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遠山えま「わたしに××しなさい!」(4)
ミッション12は
私の首すじを
かみなさい■4巻発売です。
雪菜達の前に現れた、男にも女にも一目置かれる、病弱&可憐な美少女・マミ。雪菜に対し、興味を持って積極的に近づいてくるマミに対し、冷たい言葉で突き放す雪菜だったが、マミは全く堪えずに、相変わらずの調子。さらには「時雨のことが好きなら応援する」と、一層急接近してきたが…彼女の狙いは一体!?本当の恋も知らなければ、女同士の牽制も理解不能な雪菜。このままじゃ、マミに時雨を取られちゃう……!!
~表紙から淫微な…~ 1巻の時から、表紙で狙ったエロさを醸し出していた本作ですが、4巻の表紙はなんですかこれという感じ。時雨の胸元が、何の意味もなくはだけていますし、白いはずのシャツが、全体的にピンクっぽくなっております。肩を細め寄せられた腕によって強調される、雪菜の胸も、ネクタイを挟んで見えなくするというあざといエロさ。てか雪菜は表紙になるといつにも増して巨乳になるというよくわからない法則があったりします。とまぁ表紙からなかなかすごいことになっっているのですが、本編もまたエロかったです。低年齢向けの「なかよし」でこれかよという感じですが、りぼんにまゆたんいるし、ちゃお系統にもやぶうち先生がいるし、少コミにも池山田先生がいるわけですから、さして特筆すべきことでもないのかもしれませんね。いや、
でもやっぱりエロイよ!(喜びと悲しみ半分ずつの感情で)
~「なかよし」でこれはセーフなんですか?~ 4巻では、数回に渡って衝撃を受けたわけですが、最初の衝撃は、雪菜によるミッションから。マミに邪魔され、なかなかミッションを考えられなかった雪菜は、時雨と共にマミを撒いて、更衣室に二人きり。時間のなさに焦ったのか、その場でミッションを考えた雪菜が時雨に告げたのは、「首筋を噛みなさい」というものでした。

鍵がかかった男子更衣室で、
「首筋をかみなさい」とか言って自らシャツのボタンを外し始める女の子を目の前にするとか、どんなエロ漫画のシチュエーションだよ、と。ここまで極端なシチュエーションの場合、男の方は開き直ってつっこむか、逆にビビってヘタるの二択だと思うのですが、時雨はヘタレに見せかけてしっかりと前者でおりました。ちなみに雪菜がこのミッションを出した意図に、エロさを求めるという発想は全くなく、ヴァンパイアに血を吸われるというファンタジックな発想から生み出されたものなのでした。そのため、後日晶から、同じことをしてもよいかと問いつめられた時に、すんなりとOKを出してしまったり。無自覚ってのは怖いです。
~それだけじゃなかった~ さて、そんなわけで、首筋にキスという見せ場が、4巻の目玉となったわけですが、最後にもう一つ、大きな衝撃が。今度は雪菜の命令ではなく、時雨から動いたもの。諸事情で口をきいてくれなくなった雪菜に対し、我慢の限界が越えた時雨は、強く迫り…

指フ○ラ
これは…アウト…じゃないんですか…?どうなんですか、講談社さん。まさかこんな展開がとビックリ。しかしあれもこれも、大元の原因を作ったのはマミ。二人の邪魔をするつもりが、結果的に二人の想いを加速させる形になっています。ええ、こういう報われないキャラ、大好きです。少しだけ見せた涙が、なかなか切なかったわけですが、まだここでめげるようなキャラには見えません。5巻で決定的に負けて、号泣する姿がみたいものです(負けは確定という前提の変態発言)。そういえば、時雨は、上のシーンに入る前に、右手でマミの頭をポンポンしてましたね。衛生的に…
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