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2011.05.09
■連休限定で書いてきた雑記未満のグダグダ記事ですが、こちらで最後になります。もっと行けると思ってたんですけど、失速しました(笑)ということで、最後はこんな話。結構切実な悩みなのですが、特に答えも出ずの愚痴状態なので、軽く読み飛ばすことを推奨いたしますー。


 こんなブログやってることもあって、部屋には少女漫画が溢れかえっているわけですが(漫画レビューサイト管理人比でいくと、かなり少ない方だとは思いますが)、収納場所と同じく、見せ方もまた大きな悩みなわけでして。少女漫画って、基本的に赤が基調の統一カバーなので、すごく目立つんですよね。本屋に行っても、少女漫画コーナーだけ別世界のようにピンク赤ピンク赤という感じで、若干近づきにくい感があります。センスの良い本屋さんなどに行っても、例えば学術書や洋書が美しく収まっているのに、少女漫画のコーナーだけは、どうしても違和感を感てしまうことも多々あり…。ジュンク堂の新宿店とか、そんな感じ(超勝手な感覚)。

 そんな本棚が、そのまま我家にやってくるのですから、大変です。圧倒的存在感ですよ。もう開き直って、機能性重視で良いんじゃないの?なんて思われるかもしれんですが、当方25歳独身、一人暮らしは3年目、まだまだオシャレな部屋を諦めきれない年頃なんです!しかしあの赤い悪魔をどうインテリアとして見せれば良いのか…誰か何か良い例とかないですか。ないですか、そうですか。あの統一感を、上手くプラスにもって行ければ良いのではないかと思うのですが。。。
 
 そりゃあ似合う部屋ってのもあると思うんですよ。ファンシーな女の子っぽい部屋とか、かわいらしい物がいっぱいある部屋とか。背表紙のピンクや赤と調和する、暖色ベースのお部屋。でもその場合、絶対に気が休まらないと思いますし、むしろ違和感を醸し出すのは自分自身になるよね、っていう。もう、「あ、自分の部屋ですけど自分出てった方がいいですか?」みたいな。あーそうか、部屋とかじゃなく、そもそも私自身と少女漫画という物体がビジュアル的に水と油なのか…。もうどうしようもないですね!ハハ…!なんかオサレなデザイナーさんとかが、少女漫画を使った部屋とか提案してくんないですかね。。。

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2011.05.07
■当ブログでは「オススメ」タグなどを用いてあれやこれやと作品を紹介しているわけですが、実生活において特定の誰かに作品をオススメするということは殆どしません。というか、できることならばしたくないです。端的に言うならば、「怖い」のですよ。

 もしオススメした作品が、相手の気に召さなかった場合のことを考えると、どうしても。オススメする以上、その作品は自分が大好きな作品なわけで、万が一それが気に入ってもらえなかったら、ちょっと悲しいです。だから誰かに「オススメ作品教えて」なんて言われて、選ばざるを得ない状況になった場合は、絶対に一番好きな作品だけは避けます。別にケチってワケじゃなく、自分を守ってるんですって。だってこれ否定されたら、ホントちょっとどころじゃなく悲しいので。そしてオススメするときは、こんな感じになります。



※ありがちな8パターン※
1.「これとか…もしかしたら良いんじゃないかなぁ…?たぶん。」(←ぼやかす)


2.「これは…どうかわからないけど、とりあえず自分は好き。」(←「自分は」と言って保険をかける)


3.「○○が好きなら、同じ白泉社系がいいんじゃない?」(←とりあえずゾーン広めに)


4.「これは○○(相手が好きな作品)に似てると思うよー。」(←作品の面白さどうこうじゃなく、系統を重視しちゃう)


5.「これ、○○(共通の知人)が面白いって言ってたよ。」(←他人に責任をなすりつける)


6.「最近すごい人気らしいよ、これ。」(←とりあえず世間様を盾にする)


7.「これはこんなストーリーで…」(←あらすじだけ言って自分の意見は言わない)


8.「これ自分は面白かったけどなぁ、あんまりオススメはできないかなぁ。」(←慎重に行き過ぎた結果、オススメじゃないのばかり紹介しちゃう)
  
