛経験に乏しく、どう出たらよいかわからないという初々しさ。片方なんて童貞ですからね、キスから先の進め方なんて、たとえ普通のシチュエーションだったとしても分かるわけがない(断言)。ゆえに行ったり来たりしながら状況は全く改善せず、なんと定期ハグの扱いをどうすべきかというところだけで1巻を消費します。


逃げるは恥だが役に立つ0002
これだけだと進展がなくて面白くないんじゃないかって思われるかもしれませんが、これが面白いから不思議。双方の堂々巡りの考えと、不器用なりにちょっとだけでも状況を変えてみようと、相手の様子をうかがおうと試行錯誤する様子がとても面白い。初々しさは子供とそう変わらないのですが、考えや行動の背景は大人らしいもので、その二つのマッチングが絶妙。


~キスだけでこんなにエロいものなのですか~
 結婚という形態はとっているものの、あくまで契約であり、ハグですら精一杯。ゆえにセックスなんてものは夢のまた夢で、現時点ではキスという一つの到達点でのせめぎ合いが頂上となっています。単なるキスなのですが、じらしや期待などが相まって、やけにエロい。



このコマだけだとアレかもしれないですが、流れの中で見るとめちゃくちゃいい感じなんですよ。


 相手の気持ちがわからない中でするキスというのは、自分の気持ちのみが高まっている、ある種下心が先行したカタチでのキスとなるので、両想いの証としてする一般的なキスよりも、どこかエロティックになるのかなぁ、と。もちろん両者共に好きあっているのは、読者はわかっているんですけれども、みくりないし津崎の視点からすると。何回もしちゃうとか、もうですね。。。

 さて、状況はなぜか一層こじれて6巻へ突入するのですが、もうひと悶着、ふた悶着ありそうですね。変な方向へ流れ過ぎないことを祈っていますが、さて不器用な二人の仲はどうなるのでしょうか…。


関連記事
“結婚”という雇用形態もアリ!?:海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」
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2015.05.04
71Q5C6C6V4L.jpg宇佐美真紀「夕暮れライト」(2)



好き

なっちゃ
ダメかな
ダメかなぁ……




■2巻発売しています。
 まわりとも少しずつ打ち解けてきたちなみ。そんな中、最初はカンジが悪くて嫌いだった相馬兄弟の弟・雄大と急接近!じつは優しいところを知って、惹かれはじめる。でも、相馬兄弟の兄・奏多が、突然ちなみに……!!2人の男子が波乱を起こす、第2巻!


~ベツコミでは唯一買ってるかも~
 2巻発売しました。最近はflowersを除いた小学館各誌の作品からは少し離れてしまっていて、なかなか手に取る機会も減ってきてしまってます。気が付けばベツコミ系列で買ってるのもこれのみかもしれません。ともあれ相変わらず宇佐美真紀先生らしい作品で、安心です。甘度が高いといいますか、トキメキがありますね。


~急接近の楽しい時期~
 1巻で兄弟の弟・雄大を意識するようになったちなみ。「一緒に帰る」というイベントから、もしかしたら両想いかという期待感を抱きつつだったのですが、それはクラスメイトをアシストするための行動だったと知り、そのショックから雄大に冷たくあたってしまうのでした。普通だったら対して仲良くもなっていない段階でそれをやられたらもう関わらないと思うのですが、この雄大という男、その名前に恥じないぐらいの大きな器の持ち主でして、なんやかんやとちなみを気にかけます。困っている子を見ると、一歩踏み出して声をかけてしまう、そんな優しい心の持ち主であり、少女マンガのヒーロー然とした素敵男子。それもあって、ちなみとも打ち解け彼女の表情も一層豊かに。


 1巻でちなみに抱いた印象は、犬っぽい感じというものなのですが、2巻も感情豊かで見ていて面白いですね。割合で言うと不機嫌の方が多いような気がしますけれども、そんな中にも笑顔や恋する感情も増えてきていて、前作「ココロボタン」の新奈同様に微笑ましいキャラです。アホっぽさは通ずるものがあると思うのですが、こちらの方が俄然気難しいのは、やはり家庭環境の影響なのでしょうか。

