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Tag [続刊レビュー] 2010.11.29
作品紹介はこちら→*新作レビュー* 東村アキコ「海月姫」
3巻レビュー→母と子を繋ぐクラゲのドレスは、自分の存在を認めることに繋がるのかな《続刊レビュー》「海月姫」3巻
4巻レビュー→エピソードタイトルの元ネタ、あなたは幾つ見たことがある?:東村アキコ「海月姫」5巻
関連作品レビュー→東村アキコ「ママはテンパリスト」




1102979962.jpg東村アキコ「海月姫」(6)


作らなきゃ
私が
皆の力を借りて



■6巻発売です。
 天水館を守るための、起死回生の打開策、クラゲ服ブランド「Jellyfish」発進!!残された時間はあと僅か、そのためにはファッションショー!!しかしショーをするには場所が要る、人が要る、そして時間が要る…圧倒的な戦力不足で早々ピンチの尼ーずだったが、そんな彼女達に手を差し伸べる、強力な助っ人キャラが登場!!「どっふ~」な新メンバーに、蔵之介の胃も思わずキリキリ…さてさて、ファッションショーには漕ぎ着けられるのか!?


~インパクト大なオッサン二人~
 アニメも好評放送中の同作。出版社は、注目を集めたい新刊を刊行するときは、同じレーベルの作品と発売日をずらすという謎の商法をとることがあるのですが、海月姫もお決まりの13日ではなく、月末にぶつけてきました。いやぁ、気合い入ってます。そしてその気合いに違わぬ面白さ。決戦へ向けて、勢いは増すばかりです。そんな中、6巻で一番インパクトのあったカットはというと…


海月姫6-1
あー、蔵之介の女装は「血」だったのか…。
少しは自分の気持ちに蓋をしてくれ。あと鯉淵のおじさん素に戻ってる!素に!
 

 鯉淵Jr.を勇気づけるため、まさかの女装。そう、今流行りの所謂男の娘ってやつですよ!!(←違う)しかし鯉淵さんの無駄な鎖骨が妙にセクシーでムカつきます(笑)一体どこ狙いでの女装演出なのか。キス読者では…ないか。でもジジ様がこれ見たら、意外と興奮するのではなかろうかって気もします。
 
 そんなバカ二人に乗せられて、結局鯉淵Jr.は月海をパーティに誘うことにするのですが、ついに尼ーず状態の姿がバレてしまいます。そもそも隠す気もなかったというか、Jr.が気づいていなかったというだけなのですが。しかしそれでも童貞、そんな月海も素敵と、諦めずに脳内美化は継続。その補正後の脳内美化の映像がこちらなのですが…
 

海月姫6-2
スウェット


 顔なんかは可愛くなっているけれど、せめて、せめて服くらいは…スウェット以外を着せてあげたら?なんて思ったあなたは、童貞の心をわかっていません。スウェットはスウェットでも、注目すべきはその袖口。そう、気持ち七分丈の袖になっているのですよ!「えー、これ手を上に上げてるからそう見えるだけじゃないの?」なんてツッコミがありそうですが、月海が手を上げている時に、ここまで腕が見えていることは殆どありません。そう、これはどう考えてもJr.による補正なんですよ!こういう細かいところに想いを馳せる、この細かさこそが、童貞心…なのだと思います。


~まややさま大変身というまさかの事態~
 Jr.の脳内にて、若干の美化がなされた月海ですが、現実で美化されたキャラが今回一人。それが、まややさま。なんとモデルデビューでございます。一瞬だけ彼女の顔が覗くのですが、なんとなくジョージ朝倉先生の自画像に似ていた気がします。ここに来て思わぬ変身を果たした彼女。これもしかして、ゼリーフィッシュでみんな思わぬ変身をするってことなのでしょうか?あとはジジ様とばんばさんですかね?ジジ様あたり、隠れ美人の匂いがするのですが、どうなのでしょうか、気になります。しかし外身は変わっても、中身は尼ーず魂が染み付いたまま。彼女の心を動かすには、好きなものでつってやる気を起こさせるしかありません。そんなまややの好きなものは、三国志。今回も三国志でつられまくる彼女なのですが、思わぬところで思わぬ事実が


海月姫6-3
「蒼天航路」持ってなかったんかい!


 三国志好きは、横山三国志で十分ということなのでしょうか。ファンなら持ってると思っていたのですが、仕送りだと限界が…?あまーずの厳しい懐事情を垣間見た一瞬なのでした。


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カテゴリ「Kiss」コメント (1)トラックバック(0)TOP▲
コメント

私はアニメから入り、アニメ派なのですが・・・アニメ終わっちゃったら、買っちゃいそうですw
From: リノ * 2010/12/21 00:31 * URL * [Edit] *  top↑

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
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BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
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かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。