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わたなべあじあ「ひめごとははなぞの」
わたなべあじあ「ひめごとははなぞの」(3)
俺!
お前のことも大好きだぞっ!■3巻発売です。
元・男子と女の子、田中愛(主人公)は、クラゲに刺されたショックで男の子に戻ってしまう!プチ混乱の兄達は、緊急事態ということで、海外に行っている父と母を呼ぶことに。しかし父は○○魔になってるし、母は母で×××になってるし、事態は収束するどころか、ますます混迷を極めることに。そして始まる大闘争(唐突に)…一体どうなる田中家!?(←物理的な意味で)
~相変わらずハイテンションでカオス~ 2巻がものすごくカオスなことになっていた本作ですが、3巻でも好き放題に暴れ回り、相変わらずカオスな展開となっています。いや、これは展開なんてものじゃない、そんなものじゃあないんだ…!というわけで、今回田中家の両親が海外から帰還いたします。本題は、愛の体質変化。予想以上に男に戻るのが早かった愛を、女に戻す(あくまで本人の意思)ことにあります。そして判明する、驚きの事実。母親がなんと、定期的に性転換をくり返す体質の持ち主ということで、愛もまたそれに準ずる体質をもっているのではないか、という結論に至ります。そしてとりあえず、ショックでも戻るんじゃね?と、愛を驚かそう大会を開催することに。あ、結局そういう方向に行くんですね…。なんてここから先はカオスすぎるので、説明は省くのですが、まぁ今回の見所はそこだけではありませんよ、と。ついに待ち望んでいたときが訪れたのです…!
~正しい女体化時の反応~
僕も女の子になっちゃったみたい…(もじもじ)
そう、それは、愛の双子の兄・
恋の女子化!愛に比べて発育が遅かったのか、今まで女子化せずにいた恋。でも女子化したら絶対可愛いのは、恋のほうだ、と。そして結果、
やっぱり可愛かった…!のっけからいきなりもじもじして戸惑うその姿、実に可愛らしい。しかしそんなのは序の口。かねてから窺わせていたポテンシャルを、ここで一気に爆発させていくことになります。とっておきはこのシーン…
やっぱり女体化したときの正しい反応って、こうだと思うんです。恥ずかしさに戸惑い、そして少しだけある、高揚感。この赤面しながらの着替えとか、初々しくてなんてかわいいんだ、と。抜け目なく短パンというのもまた良しですよ、はい。なんて喜んだのも束の間、結局元に戻ってしまうのでした。彼もまた、愛と同じく性転換の周期が不安定。今度は一発ネタではなく、物語の流れの中で戻ってくれることを信じています。って「戻ってくれる」って、あたかも恋くんが女の子だったみたいな言い方を…。でもあの大人しさやかわいらしさは、女の子っぽい感じがとってもするわけで、そちらの方がしっくりくるわけで…。
~ドラマCD化決定~ カオスな物語もなんのその、ドラマCD化が決定しております。めでとうございます。主人公の愛は佐藤聡美さん、恋くんは宮田幸季さん、練慈は緑川光さん、居候の洋は杉田智和さんがそれぞれ務めます。そして何より意外だったのが、蝶子を能登麻美子さんが務めるということ。もっとオネエな感じの人が務めると思っていたので、ビックリ。洋の杉田智和さんってのも驚きましたが、そんなの軽く超えましたね、はい。
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