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Tag [オススメ] 2010.08.04
■今月は良作揃いで絞るのが難しかったです。悩んでも仕方ないので、楽しめた作品からどんどんと選んでいきました。順位付けは一応の目安。リンクをクリックするとレビューに飛びます。


1.モリエサトシ「白磁」2巻
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…素晴らしいラストでした。悲恋を辿るのかと思いきや、しっかりと素敵なエンディングを迎えるあたり、本当に感動しました。ベタかもしれないですが、それだけじゃない、圧倒的な魅力があった作品でした。



2.藤原よしこ「だから恋とよばないで」2巻
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…結構迷ったんですよね、2番目を何にするか。で、敢えてこちらをチョイス。切ない思いが行ったり来たり。藤原よしこ先生の魅力が、先生と生徒という組み合わせでいかんなく発揮されています。切ない恋物語好きは、是非ともチェックを。



3.ヤマシタトモコ「ドントクライ、ガール」
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…インパクトはこれが一番。こんなふざけたお馬鹿な作品を、ヤマシタ先生が描けるのかという衝撃。処女女子高生と裸族を一緒に住まわせるなんて、そしてそれをしっかりと作品として描いてしまうなんて…!



4,ろびこ「となりの怪物くん」5巻
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…相変わらず、面白さを高い位置でキープ。登場人物が増えてきましたが、話の広げ方のスピードが丁度良く、脇役たちまでちゃんと味わうことができています。次も楽しみだし、これからも楽しみ。



5.和泉かねよし「女王の花」
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…少女漫画で描かれる、歴史ロマン大作。笑いの「メンズ校」から、ロマンの「女王の花」へ、引き出しの多さに驚かされます。現2巻でございます。



6.葉月かなえ「好きっていいなよ。」5巻
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…勢いは衰えることを知らず、さらに加速を。今回はとっておきのライバルキャラ登場で、個人的にほくほくでした。脇役の魅力も、この作品の良さなのですよ。



7.水谷フーカ「GAME OVER」
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…出会いからゴールまで、歳の差カップルのドキドキでやきもきなやりとりを、かわいらしい絵柄で描く一作。出会いから、かきおろしの最終話まで、幸せたっぷりの内容で、とっても温かい気持ちになれました。



8.河原和音「青空エール」5巻
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…部活的視点で、次の段階へ進もうとするヒロインに、物語の更なる伸びしろを感じずにはいられませんでした。そして森先輩の熱い想い。厳しい部分も真っ正面から描く、その姿勢が面白さを生む根源になっているのだと感じました。



9.ヤマシタトモコ「HER」
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…女の生き方を、様々な視点で描く。「ドントクライ、ガール」とは打って変わって、こちらはシリアスモードて展開。女性ってのは、よくわからんですが、素敵だってことは知ってるのですよ。



10.びっけ「あめのちはれ」3巻
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…気がつけば3巻。各々の恋愛模様が静かに色づきはじめてきています。俄然気になるのは、涼が男と女の両方で恋愛フラグ立てちゃっていること。これどちらをどうやって回収するつもりなのか、目が離せません。



 以上10作です。今月はとにかく素敵な作品が多かった。その中でも、自分の中でほぼ完璧と思わせてくれる終わり方をした「白磁」をトップに。これだけはスンナリで、あとは順位付けに悩みました。どうも最近は、変わり種が多く、学園恋愛ものが少ないという傾向にあったのですが、今月はかなり多くて、少女漫画ブログっぽくて一安心しています。切ない恋愛であれば2位を、キャラ重視なら4位を、ちょいと苦みを感じつつならば6位、部活で青春もというのであれば8位がそれぞれオススメでございます。
 
 またヤマシタトモコ先生の新作が2作。どちらも毛色は違いつつも、読み応えのある面白い内容となっていますので、気になった方でも、書店で手に取って頂ければと思います。
 

 

その他オススメタグをつけた作品
中村明日美子「片恋の日記少女」
鈴木ツタ「あかないとびら」
高宮智「フルムーン ジョーカー」
北別府ニカ「泣かないで、大久保くん。」
ユキムラ「カーディナル・スレッド」1巻


その他オススメ続刊
藤村真理「少女少年学級団」6巻
田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」4巻
槇村さとる「RealClothes」10巻
緑川ゆき「夏目友人帳」10巻

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。