作品紹介→ *新作レビュー*田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」
2巻レビュー→青春とは身勝手なものである《続刊レビュー》「君じゃなきゃダメなんだ」2巻
3巻レビュー→ガムテごしのキスとかエロすぎだろ…:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」
4巻レビュー→無防備にエロを振りまくヒロインてのも…:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」4巻
5巻レビュー→もはやパンツにしか気が向かない:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ」5巻
6巻レビュー→スカートと重力に見る、ヒロインの心:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ」6巻
7巻レビュー→ベルト紐に指を…恐ろしい子…!:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ」7巻
田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」(9)
紅くんの手は
ポカポカして気持ちいい
■9巻発売、完結しました。
蒼のキス、そして衝撃の告白にショックを受ける菜花。家に帰れない菜花の前に現れたのは…紅?それとも蒼?イケメン義兄2人との共同生活恋物語、ついに完結!
~最後まで買っちゃったよ…~
完結しました。9巻まで出ましたよー。正直ずっと「なんで買ってんだろ…」ってぐらいの勢いだったのですが、見かけると真っ先に手を伸ばしているという不思議。べ、別にパンチラが楽しみだったとかじゃないんだからねっ!というわけで、めでたく完結しました。正直9巻まで続くとは思っていなかったので驚きです。1巻から大きく状況が変わったのかと言われるとそうでもない気もするのですが(笑)さて、今回は蒼から衝撃の告白を受けてスタート。最終巻にて「実は蒼も血がつながっていない」という事実を知らされます。
~かませ犬にすらなれなかった蒼の采配ミス~
えーとね、遅い。もう再三「蒼動き出すの遅せーんだよ!」と書いてきたわけですが、この“最終巻!”の文字を帯で見てからこんな告白されても、「え、今?」と言わざるを得ないという。だってここで蒼と血がつながっていないってわかったとしても、残り1巻で「はい、じゃあ蒼にします」なんて絶対なんないもの!(机を叩きながら)。かませ犬ってのはこう、相手が揺れている時に想いを告げて、「もしかしたら…」という可能性を10%くらい残しておいてやっぱり玉砕するというパターンを踏むからこそ美しいと思うのですが、この場合もう0%だよねっていう。。。もうちょっと早くにこのカードを切っていれば、蒼ももうちょっと紅相手に健闘できたかもしれないっていうのに…。なんだか阪神は真○監督の采配を見ているようですな。結果最後の最後でもう一度懸けに出るも…
あの菜花が全く取り乱すことなく平然と返答
蒼さん…(´;ω;`)ウッ もはやどうあがいたって無理。むしろこれでしっかりと諦めることができたでしょう。なんかホントに、毒にも薬にもなれなかった感のある蒼さん、、、ホントお疲れさまでした。。。なんか誰にも当たれず、悔しい顔しながら影で壁殴ってるイメージしかないですよ(そんなシーンあったかわからないけれど)
~パンツ漫画のイメージしかありませんでしたが…~
さて、本作といえばパンツですが(失礼なカテゴライズ)、残念ながら(?)パンチラはありませんでした。。。けれども、まぁなんというか、やっぱりエロはありましたよ、と。雨の中で紅と再会してそのままホテルへ…
朝チュン
そういえば少女マンガで良くある展開として、急に雨降ってきちゃってしかも家に帰れなくてとりあえずラブホテル…って展開があるのですが、これってどういう流れでそうなるんですか?少女マンガ読んでると何か普通に思えるんですけど、これって普通にありえなくないですか?(今更)。さて、だいぶ話が逸れてしまいましたが、戻しましょう。ここ最近の少女マンガは、エロとプラトニックが二極化していて、こと王道路線の少女漫画についてはやたらとイノセンスにプラトニックに…という流れが顕著になっていました。そんな中、久々にこういう展開を見たな、と。もちろん珍しいものではないのですが、割と巻数を重ねている人気作、ことマーガレットでこういう展開ってのが。
なんてここで収まる田島みみ先生ではありません。朝チュンなんて如何せん前菜にすぎないのですよ。この後さらなる展開が待っていました。お墓参りからの温泉宿泊にて、お約束の…
これなんのエロ漫画だよ…
混浴と知らずバッタリはち合わせ。そこからシリアス(決してエロではない)な雰囲気になって、感動のキスまで。。。高校生同士で混浴ではち合わせとか、なんとも羨ましい限りですが、自分が高校生の時にこんなシチュエーションに出くわしたとしても、諸事情により身動きとれないと思います。ここで動ける紅くん、やっぱりすごいなぁ。全く最後の最後まで、色々な意味で目を引かせてくれた本作、ラストもこういう展開にはお約束のまとめで、なんとも懐かしさを覚える読後感でした。ベタといえばベタなのですが、重ねた時間が長いからこそこういったベタもまた生きるというもので。少女マンガを愛する人にこそ、快く受け入れられるようなお話だったなぁ、と改めて思いました。最後までツッコミつつのレビューだったのはかなり失礼な気もするのですが、そういう楽しみ方もまた一つ許していただければ。。。というわけで、田島先生の次回作にも期待です!