 
基本俯きがちに、スローに弱々しく喋る


友人「…(^_^;)」

 
 
 また少なからず「面白くない」と思わせる作品を読むことを、相手が望んだ形であるとはいえ、半ば強いてしまったというその状況が申し訳なくて。それにまだ「合わなかった」みたいな形で伝えてくれるなら幸せで、大抵の場合は、気をつかって合わなかったことを隠して「面白かった」なんて伝えちゃったりするんじゃないでしょうか。自分は少なからずそうなので、どうも薦めて感想聞いた際には疑心暗鬼になってしまうんですよね。「え、この『面白かった』はどっちだろう…」みたいに(笑)
 
 依頼されて特定の相手に作品を薦めるということは、それに対して少なからず責任を持つことである、という感覚があって、そのプレッシャーが自分にはキツいです。対してブログは、そういった双方向故に生じる責任的なものがないですから、すごく気楽です。ブログは「特定の誰か」ではなく、あくまで「不特定の誰でもない相手」に向けて発信しているわけで、相手を意識しないでいられますから。そこにあるのは、自分の中の感覚だけ。たまにコメント等で、「オススメされていたけど面白くなかった」みたいなお言葉を頂くことがあるのですが、「いや、別にあなたに向けて書いているわけではないので」と。
  
 というわけで、当ブログの「オススメ」というタグ・言葉は、「自分がどう思うか」のみで出来ている、かなり外部に投げかけるには無責任なものです。もう脊髄反射で出ちゃうぐらいで、女の子の言う「かわいい」程度の信頼感だと思って下さい(←女子に失礼)。ですので鵜呑みにせずに、用法用量を守って自己責任でお使いくださいね!丸ごと信じちゃダメ、ゼッタイ!

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2011.05.06
スクリーンキャプ



■ウチは一応こんなブログタイトル(ほぼ釣り)でやっているので、よく女性から「私は女なんですが…」という前置きからはじまるコメントを頂くことがあります。ところがこのブログを運営している自分の個人的な感覚からすると、むしろこのブログのお客様って、女性の方のほうが多いんじゃないかな、と感じています。実際に統計をとったわけでもないので、あくまで感覚ですが。その感覚を生み出す元となっているのが、アクセス解析でわかるブログトラフィックからです。


 ウチはカウンターは設置していないのですが、アクセス解析は設置しておりまして、どこから誰がやってきて、どこに出ていったということがわかるようになっています。ページ更新とかすると、右上に一瞬だけ小さなアイコンが出てくるやつです。そこで、例えば先月、お客さんがどのサイトからやって来たかを上位で並べると、こんな感じになります。
 

1.Yahoo!検索
2.日本版Google検索
3.ゴルゴ31さん
4.Google検索
5.yahoo!イメージ検索
6.痕跡症候群さん
7.biglobe検索
8.nifty検索
9.ボーイズラブを読む!さん
10.空夢ノート+さん
11.MOON CHRONICLEさん
12.楽天検索
13.マンガがあればいーのだ。さん
14.goo検索


 個人サイトの皆様。いつもありがとうございます!


 見て頂くとわかるように、ウチは検索エンジン経由のお客様が大半を占めています。特にbiglobeとかniftyとかプロバイダの検索窓があったり、「こんなのあるんだ…」という感じ。。。で、その際の検索ワードですが、上位は「少女漫画」「オトコでも読める」などが占めてはいるものの、少女漫画及び女性向け漫画の個別タイトルがロングテール的に大半を占めているという状況。そもそも男性が女性向け作品のタイトルを検索することは稀であると思われるので、自ずと女性の方が多んじゃないかな、という考えに。
 
 また検索エンジンも、Yahoo!経由が圧倒的に多く(Googleの1.5倍ぐらい)、凄く勝手なイメージなのですが、女性ってGoogleよりもYahoo!使ってるイメージが強く(そもそも日本の場合Yahoo!利用者が多いのですが)、やっぱり女性の方が多いのかな、と。そういえば両者の検索結果って、もう完全同期したのでしたっけ?単純にウチのブログがYahoo!と相性良いだけかもしれんのだと、書いてて思ったりしたのですが。
 
参考⇒Yahoo!とGoogleの検索ユーザ像
 
 

 というわけで、見るものに厳しい女性のお客様に見守られながらというのは少々プレッシャーに感じられるものの、ありがたい話でもあるわけで。これからもどうぞよろしくお願い致します。
…ということで、結論としては、
 
ブログタイトル変えたい…!
 