 最終的に付き合うのかわかりませんが、付き合う前の急接近の状態に近いものがあり、ひとつ一番楽しい時期。ドキドキも新鮮で、楽しみどころも多いです。2巻にもハイライトは様々ありましたが、個人的には夏フェスが一番よかったですかねー。自分が高校の頃はフェスの数が増えてきた頃で、音楽好きの友達が行っていたりもしていましたが、所詮長野の片田舎に住んでいた音楽もさして聞かない自分にとっては遠い国のイベントという感じで、なかなかなじみがありません。今では立派なデートイベントなんですけれども、こういう思い出はないなぁと少し羨ましくなったり。


夕暮れライト0001
勢いのままに体の接触も増えたりとか。BGMはSHISHAMOの「君と夏フェス」とかがいいですかね。


~後半は一転シリアスに~
 さて、そんな甘々な雰囲気の1巻から一転して、後半はシリアスな空気が強くなります。それは兄の奏多が引きおこす事件に起因するのですが、それは実際に読んで楽しんでもらうとしましょう。それをきっかけとして、またしてもちなみがふさぎ込みがちになってしまうのですが、ここでまた雄大ですよ。


夕暮れライト0002
引きこもるちなみをこの強引さで引きずり出す


 空気読まずに家に突撃してきたり、根気よく家を訪れたり、家からお見舞いの食べ物を持って来たりと、そりゃあちなみが好きになるのも仕方ないですって話です。こんなに面倒見の良い高校生いないですって。この調子だと普通にすぐにくっついてしまいそうな気もするのですが、障壁となるのが兄の存在と、雄大と仲の良い和音の存在、そして当人の気持ちがどうなのかという所でしょうか。時間をかけて一つ一つ片づけていくのでしょうが、まず手を着けるのは奏多ですかねぇ。それにしても和音ちゃんの2巻での空気っぷりがすごいです。3巻ではもう少し話に絡んでくるのでしょうか。


■関連レビュー
悩んで、恋して、君と大人になっていく:宇佐美真紀「夕暮れライト」1巻

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Tag [新作レビュー] 2015.04.28
71YXOxK0rXL.jpg水沢めぐみ「日南子さんの理由アリな日々」(1)



すみません わたし
孫 います。




■一ノ木日南子、36歳。ワケあって仕事も恋人もいっきになくしちゃったけど、まだ30代だし(後半だけど)、若いし(気持ちだけでも)、心機一転頑張ります!……って、実はこう見えて、娘も孫もいるおばあちゃんなんです!?こんなのアリ!?日南子さんの理由アリすぎる青春の日々、スタートです!!

 「姫ちゃんのリボン」などを描かれていた水沢めぐみ先生の「姉系プチコミック」連載作品でございます。水沢めぐみ先生ってりぼん黄金期を支えた漫画家さんの一人っていう印象が強くて、小学館系の、しかもプチコミ系列のレーベルで単行本を出しているというのが、個人的にものすごく違和感があります(笑)ただ表紙を見てもらってもわかる通り、絵柄や色使いはなんとなく当時のりぼんの伊吹みたいなものを感じられるんじゃないでしょうか。

 物語はこのレーベルにしても少し高めの、アラサー(36歳だとアラフォー?)ヒロインです。恋人と別れ、さらには派遣先をクビになり、36歳にして独身彼氏ナシ&仕事ナシという状況に陥ってしまった一ノ木日南子。けれども捨てる神あれば拾う神あり、幼なじみが編集長を務める雑誌編集部でバイトさせてもらうことになったのでした。メンズファッション誌ということで、若くてイケメンなモデル達も出入りする職場で、心機一転頑張る決意をする日南子。そしたらいきなり、売れっ子モデルの陸に告白をされて…。普通だったら喜んでお受けするその告白にたじろぐ日南子。それもそのはず、日南子には、れっきとした娘と孫がいるおばあちゃんなのです!!


