作品紹介→宮坂香帆「僕達は知ってしまった」
7巻レビュー→魅力再考…したかった《続刊レビュー》宮坂香帆「僕達は知ってしまった」
8巻レビュー→兄貴に全部持ってかれた《続刊レビュー》「僕達は知ってしまった」8巻
9巻レビュー→ダレルるかと思ったら、予想外に面白かったです:宮坂香帆「僕達は知ってしまった」9巻
10巻レビュー→まさにバカップルである:宮坂香帆「僕達は知ってしまった」10巻
宮坂香帆「僕達は知ってしまった」(11)
こんな誕生日も悪くないか
■11巻発売です。
別れて以降、意識しつつもギクシャクしたままだった小鳥と雪斗。けれども思い切って誘ったお祭りをきっかけに、二人の仲は修正。やっとふたりは想いを伝え合い、仲直りをする。そして、風邪をひいてしまったことりのお見舞いに行った雪斗は、熱のせいかやけに積極的なことりを前に、我慢の限界…!?
~表紙が~
まず表紙についてどう突っ込もうかって話なわけですが、ついに表紙ですよ、ケンケン。ピンクベースに無意味な羽毛、そして裸。もう擬人化ならどうにでもしてやれという、宮坂先生の意気込みを感じます。先生からのメッセージでは「犬Ver.ケンケンと擬人化ケンケン…どちらをメインにしようか迷いましたが。とりあえず擬人化で」そもそも表紙にするところで迷わなかったのだろうかっていう突っ込みは良いですか、そうですか。しかも「とりあえず」という言葉が使われているあたり、あれもしかしてさらに長期化すれば2度目の登場も夢じゃないってことですか…?
~密着!密着!密着!の11巻~
今回は全編通して、密着密着密着の巻となっておりました!しかも二人仲直りしてからのあれこれですから、当然ニヤニヤ度も増してくるわけで。もう端から見たら「お前ら何やってるんだよ(笑)」って感じなのですが、当事者たちはそんなラブラブムードを見せつけようなんて一ミリも思っていないわけで、その分余計に滑稽でそしてお腹いっぱい(笑)そんな滑稽だけどとってもうらやましいラブラブっぷりが一番発揮されたのが、雪斗の家で料理を作ることになったとき。煮立ちすぎたコンロの火を消したあと…

※お台所です
もうこれ東京ガスのあのCMのBGMしか流れてこないっていう
しかしそれだけじゃないんです。こんなのはほんのジャブ程度のもの。というかこの一件があったために、お互い一層にテンパリ、ことりも雪斗もわけのわからない大胆行動に出始めます。そう、ガスが点火されたかのように(よくわからない例え)
まずはことりの攻撃。汗をかいてきた雪斗の様子を見て、優しく汗を拭いてあげるのですが、勢い余ってはだけた胸にまで手を…。めちゃくちゃ意識している雪斗に対して、無自覚でいることりの鈍感っぷりが凄くいい。すごく。しかしそんなことりも、すぐに無自覚ではいられないことに。今までやられっぱなしであった雪斗が、こんな暴挙に出ます。

脱いだ !
しかもこのとき、二人はフライパンでひき肉を炒めているところ。ええ、めちゃくちゃ油が跳ねます。「ドントクライガール」(→レビュー)で圧倒的裸族っぷりを発揮した舛田さんも、お料理する時だけは、絶対にエプロンをしていました。それほどまでに、裸と油は相性が悪いわけで、どう考えてもこれはアホな行動なのですが、「油飛ぶじゃん」などと冷静な対処であしらえる程、ことりに余裕もあるわけなく、状況はますますワケの分からない方向に。それでもギリギリのところで、雪斗がふんばりました(へたれました)。とりあえずシャワーへ一時避難。しかし彼の闘争心は衰えてはいないわけですよ。このシャワーを、決して「頭を冷やすため」のシャワーにせず、あわよくば「これから起こるイベントのため」のシャワーにしようと、想いを巡らせます。