■購入する→Amazon
2巻レビュー→青春とは身勝手なものである《続刊レビュー》「君じゃなきゃダメなんだ」2巻
3巻レビュー→ガムテごしのキスとかエロすぎだろ…:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」
4巻レビュー→無防備にエロを振りまくヒロインてのも…:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」4巻
5巻レビュー→もはやパンツにしか気が向かない:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ」5巻
6巻レビュー→スカートと重力に見る、ヒロインの心:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ」6巻
7巻レビュー→ベルト紐に指を…恐ろしい子…!:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ」7巻
田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」(9)
紅くんの手は
ポカポカして気持ちいい
■9巻発売、完結しました。
蒼のキス、そして衝撃の告白にショックを受ける菜花。家に帰れない菜花の前に現れたのは…紅?それとも蒼?イケメン義兄2人との共同生活恋物語、ついに完結!
~最後まで買っちゃったよ…~
完結しました。9巻まで出ましたよー。正直ずっと「なんで買ってんだろ…」ってぐらいの勢いだったのですが、見かけると真っ先に手を伸ばしているという不思議。べ、別にパンチラが楽しみだったとかじゃないんだからねっ!というわけで、めでたく完結しました。正直9巻まで続くとは思っていなかったので驚きです。1巻から大きく状況が変わったのかと言われるとそうでもない気もするのですが(笑)さて、今回は蒼から衝撃の告白を受けてスタート。最終巻にて「実は蒼も血がつながっていない」という事実を知らされます。
~かませ犬にすらなれなかった蒼の采配ミス~
えーとね、遅い。もう再三「蒼動き出すの遅せーんだよ!」と書いてきたわけですが、この“最終巻!”の文字を帯で見てからこんな告白されても、「え、今?」と言わざるを得ないという。だってここで蒼と血がつながっていないってわかったとしても、残り1巻で「はい、じゃあ蒼にします」なんて絶対なんないもの!(机を叩きながら)。かませ犬ってのはこう、相手が揺れている時に想いを告げて、「もしかしたら…」という可能性を10%くらい残しておいてやっぱり玉砕するというパターンを踏むからこそ美しいと思うのですが、この場合もう0%だよねっていう。。。もうちょっと早くにこのカードを切っていれば、蒼ももうちょっと紅相手に健闘できたかもしれないっていうのに…。なんだか阪神は真○監督の采配を見ているようですな。結果最後の最後でもう一度懸けに出るも…
あの菜花が全く取り乱すことなく平然と返答
蒼さん…(´;ω;`)ウッ もはやどうあがいたって無理。むしろこれでしっかりと諦めることができたでしょう。なんかホントに、毒にも薬にもなれなかった感のある蒼さん、、、ホントお疲れさまでした。。。なんか誰にも当たれず、悔しい顔しながら影で壁殴ってるイメージしかないですよ(そんなシーンあったかわからないけれど)
~パンツ漫画のイメージしかありませんでしたが…~
さて、本作といえばパンツですが(失礼なカテゴライズ)、残念ながら(?)パンチラはありませんでした。。。けれども、まぁなんというか、やっぱりエロはありましたよ、と。雨の中で紅と再会してそのままホテルへ…
朝チュン
そういえば少女マンガで良くある展開として、急に雨降ってきちゃってしかも家に帰れなくてとりあえずラブホテル…って展開があるのですが、これってどういう流れでそうなるんですか?少女マンガ読んでると何か普通に思えるんですけど、これって普通にありえなくないですか?(今更)。さて、だいぶ話が逸れてしまいましたが、戻しましょう。ここ最近の少女マンガは、エロとプラトニックが二極化していて、こと王道路線の少女漫画についてはやたらとイノセンスにプラトニックに…という流れが顕著になっていました。そんな中、久々にこういう展開を見たな、と。もちろん珍しいものではないのですが、割と巻数を重ねている人気作、ことマーガレットでこういう展開ってのが。
なんてここで収まる田島みみ先生ではありません。朝チュンなんて如何せん前菜にすぎないのですよ。この後さらなる展開が待っていました。お墓参りからの温泉宿泊にて、お約束の…
これなんのエロ漫画だよ…
混浴と知らずバッタリはち合わせ。そこからシリアス(決してエロではない)な雰囲気になって、感動のキスまで。。。高校生同士で混浴ではち合わせとか、なんとも羨ましい限りですが、自分が高校生の時にこんなシチュエーションに出くわしたとしても、諸事情により身動きとれないと思います。ここで動ける紅くん、やっぱりすごいなぁ。全く最後の最後まで、色々な意味で目を引かせてくれた本作、ラストもこういう展開にはお約束のまとめで、なんとも懐かしさを覚える読後感でした。ベタといえばベタなのですが、重ねた時間が長いからこそこういったベタもまた生きるというもので。少女マンガを愛する人にこそ、快く受け入れられるようなお話だったなぁ、と改めて思いました。最後までツッコミつつのレビューだったのはかなり失礼な気もするのですが、そういう楽しみ方もまた一つ許していただければ。。。というわけで、田島先生の次回作にも期待です!
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