 え、そこ?と思われるかもしれませんが、結構これが悩みの種でして。大仰なブログタイトルが枷となって、最近身動きが取りづらく(笑)あと単純に長いっていう。ありがたくもリンクしていただいているブログ様のサイドバーのリンク集とか見ても、ウチの名前の長さが尋常じゃなく、飛び出てます。そしてゴルゴ31さんに取り上げられる際は、2行表記となってしまうのでブログ名が削られたり、痕跡症候群さんやむんくろさんでは2行で不格好という。ほんと申し訳ないなぁ、と。皆さんもしブログ始められる場合は、タイトルはできればキャッチーで短い方が良いですよ…!

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2011.05.03
■連休ということで、時間に多少余裕もあるので、うだうだと雑記めいたものを書こうとしてます。昨日あげた「僕等がいた」映画化についての話もそれです。基本的にはレビューのみコンテンツがあれば良いと思っているのですが、たまにはこういうこと書くのも良いかな、と。基本的にどうでも良い内容にするつもりですので、興味のない方は読み飛ばすのが良いかと思われますー。GW中にあと1回ぐらい書くかもです。

 というわけで、掲題の件(メールでよく使う言葉)。今年はじめにMAGネットにちょっとだけ出させて頂いたのですが、その際にその時の裏話でもあったら書いて欲しいとコメント頂いていたので、このタイミングで書こうかな、と思います。これでいつオファーが来ても大丈夫!


~オファーまで~
 結局自分の出演時間は1分弱でインタビューシーンオンリーと、非常に短かったらしいのですが、それだけでも結構色々と事前準備等しておりまして。結構大変だったのを覚えています。お話を頂いたのは、10月初旬頃で、ちょうど「このマンガがすごい!2011」(→紹介記事)のオファーの2日後ぐらいでした。タイミングがタイミングだったので、「これ誰かウチに恨みがある人がドッキリでやってるな…」とか本気で思っていました。確か内容は、年明けに女子マンガをメインとした番組を企画しているので協力してほしいという旨の内容。このとき失礼ながら、MAGネット知らなかったので、とりあえず軽い気持ちでOK出したの覚えています。
 

~打ち合わせで思ったこと~
 それからしばらく経って、担当の方と電話で話し、その後一度取材みたいな形で打ち合わせを行いました。その時2人ほど来られたのですが、すごいイケメンで、「業界人はすごいなぁ」とか思ったり。そのときコンセプトとして伝えられたのが、「少女漫画ではなく、女子マンガというコンセプトでいきたい」という話でした。実際の放送は恥ずかしくて見れていないのですが、大人になった女性や男性も読めるような間口の広い女性向け作品という位置付けという感じですかね。
 
 その時プロデューサーだかディレクター(よくわかってない)の方が具体的に出された作品名は「うさぎドロップ」(→レビュー)であるとか、「午前3時の無法地帯」(→レビュー)や「サプリ」(→レビュー)で(すみませんこれはある程度恣意的にピックアップしてます)、作家さんの特集にはおかざき真里先生を据えるとのお話が。たぶん番組企画の段階で、「女子マンガ」≒フィールヤングというイメージが強かったのかな、とお話をしていて感じました。その時話したことを列挙すると、こんな感じです。

・出版社毎の作品の特徴
・ガールズジャンプの話
・エロティクスFや、フェローズの話
・BL作家さんの女性向け一般誌進出
・少女漫画家さんの一般誌への流出
・ブログ運営や立ち上げのキッカケ等
・何をもって男性向けと判別してるのか
・性別越えて「マンガ好きへ」という時代になったとか
・当日来るゲストの話
・このマンガがすごい!2011について


 なんだかかなり好き勝手話させてもらいましたが、実際放送内容はどんな感じだったのですかね?
 