触りたい
キスしたい
エロいことしたいっ(←漫画用にぼやかしてるんじゃなくて、変なところが無駄にピュアなヘタレ君は、セックスだエッチだじゃなく、脳内でも本当にこう言っている気がする
でもガツガツしてると思われたくねぇっ
いやぁ、この葛藤がすごい面白い(笑)結局答えは出ず、普通に風呂を出るわけですが、戻ってもなお上半身は裸であり、こう流行る気持ちと火照った身体を抑えられない感じがしてすごく良いです。まぁ最後はあんな形ではありましたが、こういういっぱいいっぱいでもにゃもにゃするシーンというのは大好物ですので、これだけと言わず是非またやって頂きたいところです(笑)しかしキスの現場を兄に見られるってのはどうなんでしょうか。身内に見られる恥ずかしさって、尋常ではない気がするのですが、その辺意外とさらっと流されたので、不思議な兄弟関係なのかな、とか思ってしまったり。いや、多分そんなこと考える余裕もなかったのか。
~「高2の時、相手の家で」の難しさ~
その後校内でもいちゃつきやがって(ひどい言い回し)、もう残すところは一つだけなのですが、オーソドックスな場所である、お互いの家というのは結構難しそうな雰囲気が漂っております。というのも両家には、大魔神佐々木もびっくりな、炎のストッパーがいるため。一人は再三セーブポイントを挙げている、梶家(両方梶家ですけど)の長男。もうこの人がいる限り、雪斗の家では絶対に無理な気がしますよ。そして一方のことりの家にも、ケンケンという不動の門番が。犬ってすごくお客さんのいるところに来たがりますよね(笑)妹が家に彼氏を連れてきたとき、何度も妹の部屋に愛犬が突入して行って非常に迷惑がられていたのを覚えております。もちろん自分も被害には…。ましてや雪斗とケンケンは折り合いが悪そう。さてどうなることやら。最後雪斗が「俺んち寄ってく?」と締めますが、これ絶対に未遂フラグだと思う(断言)
■購入する→Amazon
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7巻レビュー→魅力再考…したかった《続刊レビュー》宮坂香帆「僕達は知ってしまった」
8巻レビュー→兄貴に全部持ってかれた《続刊レビュー》「僕達は知ってしまった」8巻
9巻レビュー→ダレルるかと思ったら、予想外に面白かったです:宮坂香帆「僕達は知ってしまった」9巻
10巻レビュー→まさにバカップルである:宮坂香帆「僕達は知ってしまった」10巻

こんな誕生日も悪くないか
■11巻発売です。
別れて以降、意識しつつもギクシャクしたままだった小鳥と雪斗。けれども思い切って誘ったお祭りをきっかけに、二人の仲は修正。やっとふたりは想いを伝え合い、仲直りをする。そして、風邪をひいてしまったことりのお見舞いに行った雪斗は、熱のせいかやけに積極的なことりを前に、我慢の限界…!?
~表紙が~
まず表紙についてどう突っ込もうかって話なわけですが、ついに表紙ですよ、ケンケン。ピンクベースに無意味な羽毛、そして裸。もう擬人化ならどうにでもしてやれという、宮坂先生の意気込みを感じます。先生からのメッセージでは「犬Ver.ケンケンと擬人化ケンケン…どちらをメインにしようか迷いましたが。とりあえず擬人化で」そもそも表紙にするところで迷わなかったのだろうかっていう突っ込みは良いですか、そうですか。しかも「とりあえず」という言葉が使われているあたり、あれもしかしてさらに長期化すれば2度目の登場も夢じゃないってことですか…?
~密着!密着!密着!の11巻~
今回は全編通して、密着密着密着の巻となっておりました!しかも二人仲直りしてからのあれこれですから、当然ニヤニヤ度も増してくるわけで。もう端から見たら「お前ら何やってるんだよ(笑)」って感じなのですが、当事者たちはそんなラブラブムードを見せつけようなんて一ミリも思っていないわけで、その分余計に滑稽でそしてお腹いっぱい(笑)そんな滑稽だけどとってもうらやましいラブラブっぷりが一番発揮されたのが、雪斗の家で料理を作ることになったとき。煮立ちすぎたコンロの火を消したあと…

