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Tag [続刊レビュー] 2010.07.24
作品紹介→ *新作レビュー*田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」
2巻レビュー→青春とは身勝手なものである《続刊レビュー》「君じゃなきゃダメなんだ」2巻
3巻レビュー→ガムテごしのキスとかエロすぎだろ…:田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」



1102940389.jpg田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」(4)


紅くんはあたしの事……
どう思ってる……?



■4巻発売です。
 福引きで当たった温泉旅行に、行くか行くまいか迷う菜花。当日はテスト。しかし相手は紅だし、行き先は育った場所。どうしても行きたい…結局紅の反対を押し切り、勝手に一人出発しようとした菜花だったが、そんな行動紅にはお見通し。結局一緒に行くことに。楽しい旅行になるかと思いきや…紅が菜花に想いを告げて…!?そして迎えた二人っきりの夜、菜花は紅から…


~留まることを知らない、菜花の無防備エロ~
 前巻3巻にて、ガムテ越しのキス(っぽいプレイ)という、やたらエロティックなシーンを投入し、私の度肝を抜いてきた本作。少女漫画のヒロインというよりは、なんとなく、成人漫画のヒロインっぽさを漂わせる菜花ですが、その勢いは4巻でも衰えず。無防備・無警戒すぎる男性向けエロを、今回もすごい形で見せつけてきました。
 
 軽いジャブとしては、件の温泉旅行から。一緒にきて、二人きりのドキドキの夜…なんて思いきや、紅はそこで出会った大人のおねいさんと消えてしまい、ひとりぼっちで過ごす事に。そんな状況で、一人紅くんを想い横になる菜花…
 

君じゃなきゃダメなんだ4-1
不必要に色っぽい


 若干の汗をかき、赤らんだ顔。そしてはだけた浴衣から覗く、脚と鎖骨。そしてこのポーズ。どう考えても狙ってますよ、この子。いや、狙ってないんだけど、結果狙ってるみたいな形に。もうね、これ誰が得するんだろうっていう。男性になら多少受けは良さそうですが、この作品はあくまで少女マンガなわけですから、こういう事してもあまり効果はなさそうなものです。え?私は男ですから、もちろんごちそうさまですよ。むしろ脚にかかったモノローグが邪m(以下略


~邪魔すぎるパンチラ~
 さて、さらに後半では、あからさますぎるカットがございました。もうね、どうするのこれ…っていう。それが、菜花が紅への想いを完全に自覚するという、物語的に非常に大事なシーンにて…
 

君じゃなきゃダメなんだ4-2
豪快なパンチラ


 おい、カメラアングルと重力自重しやがれ。もうどうしようもないくらいのパンチラ。これ、すごくすごく大事なシーンなんです。このカットでの主役は、ヒロインの心情を表しているそのモノローグ。モノローグがしっかりと配置できるように、しっかりと構図が出来上がっているのにも関わらず、なぜパンツを見せて視線をハズすのか(笑)興味があるないに関わらず、マンガの中のパンツって記号的な存在として認識されているから、あったら視線が行ってしまうんですよ。…ん、ちょっと待ってください。これって、モノローグを読んでいく動線の延長上にパンツがあるという、逆に計算された配置と言えなくもないような…。これ、狙ってるのでしょうか…。いや、絶対狙ってる。物語の流れ的には、邪魔でしかないこのパンツ。直前で菜花が「ビックリした…」と言っているのですが、こっちがビックリですよ。田島先生の意図がまったくわからない…。でも私は男ですから、もち(以下略

 無防備にエロを振りまくヒロインてのも……悪くないですよね(結局)


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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
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レビュー
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シリウスと繭
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
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かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。