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Tag [続刊レビュー] 2010.08.16
作品紹介はこちら→遊知やよみ「これは恋です」
3巻レビュー→変人・辺名の重要な役割 《続刊レビュー》 「これは恋です」3巻



1102950689.jpg遊知やよみ「これは恋です」(4)


オレはもう
この誘惑に
負けてしまいたいんだ



■4巻発売です。
 熱を出した伽良の看病をして、風邪をうつされてしまった綾。学校を早退し、家で寝て目覚めると、そこにはなんと伽良の姿が。母に風邪のことを聞いた彼女は、心配になって様子を見にきたのだという。手を出したくても出せない相手と、自室で二人きり。熱で心が緩んでしまった綾は、このまま誘惑に負けてしまうの!?誘惑と困惑がギッシリの教師生活。理性限界!?
 

~ドキドキ感が日増しにアップ~
 巻を追うごとに、ドキドキ感、ニヤニヤ感が増幅。いよいよやばい状況になってまいりました。だって自室に好きな相手がいて、しかも思わず体に触れてしまったら、そりゃあ理性も飛びますよ。よくあそこでいかなかったな、と。まぁ電話がなければいかなかったのでしょうが、それでもあれだけの時間を耐えた綾、頑張ってます。なんて、あれは綾の体感している時間であって、実際に経過している時間はほんの一瞬なのかもしれませんが。この他にも我慢のしどころはたくさん。例えば雨に濡れた伽良に、拭けとマフラーを差し出したシーン。
 
 
これは恋です4
綾ちゃんが拭いて。


 これはずるい。好きだけど、不安だからこそ、相手を試したくなる、甘えたくなる。こんなの暗に、好きだと言っているようなものです。生徒と教師という、立場的な観点からの葛藤が多く、お互いの気持ちについてはそれ単体で語られることが少なかったわけですが、気がつけばお互いの想いは通じ合っていると、双方どこかしら認識しているみたい。そこだけ見れば、付き合う直前のあのもどかしくも心地よい感じ。しかしそれを、教師と生徒という立場が全力で邪魔をするため、進むことができない、と。もどかしい、どこまでももどかしい。でも、それが良い。そうだ、いっそ卒業まで待つとかどうだろうか(←×


~元カノがまた強烈~
 なんて、この巻一番のポイントとなったのは、他でもない綾の元カノの出現でしょう。辺名曰く、2年付き合って3年前に別れたというその相手。まず2年付き合ったということに驚きです。この性格の相手と、2年ですよ、2ねん。しかも綾が捨てられた形であるということを匂わせているので、綾サイドからすれば、まだ付き合う気もあったのだろうことを考えると、よりすごいな、と。また3年というと結構な時間ですが、それでも敢えて会いにくるということは、何かよっぽど大事なことがあるような気もします。辺名も梨花も、自分の主張が強い性格でありながら、綾とは上手くいってしまう。それだけ綾の懐は広いということか。そりゃあ伽良も少しくらいわがままになるよなぁ、と。しかし最後はどう受け取るべきなのか。問題の女性3人が揃った中、綾が放った言葉は「梨花」。事前に梨花が待っていることは聞いていたとはいえ、伽良にとって自分の名前が呼ばれなかったというのは、何気にダメージがありそうな気がします。先生はもういいですけど、だってなんとなく辺名と息合ってませんか?これ、下手したらフラグになってもおかしくないと思うんですが。いやあ次も色々と楽しみでございます。
 

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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