※お台所です
もうこれ東京ガスのあのCMのBGMしか流れてこないっていう
しかしそれだけじゃないんです。こんなのはほんのジャブ程度のもの。というかこの一件があったために、お互い一層にテンパリ、ことりも雪斗もわけのわからない大胆行動に出始めます。そう、ガスが点火されたかのように(よくわからない例え)
まずはことりの攻撃。汗をかいてきた雪斗の様子を見て、優しく汗を拭いてあげるのですが、勢い余ってはだけた胸にまで手を…。めちゃくちゃ意識している雪斗に対して、無自覚でいることりの鈍感っぷりが凄くいい。すごく。しかしそんなことりも、すぐに無自覚ではいられないことに。今までやられっぱなしであった雪斗が、こんな暴挙に出ます。

脱いだ
しかもこのとき、二人はフライパンでひき肉を炒めているところ。ええ、めちゃくちゃ油が跳ねます。「ドントクライガール」(→レビュー)で圧倒的裸族っぷりを発揮した舛田さんも、お料理する時だけは、絶対にエプロンをしていました。それほどまでに、裸と油は相性が悪いわけで、どう考えてもこれはアホな行動なのですが、「油飛ぶじゃん」などと冷静な対処であしらえる程、ことりに余裕もあるわけなく、状況はますますワケの分からない方向に。それでもギリギリのところで、雪斗がふんばりました(へたれました)。とりあえずシャワーへ一時避難。しかし彼の闘争心は衰えてはいないわけですよ。このシャワーを、決して「頭を冷やすため」のシャワーにせず、あわよくば「これから起こるイベントのため」のシャワーにしようと、想いを巡らせます。

触りたい
キスしたい
エロいことしたいっ(←漫画用にぼやかしてるんじゃなくて、変なところが無駄にピュアなヘタレ君は、セックスだエッチだじゃなく、脳内でも本当にこう言っている気がする
でもガツガツしてると思われたくねぇっ
いやぁ、この葛藤がすごい面白い(笑)結局答えは出ず、普通に風呂を出るわけですが、戻ってもなお上半身は裸であり、こう流行る気持ちと火照った身体を抑えられない感じがしてすごく良いです。まぁ最後はあんな形ではありましたが、こういういっぱいいっぱいでもにゃもにゃするシーンというのは大好物ですので、これだけと言わず是非またやって頂きたいところです(笑)しかしキスの現場を兄に見られるってのはどうなんでしょうか。身内に見られる恥ずかしさって、尋常ではない気がするのですが、その辺意外とさらっと流されたので、不思議な兄弟関係なのかな、とか思ってしまったり。いや、多分そんなこと考える余裕もなかったのか。
~「高2の時、相手の家で」の難しさ~
その後校内でもいちゃつきやがって(ひどい言い回し)、もう残すところは一つだけなのですが、オーソドックスな場所である、お互いの家というのは結構難しそうな雰囲気が漂っております。というのも両家には、大魔神佐々木もびっくりな、炎のストッパーがいるため。一人は再三セーブポイントを挙げている、梶家(両方梶家ですけど)の長男。もうこの人がいる限り、雪斗の家では絶対に無理な気がしますよ。そして一方のことりの家にも、ケンケンという不動の門番が。犬ってすごくお客さんのいるところに来たがりますよね(笑)妹が家に彼氏を連れてきたとき、何度も妹の部屋に愛犬が突入して行って非常に迷惑がられていたのを覚えております。もちろん自分も被害には…。ましてや雪斗とケンケンは折り合いが悪そう。さてどうなることやら。最後雪斗が「俺んち寄ってく?」と締めますが、これ絶対に未遂フラグだと思う(断言)
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