日南子さんの理由アリな日々0002
36歳で孫というのは、別にアレコレとややこしい背景があるわけではありません。至極真っ当に代を重ねての孫です。ヒロインは高3の時に妊娠・出産をするも、相手とは結婚せずに母親の助けを借りながらシングルマザーとして過ごします。そして育った娘は、16歳にして結婚相手を見つけて来て、間もなく妊娠・出産。かくしてヒロインは36歳にして祖母となったのでした。


 メンズ雑誌の編集部にコネで運よく採用されて、そこでひょんなことから年下のモデル君に気に入られて告白をされて「こんな私なのにどうしよう!?」と戸惑う。さらには別で知り合った、これまた年下のツンツン男性絵本作家とも急接近して……という、なかなか最近見ないくらいの都合の良いストーリー。「普通な私が、ステージが上の男の子に見初められてさて困った」というのは、ちょっと前の少女マンガでよく見られた展開で、最近では「今日は会社休みます」で、再び熱を帯びてきた429という印象があります。また絵柄は見てもらえればわかる通り、どこまでも水沢めぐみ先生で、黄金期のりぼんを彷彿とさせます。展開・絵柄共に全く刷新されることなく、ある種手垢さえついているような構成なのですが、それらがありつつも単なる“回顧系”の作品としていないのは、「ヒロインが36歳にして孫持ちである」という設定があるからにつきます。この一点だけで全てを支え、突破するというものすごいパワープレイな印象のある非常に潔い作品。で、自分はその設定が気になってまんまと手に取ってしまったので、もう完全に術中にハマっているというワケですね、はい。

 家ではヒロインの母に、娘、孫、そして娘の旦那と一緒に5人で暮らしており、祖母という立場ながらも自身の母も健在ですので、その続柄らしい立ち居振る舞いはあまりありません。むしろ母がいるせいか、36歳という年齢の割に幼く自立しきれていない印象で、見ていて心配になるぐらいにはガードが甘いです。ユルいというか、アホそうというか。孫がいるということでの円熟味というか、苦労みたいなものが表立って出て来ていないのは、それこそ「理由あって」のことなのでしょうか。

 モデルの男の子に言い寄られていますが、もちろんそれは孫がいるなんて知らないから。また年齢もサバ読んでいるという。一方でもう一人の相手役候補はひょんなことから全て知っているという状況で、最初の印象が良くないところなどを見ても、どう考えてもこちらが相手本線だろうという(孫持ちという設定以外は全て少女マンガのお約束を進むのであれば)。正直これ以上語ることがないくらい、孫がいる設定以外の部分では既存ルートの踏襲なので、ある意味それも時にネタ的に、時に懐かしみながら楽しむことができるかと思います。「心がポキッとね」の山口智子さんを見るような気持ちでしょうか……(この例えは正しいのだろうか)。


日南子さんの理由アリな日々0001
ほとばしる80~90年代感。


 物語的には、孫がいるのが周知の事実になってからの方がきっと面白いと思いますので、そちらでの広がりを期待したいと思います。


【男性へのガイド】
→ザ・少女マンガという展開に、36歳孫ありヒロインというイロモノなんですが、普通だったら振り落とされそうな予感が。ともあれ水沢めぐみ先生だとか、りぼん黄金期の少女マンガ群を愛している人などは結構楽しめるのでは。
【感想まとめ】
→正直別にめちゃくちゃ面白いとか感動したとかはないのですが、謎の満足感と「負けた」という感覚がすごい。またすごい作品を拾っちゃったなというか。


作品DATA
■著者:水沢めぐみ
■出版社:小学館
■レーベル:フラワーコミックス
■掲載誌:姉プチ
■既刊1巻
■価格:円+税


■試し読み:第1話
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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
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王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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