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Tag [オススメ] 2009.03.05
金色のコルダ呉由姫「金色のコルダ」


せっかくこんなに
楽しくてかわいい曲なんだから
自分がもっと楽しまなくちゃ



■12巻発売です。
 日野香穂子は、星奏学園普通科に通う女子高生。普通科の生徒として日々平穏に過ごしていたのだが、ある日なぜか学内の音楽コンクールにノミネートされてしまう。楽器なんて何一つやったことがないのに、何故?突然のことに困惑する香穂子だったが、さらに目の前に音楽の妖精なんてものが現れる。大混乱の香穂子をよそに、妖精は魔法のバイオリンを手渡す。弾き方を知らずとも、気持ちに共鳴して自然と弾けるようになるというそのバイオリンを使って、コンクールに参加しろと言うのだ。その日から、変わり者揃いの音楽科の生徒たちとの日々が始まった!!

 人気ゲームのコミカライズ版です。いわゆる乙女ゲーってヤツですかね?アニメ化もされてかなり認知度は高いんじゃないでしょうか。
 さてお話の方はというと、音楽は素人のヒロイン香穂子が、妖精から魔法のバイオリンを授かりコンクールに挑戦する(というかさせられる)という内容。コンクール参加資格は音楽の妖精の姿が見えることで、彼女以外の5人は全員音楽科の生徒。そのハンデを埋めるための措置が、魔法のバイオリンというわけ。音楽科の生徒以外にも、普通科でサッカー部の生徒・土浦くんなんてキャラもいたりします(とはいえピアノの名手だったりするわけですが)。
 

金色のコルダ
妖精が見えてしまったがばかりに参加させられてしまう。


 基本乙女ゲーですから男の子はいっぱい出てきます。とはいえクセの強いキャラってワケじゃない(変わり者ではあるけれど)ので、男性が読んでもそこまで拒否反応は起こらないんじゃないかと。白泉社の学園もので、「S.A」って作品もありますが、個人的にはこちらの方が好き。


【オトコ向け度:☆☆   】
→気になる方はまずアニメをチェックしてみては?それなりに見やすい内容だとは思います。
【私的お薦め度:☆☆☆☆ 】
→アニメ化もしてますし、個人的にも楽しめているので。私は火原先輩派です。


作品DATA
■著者:呉由姫
■出版社:白泉社
■レーベル:花とゆめCOMICS
■掲載誌:LaLa(平成15年10月号~連載中)
■既刊12巻

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コメント

初めまして<(_ _)>
今度買う最新巻を吟味していたところ、ここを見つけました。
「金色のコルダ」を「S.A」よりも好きといえるとは凄いですね。これは信用できる!と思いました(勝手に(´▽`)*+。
金色のコルダ自体はあまり思い入れはないのですが、あの独特な雰囲気を誰から見ても無難なS.Aよりも、という辺りに惹かれ。
何か色々文章が乱れてますが、とにかく感動したと言いたいというのが趣旨でして。
丁寧な解説、とても参考になりました。今後も選ぶ際にはぜひ伺わせて下さい。
それでは(´¬`)ノ
From: ame * 2009/04/14 18:17 * URL * [Edit] *  top↑
コメントありがとうございます。

「S.A」と「金色のコルダ」ですが、両方とも非現実的な話なのだから、変に現実に留めずにファンタジーにしてしまう「コルダ」の方が気持ちいい、とただそれだけの理由なんです。
なんかすみません(・・。)ゞ
そもそもこの二つを比較対象にして良いものかどうかも怪しいのですが(笑)

参考にしていただけたのでしたら、この上なく嬉しいですヽ(^◇^*)/ ワーイ
是非ともまた足を運んでください!ありがとうございました!
From: いづき * 2009/04/14 22:04 * URL * [Edit] *  top↑
こんにちは。

この作品、気になってたのですが、「乙女ゲームで男の子がいっぱい登場」というのでちょっと敬遠してました。
(ほかに読んでみたい作品が多くて後回しになってたってこともあるのですけど)
実際に読んでみると、そのあたりはぜんぜん気にならないですね。

しかし、魔法のバイオリンってのはインチキですね。

妖精がでてきて魔法のバイオリン・・・って最初はファンタジーっぽくていいかなぁと思ったのですけど、読み進めてみるとリリの出番は極少だし、「インチキ」を自分の中で消化しきれず(香穂子自身も罪悪感を覚えていたようですが)、ずっとひっかかって作品自体も楽しめませんでした。

最終セレクションあたりからは、面白くなってきましたけどね。
月森くんが香穂子のバイオリンの弦を張り替えるシーンとか、月森くんのアドバイスで香穂子が弾けたと喜ぶシーンとか、いいですね。

そういうわけで、私は月森くん派。
恋愛に不器用そうなところが○。
From: しろくま * 2010/06/11 01:29 * URL * [Edit] *  top↑
魔法のバイオリンのことがバレずに進むことに関しては、賛否両論あるみたいですね。
From: いづき * 2010/06/11 07:36 * URL * [Edit] *  top↑

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