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Tag [続刊レビュー] 2011.02.16
作品紹介はこちら→*新作レビュー* びっけ「あめのちはれ」
2巻レビュー→女子化以外は至って普通の学園漫画《続刊レビュー》「あめのちはれ」2巻
関連作品レビュー→びっけ「貘-BAKU-」「真空融接」「壁の中の天使」



1106000246.jpgびっけ「あめのちはれ」(4)


ざわざわざわざわと
心が波立ってくる
メロディー



■4巻発売しました。
 雨が降ると、体が女の子に変化してしまう。入学式の日に落ちた激しい春雷をきっかけに特異体質となってしまった5人。雨が降り女子化したときは、寮監の計らいで隣の女子校に通うことに。心は男子、体は女子というやっかいな状況のなか、見えてくるのは男子のままじゃわからなかったことで…!?厳しかった寮長の素顔、女の子同士の葛藤、そして…


~のっけからあざとい~
 今回の表紙は円かな。オレンジが基調の、目を引く素敵な表紙です。しかしスカートが長い!下からのアングルなのにひざ下しか拝めないなんて…!とか読む前から邪な気持ちを持っていたら、表紙めくってびっくり。
 
 

あめのちはれ4-1
そこには明日美ちゃんの御々脚が。その横の桜子もまた…ね。


 なんて桜子に関しては、これに留まらず次の扉絵(モチーフが百合とはまた良いです)から、本編でも脚出しまくり。普段はしっかり者として、ある種鉄壁のガードを張っている彼女が、家では無防備に…というか半ば反動めいた形でガード甘々にするあたり、このギャップが素敵です。とはいえこの可愛らしい様子は、家人以外は決して目にすることができない光景なわけで。要するに桜子さん、普段は憧れの的でありながら、本命相手にはなかなか美味しい目にはあってないんだろうなぁ、と容易に想像できます。とはいえ彼女の場合、想い人があの子である分、そういったこと余り関係ないのかもしれませんけれど。というか、完全な脇役だと思っていた彼女が、気がつけばかなり存在感を発揮する重要なポストにいることにビックリ。報われない恋する乙女として、これからも切なさを届けてもらいたいものです。


~明日美ちゃんナチュラルにモテるだろうなぁ、と~
 女子人気は桜子が圧倒的なわけですが、男子からモテるのは間違いなく明日美ちゃんだろうなぁ、と。今回、葉月とツーショットになるシーンがあるのですが、葉月が700円(てか高いよ)するスープを買っていったとき、「いくらだった?」と尋ねた後に、葉月が「べつにいいよ」と答えたあと
 

あめのちはれ4-2
じゃあおごられちゃおう
 ありがと!
」(素直な笑顔)

 
 この無自覚な甘え上手っぷり。これ大体の子は、例えおごられるにしても、お金払います的なやりとりを幾度か繰り返してってパターンが多い気がするのですが、彼女の場合は一発。これをナチュラルにやれるってのはなかなかだと、個人的には思うのです。男の方も、悪い気はせんですよ、はい。


~葉月・明日美組が好きです~
 幾多あるカップルのなかでもこの二人のやりとりが一番初々しくて、青春を感じさせてくれて、とってもニヤニヤできます。多くは言えないけれど、思うことはたくさんある。そんな様子が、そのまま描かれるわけで、例えば「カップル参加だよ」なんて言われた時、お互いに聞こえないふりをしつつも、
 

あめのちはれ4-3
意識してる意識してる…
思い出しての顔を赤らめるってのが良いです。


~絡まり合う思いの行き先は~
 素直にいけばこの二人で最後まで…を願いたいところなのですが、物語はそう簡単に人々の想いを繫いでくれず。それぞれの想いは複雑に絡まり合っています。特に気になるのが、葉月(男)と明日美と、葉月(女)と寮長の組み合わせ。兄妹の間で板挟みの葉月、一体どうするのでしょうか。とりあえず勘の鋭そうな寮長が気づきそうな勢い。従弟同士で怪我というところをヒントに、どこで気がつくのか。クッキーの味とか、色々と考えられるわけですが、果たして。いやー巻を追うごとに気になるキャラが出てきて止まらないです!早く続きが読みたい!



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コメント

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From:  * 2011/04/09 03:16 *  * [Edit] *  top↑
明日美ちゃんだけなら例の女性変身5人組のことがばれても面白いのではと夢想したり!
あめのちはれ5巻が楽しみですね。
From: とうこ * 2011/06/08 22:35 * URL * [Edit] *  top↑

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
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王国の子
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レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
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かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
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