 で、その後女子マンガ愛好者として出演して欲しいというお話が。それまで特に考えてなかったのですが、結局出ることになりました。
 
 

~撮影当日(屋外)~
 撮影場所は自宅でした。前日仕事だったので、当日の午前中から必死に部屋の掃除をしていたのですが、予想外に早く到着されてですね、「やばいいいいいい」みたいな感じになってました。チャイム鳴った時点で、クイックルワイパーかけてましたからね。もう服とか髪型とか気にする余裕もなくて、とりあえずヒゲだけ剃って臨みました(アイコンで隠れたので無意味だったっぽい)。到着して早々に、部屋のセッティング。当初の予定は、本屋に買いに行って、その後更新風景を撮影し、インタビューという流れでした。というわけで、事前にアポをとってくださっていた近所の本屋へGO。普通の男性がマンガコーナーでうろうろしている姿を、カメラや機材を抱えたスタッフ数名が追ってくるという異様な光景で、めちゃくちゃ恥ずかしかったのを覚えています。なんかどこまでお店側に伝えてるのかわからないので、行きつけの本屋だったのですが、その後2か月ぐらいはなんか見られてる気がして通えませんでした(笑)今もちょっと意識しながら入ってます。少女漫画を買う恥ずかしさからはだいぶ遠ざかっていたのですが、ここに来て再び書籍購入段階で恥ずかしさを感じるという。この感覚、なかなか新鮮です。
 
 で、その後立ち姿を撮るために、屋外の日当りの良い場所へ。こう、静止画を撮るだけなのですが、そういう時に限っておばちゃんとかが通るわけですよ、手袋とかつけた自転車に乗ってる。「何の撮影かしら。芸能人?」とか話をしてるのが聞こえてきて、「ああ、すみませんめっちゃ普通の人です」みたいな。



~撮影当日(屋内)~
 その後は、部屋の中であれこれと指示の元撮影。更新風景を取ってもらったりしました。とりあえずイメージしていた流れとしては、「買ってきた本を読んで、更新」みたいな感じで、早速読むのですが、カメラを向けられている緊張感から、驚くほど頭に入ってきません(笑)そのあと更新もするのですが、驚くほど文章が出てこないという。ほんとうに、グルメレポーターとかすごいなぁ、と。もうアダルトビデオ関係の人とか神クラスですよ。どんな度胸だよっていう。ちなみにその時カメラマンさんから聞いた話では、食事している時と本を読むときってのが、撮られる側は緊張するそうです。
 
 その後はインタビュー。女子マンガ、女性向けマンガの良さや、オススメの作品について話しました。基本的にプレゼンが苦手で、人前に出て話すなんてのはもってのほかな人間なので、もうド緊張でした。聞いた話だと、オススメ作品についてはカットされていたみたいですが、「ちはやふる」「失恋ショコラティエ」「君の天井は僕の床」「&」などについてコメントしました。これらは向こうさんのチョイスだったのですが、これらは自分も男性にも親しみやすい作品群だと思っているので、気になった方は是非手に取ってみてください。

 最後には本棚接写など。その時に、中村明日美子先生の「呼び出し一」が置いてあって、その話で盛り上がったりと、担当の方はすごく気さくで楽しかったです。僕あのマンガに出てるんですよーとか、ニコニコしながら話したりして、人見知りするのですが、意外なほど無言な時間は少なかったように思います。

 というわけで、かれこれ4時間ぐらいかかったのかな?途中部屋のレイアウトを撮影しやすいように変えたり、照明の調整したりと、撮影の現場を間近で見れたのはすごく貴重な経験だったと思います。さすがにもう一度何かに出るなんてことはなさそうですが、今度はもうちょっとちゃんと動けるはずです(`・ω・´)  そうそう、後日放送日の案内が来て、また放送後に記念品とDVDが贈られてきました。DVDも単純にケースにCDがそのまま…って感じではなく、お手製のカバーが差し込まれていたりと、ちょっと感動しました(なら見ろよ)
 
 
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2011.05.03
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■数週間前に訪れた衝撃『「テルマエ・ロマエ」実写映画化&ルシウス役に阿部寛』のダメージさめやらぬ中、こんな形で第二波を喰らうことになろうとは。知ったのは、朝のニュース。そこには、こんな情報がありました


生田斗真&吉高由里子が映画「僕等がいた」主演に


 「僕等がいた」については当ブログでもレビューしておりますので、どうぞ → 小畑友紀「僕等がいた」。まず生田斗真さん(26)がキャストされているというだけで結構な衝撃だったのですが、内容を見てさらにドびっくり。えーとですね、何が衝撃かって、これですよ、これ。


また、矢野の幼なじみで七美の相談役になる竹内匡史を高岡蒼甫が、七美の同級生で矢野の“心の影”の理由を知る山本有里を本仮屋ユイカが演じることも合わせて発表された。


 
「へー竹内匡史を高岡蒼甫が…え?
 
