作品紹介→*新作レビュー*南波あつこ「隣のあたし」
2巻レビュー→近くにいる者が勝つという、シンプルな構図 《続刊レビュー》「隣のあたし」2巻
3巻レビュー→仁菜はこんなに成長してるってのに、京介は…《続刊レビュー》「隣のあたし」3巻
4巻レビュー→三宅君は期待以上の働きをしてくれたと思うんだ:南波あつこ「隣のあたし」4巻
5巻レビュー→よし、三宅君をヒーローにしよう!:南波あつこ「隣のあたし」5巻
関連作品レビュー→南波あつこ「スプラウト」
南波あつこ「隣のあたし」(6)
なんでいつも
橘先輩のこと見てんの?
■6巻発売しました。
京ちゃんのことはすっぱりと諦めて、自分に誠実に気持ちを向けてくれる三宅と向き合って行くことを決めた仁菜。しかし京介は、三宅との恋に夢中になっていく仁菜に、苛立ちを隠せない。いつもと違う京介に、心が揺れる仁菜。そして事件は、夏休みでの学習合宿にて発生する…!
~わかりすぎて困るシャンプーのかほり~
さて、三宅君が頑張る中、最低男の匂いをプンプンに漂わせている京ちゃん。今回も三宅君無双かと思いきや、京ちゃん、三宅くん、双方揃ってぽかをしました。って中3にして二人の男から押し倒されそうになるってもの凄い体験ですよ、仁菜さん。一体どんなマジックを…と思ったら、三宅君がそのネタばらしをしておりました。

シャ
シャンプーの匂いがするから…
これは仕方ないです。仕方ないです。もう、なんであんなに女の人ってシャンプーの良い香りがするんでしょうか。どう考えてもシャワー浴びてから時間経ってるはずなのに、いつまでも甘いいい匂いが…。背が低かったりすると、丁度鼻の位置に女の人の頭や髪の匂いが香りやすかったりして、もうね。今でこそそういうものなんだと、多少耐性はついてはいますが、中学の時なんかは兵器かってくらいにドキドキしたものです。そりゃあ三宅君も耐えられない。ましてや洗い髪でちょっと濡れた中ですから、むしろ鼻息を荒げずにいたことを褒めてやりたいくらいです。
~この作品の一番のイケメンは京ちゃんの弟に決定しました~
さて、そんなだらしのない一面を見せた三宅君。それはそれで彼の魅力であるのですが、やはりプレイボーイというか、イケメン的要素に欠ける部分があるのも確か。それに京ちゃんは、絶賛評価下降中。第三の男、久米川も未練たらしく元カノの女子高生に電話したり。もうね、まともなヒーローいないんかい、って感じですが、そんな中、唯一イケメン/プレイボーイっぷりを発揮した人物がいましたよ。それが、京介の弟・圭介

・食事を摂らなかった姉を心配して、おだんごを持ってくる優しさ
・思い悩んでることを見通して心配する思いやり
小学生(あれ、中学生でしたっけ?)ですよ、小学生がこんなことしちゃうってすごくないですか!?一番多感な時期で、年頃の女の子との仲なんて俄然悪くなっていく時期です。それでこんな行動ができちゃうってんだから、本当にカッコいいな、圭介は。どう考えても「隣のあたし」で一番のイケメンは圭介です。将来が楽しみです。
~野球で守備出すってのはさすが~
今回京ちゃんのカッコ良さを演出するシーンとして、野球での活躍が描かれたのですが、描かれたプレーがバッティングではなく、守備でのバックホームというところが粋ですね。私も野球やっていたのですが、野球知らない人に守備でカッコ良さってなかなか伝わらないもので、やっぱり何かとアピールするとなると、バッティング、こと知らない人にとってはホームランが描かれがちなんですよ。そんな中、敢えてセンターのバックホームを選ぶ南波先生、素敵です。しかしこれでどれだけの人に伝わったのだろう。。。
■購入する→Amazon
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3巻レビュー→仁菜はこんなに成長してるってのに、京介は…《続刊レビュー》「隣のあたし」3巻
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5巻レビュー→よし、三宅君をヒーローにしよう!:南波あつこ「隣のあたし」5巻
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なんでいつも
橘先輩のこと見てんの?
■6巻発売しました。
京ちゃんのことはすっぱりと諦めて、自分に誠実に気持ちを向けてくれる三宅と向き合って行くことを決めた仁菜。しかし京介は、三宅との恋に夢中になっていく仁菜に、苛立ちを隠せない。いつもと違う京介に、心が揺れる仁菜。そして事件は、夏休みでの学習合宿にて発生する…!
~わかりすぎて困るシャンプーのかほり~
さて、三宅君が頑張る中、最低男の匂いをプンプンに漂わせている京ちゃん。今回も三宅君無双かと思いきや、京ちゃん、三宅くん、双方揃ってぽかをしました。って中3にして二人の男から押し倒されそうになるってもの凄い体験ですよ、仁菜さん。一体どんなマジックを…と思ったら、三宅君がそのネタばらしをしておりました。

シャ
シャンプーの匂いがするから…
これは仕方ないです。仕方ないです。もう、なんであんなに女の人ってシャンプーの良い香りがするんでしょうか。どう考えてもシャワー浴びてから時間経ってるはずなのに、いつまでも甘いいい匂いが…。背が低かったりすると、丁度鼻の位置に女の人の頭や髪の匂いが香りやすかったりして、もうね。今でこそそういうものなんだと、多少耐性はついてはいますが、中学の時なんかは兵器かってくらいにドキドキしたものです。そりゃあ三宅君も耐えられない。ましてや洗い髪でちょっと濡れた中ですから、むしろ鼻息を荒げずにいたことを褒めてやりたいくらいです。
~この作品の一番のイケメンは京ちゃんの弟に決定しました~
さて、そんなだらしのない一面を見せた三宅君。それはそれで彼の魅力であるのですが、やはりプレイボーイというか、イケメン的要素に欠ける部分があるのも確か。それに京ちゃんは、絶賛評価下降中。第三の男、久米川も未練たらしく元カノの女子高生に電話したり。もうね、まともなヒーローいないんかい、って感じですが、そんな中、唯一イケメン/プレイボーイっぷりを発揮した人物がいましたよ。それが、京介の弟・圭介

・食事を摂らなかった姉を心配して、おだんごを持ってくる優しさ
・思い悩んでることを見通して心配する思いやり
小学生(あれ、中学生でしたっけ?)ですよ、小学生がこんなことしちゃうってすごくないですか!?一番多感な時期で、年頃の女の子との仲なんて俄然悪くなっていく時期です。それでこんな行動ができちゃうってんだから、本当にカッコいいな、圭介は。どう考えても「隣のあたし」で一番のイケメンは圭介です。将来が楽しみです。
~野球で守備出すってのはさすが~
今回京ちゃんのカッコ良さを演出するシーンとして、野球での活躍が描かれたのですが、描かれたプレーがバッティングではなく、守備でのバックホームというところが粋ですね。私も野球やっていたのですが、野球知らない人に守備でカッコ良さってなかなか伝わらないもので、やっぱり何かとアピールするとなると、バッティング、こと知らない人にとってはホームランが描かれがちなんですよ。そんな中、敢えてセンターのバックホームを選ぶ南波先生、素敵です。しかしこれでどれだけの人に伝わったのだろう。。。
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