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Tag [オススメ] 2009.01.17
山本善次朗と申します槙ようこ「山本善次朗と申します」


ほたては
その力を人のために
使えばよかよ



■昨日4巻発売。
 小学4年生のほたては、亡くなった人を視ることができる女の子。母親が亡くなってからは祖母と暮らしていたが、ある日突然山本善次朗という男に引き取られ、鹿児島の山で一緒に暮らすことに。隣に視える母の姿から、ほたてはすぐにその男が自分の父親であると気づく…。
 
 幽霊が見える少女・ほたてが、その力を通してその土地の人たち(主にクラスメイト)と心から触れ合い、打ち解けあっていくというお話。基本的には明るいほたてですが、不思議な力を持っていることで、他の人に奇異の目で見られてしまうことも。そのことを本人も自覚し、思い悩むのですが、善次朗に全てを受け入れてもらうことでその悩みはなくなります。明るく優しいほたてと、その彼女を支え続ける善次朗。この親子の関係がすごく良い。
 また、その他の登場人物も擦れていなくて、読んでいてとても気持ちが良いです。子供向け作品ですが、完成度はかなり高いんじゃないでしょうか?
 
 4巻は、休載はさんでのコミックス書き下ろし。ちなみに「君は坂道の途中で」の持田あきさんは妹だったりします。


【オトコ向け度:☆☆   】
→ほたてちゃんカワイイですよね。
【私的お薦め度:☆☆☆☆ 】
→対象年齢云々は考えずに、素直に作品を評価。面白いです。


作品DATA
■著者:槙ようこ
■出版社:集英社
■レーベル:りぼんマスコットコミックス
■掲載誌:りぼん(平成19年2月号~休載中?)  
■既刊4巻

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2009.01.17
天使のいる場所折原みと「天使のいる場所 Dr.ぴよこの研修ノート」


医者は目の前の患者を救うことに
ベストをつくさなきゃいけない
そのことに迷いを感じてはいけない



■4巻発売してましたね。
 ヒロイン・倉橋ヒノコは、この春に医大を卒業したばかり。将来は小児科の先生になりたいということで、県立こども病院で新米研修医として日々奮闘中。最初の研修先はNICU。新生児の集中治療室だ。そこは、小さな命が懸命に闘う場所だった。新米医師・ヒノコが、研修を通して医師として、そして人として成長していく感動の物語。
 
 新米医師の研修を通して医療の現場、そして命の大切さを描いていく作品。研修期間は2年間で、その間いくつかのセクションを移動。作品内では1巻につき1セクションという形で描かれていて、順に「NICU 新生児集中治療室編」「血液・腫瘍科編」「血液・腫瘍科編」「PICU(小児集中治療室)編」となっています。病院のモデルは長野県立こども病院らしいですが、ドラマ化もされた「電池が切れるまで」も同病院がモデルだったりします。
 
 医療もののマンガやドラマなんて挙げたらきりがないですが、有名なものの多くが「医者の生き様」や「リアルな医療の現場」といった部分にスポットを当てているのに対し、こちらはどちらかと言うと「命の尊さを説こう」みたいなスタンスかな。一応「小児」に絞っているわけだし単純に比較するのはよくないのかもしれない。
 

【オトコ向け度:☆☆   】
→男性向けの医療モノが充実してますからねぇ、あえてこちらを読まなくても。
【私的お薦め度:☆☆☆  】
→「電池が切れるまで」で感動したって方は。安定感はあるし感動もします。ただ、医療現場を扱った名作が数多くある中ではどうしても霞んでしまうというか。


作品DATA
■著者:折原みと 公式サイト→「みとりんパーク
■出版社:講談社
■レーベル:KCデザート
■掲載誌:デザート(平成19年2月号~連載中)  
■既刊4巻
■定価:1巻:390円+税,2~3巻:400円+税,4巻:419円+税

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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