 
 多分このニュースを見た少女漫画好きの人たちは、どう思ったのでしょうか。私はこう思いました「『君に届け』のキャスティングでどうこう言ってたのとか、ほんと小さーい問題だったんだな。。。」と。
 
 
 高岡蒼甫さん(ことえりで何故か一発変換)というと、御歳29歳の売れっ子俳優さん。女優・宮崎あおいさんの旦那さんとしても知られていて、最近では「ルーキーズ」などにも出演していたりします。ちなみに宮崎あおいさんというと、最近までやっていたearthのCMで、「イジメなの?」と思うほどにアイスバーンが厳しい斜面を登っていく姿が個人的に印象的でした。 
 




異様なほどのアイスバーンで、面ではなく線での接地




 ってめっちゃ脱線してしまいましたね。高岡蒼甫さんですよ。ちなみに「僕等がいた」は主人公たちが高校1年、つまり15歳の時からスタートします。要するに、29歳の方が15歳の役を務めるという、なかなかチャレンジングなキャスティングなわけでして。そもそも生田斗真さんの26歳ってのもかなりあれなのですが、そんなの気にならなくなる程度にこちらがすごい。ルーキーズの制作の段階で、「高岡蒼甫かぁ。すごいなぁ、26歳で高校生役とか。」などとものすごく他人事で眺めていたのですが、まさかこんなことになるとは(他人事には変わりないけど)。ちなみに少女漫画原作で年齢高めの人が役を務めたパターンというと、「花より男子」や「花ざかりの君たちへ」での小栗旬さんなどを思い出しますが、それでもあの時点では20代前半でしたし。やはり突き抜けています。なんて、高校生メインに見せかけた物語で、これだけ年齢高めのキャスティングを仕掛けてきたというのは、社会人編を睨んでのこと。たぶん後編になれば、だいぶ違和感はなくなるはず(と信じたい)です。


 しかしこれだけ無理目な匂いがしている中、それでも高岡蒼甫さんにこだわったってことは、それだけ竹内くんとイメージが合っていたということですよ!竹内くんというと、とにかく心優しくて、勉強ができる、早稲田卒のマッキンゼー社員。肉食系とは程遠い、草食系のヘタレ気味な青年です。ちなみにブレザーと学ランの2パターンがあるとの前情報がありますが、それは転校する矢野(生田斗真)だけ。竹内くんは学ラン一辺倒になるのですが、どんな感じになるのでしょうかねー。私の友人は「高岡蒼甫は学ラン似合うよ」と言っていたので、そこが見所になるんじゃないかなー、と睨んでいます。ちなみにWikipediaでの高岡蒼甫さんの主な出演映画作品を、書いてある通りそのまま並べてみると…
 
 
『バトル・ロワイアル』(2000年)
『青い春』(2002年)
『パッチギ!』(2005年)
『クローズZERO』(2007年・2009年)
『ROOKIES -卒業-』(2009年)



 うわぁすっごく学ランが似合いますね!
 
 
 どんな「僕等がいた」になるのか、ある意味とっても楽しみです。いや、ほんと想像つかないので、思わず見に行ってしまうかもですよ、はい。怖いもの見たさというのもありますが、未だ完結しておらず落としどころが難しそうな社会人編をどう落とすのかとか、すごく気になります。とりあえず観に行くかは、予告編などを見て決めようかな、と思います。
 
 そうそう、今ベツコミ公式サイトにてエキストラ募集しているみたいです。興味のある方はいかがでしょうか。 

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
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王国の子
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シリウスと繭
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トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
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BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
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かみのすまうところ。
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期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。