作品紹介→宮坂香帆「僕達は知ってしまった」
7巻レビュー→魅力再考…したかった《続刊レビュー》宮坂香帆「僕達は知ってしまった」
8巻レビュー→兄貴に全部持ってかれた《続刊レビュー》「僕達は知ってしまった」8巻
9巻レビュー→ダレルるかと思ったら、予想外に面白かったです:宮坂香帆「僕達は知ってしまった」9巻
宮坂香帆「僕達は知ってしまった 」(10)
バカップルの誕生です。
■10巻発売でございます。
別れても、一緒にバイトをしていると、どうにも雪斗のことが気になってしまうことり。しかも以前に告白してきた設楽も同じ店でバイトを始め、ことりは振る舞いに困りまくり。設楽の猛アプローチに、雪斗との距離はますます遠くなるけれど…。そんな中、ことりをつけ回していた男が松嶋の指示で動いていた事がわかり、雪斗は松嶋と話をつける。お互いのことが気になりつつも、きっかけがなく話せずにいた二人は、そのことがきっかけでついに思いを言葉にすることを決める。そして迎えた花火大会。一緒に行こうと約束した二人だったけど…!?
~今言えよ!~
いい加減元に戻れよ!というツッコミが聞こえてきそうなほどに、ためらいを連発していた9巻まで。しかし10巻に入ってもそんなことやっていられるわけもなく、ついに二人は動き出します。そのきっかけとなったのは、他でもない松嶋の策略。いやはや、気がついてみれば松嶋さんが一番のキューピッドになっていたというまさかの展開でございますよ。気の毒に、松嶋さん。。。というわけで、一緒に花火大会に行こうという約束をした二人。そんな花火大会へ向けての心持ちをお互いに言い合うのですが…
今言えよ!す、すみません取り乱しました。だってもうお互い心の内なんて決まっているようなもので、大体想像つくじゃあないですか。いい雰囲気なんだから勢いに任せてそのまま言ってしまえば…なんて、そうそう簡単にいけないのが人間の難しいところ。実際にもこういったシチュエーションよくありますよね。何か伝えることを伝えるという。せっかちな自分としては、メールでも電話でも直接でも良いからすぐに伝えれば良いのにとか思ってしまうわけですが、こういったシーンもまた恋愛のドキドキや不安感が現れていてなかなか良いものです。帰ってからの「何言われるんだろう…?期待しちゃう…(赤面)」みたいな反応がまた面白いんですよね。絶対みんな一度はやったであろう反応。
~まさにバカップル~
その後は怒濤のバカップル展開。まさかほぼ1巻まるまる使ってイチャイチャを見せつけられることになるとは(笑)そしてそのままの勢いでまさかのお家に二人だけ展開でございますよ。ことりには熱があるっていうのに、「まずい」「このままじゃ…」って(笑)さすがに体調&シチュエーション的に、未遂に終わること見え見えなのですが(「やるぞ!」と迎えた場合絶対にできないという法則)。そうなったらどういう感じで未遂に終わるのか予想しようではありませんか。個人的には犬のケンケンに戯れつかれるor吠えられることによって「あー」みたいな。
そういえば10巻っていうと、宮坂先生の最長巻数作品になることが確定いたしました。なんだかんだでこれが代表作になるのでしょうかね。そのためにも、しっかりと完結して幸せな終わり方を見たいものです。ってこれどこが着地点になるんでしょうか。全然想像できていなかったり。。。
■購入する→Amazon
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7巻レビュー→魅力再考…したかった《続刊レビュー》宮坂香帆「僕達は知ってしまった」
8巻レビュー→兄貴に全部持ってかれた《続刊レビュー》「僕達は知ってしまった」8巻
9巻レビュー→ダレルるかと思ったら、予想外に面白かったです:宮坂香帆「僕達は知ってしまった」9巻

バカップルの誕生です。
■10巻発売でございます。
別れても、一緒にバイトをしていると、どうにも雪斗のことが気になってしまうことり。しかも以前に告白してきた設楽も同じ店でバイトを始め、ことりは振る舞いに困りまくり。設楽の猛アプローチに、雪斗との距離はますます遠くなるけれど…。そんな中、ことりをつけ回していた男が松嶋の指示で動いていた事がわかり、雪斗は松嶋と話をつける。お互いのことが気になりつつも、きっかけがなく話せずにいた二人は、そのことがきっかけでついに思いを言葉にすることを決める。そして迎えた花火大会。一緒に行こうと約束した二人だったけど…!?
~今言えよ!~
いい加減元に戻れよ!というツッコミが聞こえてきそうなほどに、ためらいを連発していた9巻まで。しかし10巻に入ってもそんなことやっていられるわけもなく、ついに二人は動き出します。そのきっかけとなったのは、他でもない松嶋の策略。いやはや、気がついてみれば松嶋さんが一番のキューピッドになっていたというまさかの展開でございますよ。気の毒に、松嶋さん。。。というわけで、一緒に花火大会に行こうという約束をした二人。そんな花火大会へ向けての心持ちをお互いに言い合うのですが…
「…あたし
その時に言いたいことがあって…」
「…オレも
オレもその時言いたいことがある」
その時に言いたいことがあって…」
「…オレも
オレもその時言いたいことがある」
今言えよ!す、すみません取り乱しました。だってもうお互い心の内なんて決まっているようなもので、大体想像つくじゃあないですか。いい雰囲気なんだから勢いに任せてそのまま言ってしまえば…なんて、そうそう簡単にいけないのが人間の難しいところ。実際にもこういったシチュエーションよくありますよね。何か伝えることを伝えるという。せっかちな自分としては、メールでも電話でも直接でも良いからすぐに伝えれば良いのにとか思ってしまうわけですが、こういったシーンもまた恋愛のドキドキや不安感が現れていてなかなか良いものです。帰ってからの「何言われるんだろう…?期待しちゃう…(赤面)」みたいな反応がまた面白いんですよね。絶対みんな一度はやったであろう反応。
~まさにバカップル~
その後は怒濤のバカップル展開。まさかほぼ1巻まるまる使ってイチャイチャを見せつけられることになるとは(笑)そしてそのままの勢いでまさかのお家に二人だけ展開でございますよ。ことりには熱があるっていうのに、「まずい」「このままじゃ…」って(笑)さすがに体調&シチュエーション的に、未遂に終わること見え見えなのですが(「やるぞ!」と迎えた場合絶対にできないという法則)。そうなったらどういう感じで未遂に終わるのか予想しようではありませんか。個人的には犬のケンケンに戯れつかれるor吠えられることによって「あー」みたいな。
そういえば10巻っていうと、宮坂先生の最長巻数作品になることが確定いたしました。なんだかんだでこれが代表作になるのでしょうかね。そのためにも、しっかりと完結して幸せな終わり方を見たいものです。ってこれどこが着地点になるんでしょうか。全然想像できていなかったり。。。
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