作品紹介はこちら→*新作レビュー* 東村アキコ「海月姫」
3巻レビュー→母と子を繋ぐクラゲのドレスは、自分の存在を認めることに繋がるのかな《続刊レビュー》「海月姫」3巻
4巻レビュー→エピソードタイトルの元ネタ、あなたは幾つ見たことがある?:東村アキコ「海月姫」5巻
6巻レビュー→アニメもマンガも大驀進中!:東村アキコ「海月姫」6巻
関連作品レビュー→東村アキコ「ママはテンパリスト」
東村アキコ「海月姫」(7)
このドレスじゃないとダメなんです
■7巻発売しました。
ヲタ女子の巣窟・天水館でスタートしたJellyfishデビューコレクション!蔵之介の用意周到っぷりが見事に炸裂し、お客の入りは上々!思わぬハプニングが起きても、ベンツヲタの花森さんのまさかの大活躍。そんなこんなで無事フィナーレを迎えようとしたその時、思わぬことが起きて…!?クラゲのお城で秘密の一夜を過ごしましょ!ついに発進、Jellyfish!!
~ここを救う!~
さて、アニメも放送終了したわけですが、本編はまだまだ終わりません。アニメってどの辺で終わったんでしょうかね?(←見ていなかった) というわけで、jellyfishいよいよ本格始動です。蔵之介の導きによって、半ば強制的にこの騒動に巻き込まれた天水館の面々たち。けれどもその中で、各々の役割を見つけ、気がつけば全員が一丸(?)となって、デビューコレクションへ。7巻を読んでいて「おっ!」と思ったのが、最後の最後ハナガサクラゲのドレスにブドウジュースがかかってしまった時の一幕。その時に、月海がこんな一言を…

このドレスじゃないとダメなんです
このドレスじゃないと…
天水館を救えないんです…!!!
蔵之介との出会いから、天水館の取り壊し騒動を経て、意識の変化が見られだした月海。それでも彼女の中にこれまであったのは、「クラゲのドレスを作るのが楽しい」というところであって、その心は「天水館を救う」というところへまでは向いてはいませんでした。それが、ドレスをまとった蔵之介を見て突き動かされ、いつの間にか「天水館を救う」というところにまで飛躍。デザイナーとしての階段だけじゃない、心のステップアップまでも一緒に描いてしまう、そのスピード感と力強さに圧倒されました。
こうやって、心までも強く動かせる蔵之介、これも政治家の血筋の成せる業でしょうか。反発心が強そうな彼ですが、その資質は十二分にあるんじゃないだろうかと、思うのでした。
~回を追うごとに吹っ切れてくるおじさん~
さて、回を追うごとに吹っ切れてくる登場人物たちですが、その中でもひと際輝いているのが、女性大好き慶一郎さん。もうね、真顔でとんでもないことをいつもしでかしてくれるから、登場するたびに…「さぁ、今度はなんですか!?」と。今回も…

こんな登場の仕方をするというぶっ飛び具合
何気にアクティブさ加減では、この作品でも上位かもしれません。そして驚いた、プレイボーイっぷり…というかストライクゾーンの広さ。女性を誘うためならば、高血圧にだってなるし、議員なのにタリーズでナンパも厭わないという。また議員生活30周年パーティーに麻布の母を招待したこともあれなのですが、柔道選手を呼んで「あのシゲコたんがおしゃれしてお化粧して、帝都ホテルにそわそわしてやってくるんだぞ!?想像しただけでオレはもう…」とか語ってる慶一郎さん、引くっていうかもう深すぎてよくわかりません。けど女装はだめっていう。その辺、生物としての本能的な部分が強く出ているのか…すっごいギラギラしていますね。。。見習わないと。。。
■購入する→Amazon
/
3巻レビュー→母と子を繋ぐクラゲのドレスは、自分の存在を認めることに繋がるのかな《続刊レビュー》「海月姫」3巻
4巻レビュー→エピソードタイトルの元ネタ、あなたは幾つ見たことがある?:東村アキコ「海月姫」5巻
6巻レビュー→アニメもマンガも大驀進中!:東村アキコ「海月姫」6巻
関連作品レビュー→東村アキコ「ママはテンパリスト」

このドレスじゃないとダメなんです
■7巻発売しました。
ヲタ女子の巣窟・天水館でスタートしたJellyfishデビューコレクション!蔵之介の用意周到っぷりが見事に炸裂し、お客の入りは上々!思わぬハプニングが起きても、ベンツヲタの花森さんのまさかの大活躍。そんなこんなで無事フィナーレを迎えようとしたその時、思わぬことが起きて…!?クラゲのお城で秘密の一夜を過ごしましょ!ついに発進、Jellyfish!!
~ここを救う!~
さて、アニメも放送終了したわけですが、本編はまだまだ終わりません。アニメってどの辺で終わったんでしょうかね?(←見ていなかった) というわけで、jellyfishいよいよ本格始動です。蔵之介の導きによって、半ば強制的にこの騒動に巻き込まれた天水館の面々たち。けれどもその中で、各々の役割を見つけ、気がつけば全員が一丸(?)となって、デビューコレクションへ。7巻を読んでいて「おっ!」と思ったのが、最後の最後ハナガサクラゲのドレスにブドウジュースがかかってしまった時の一幕。その時に、月海がこんな一言を…

このドレスじゃないとダメなんです
このドレスじゃないと…
天水館を救えないんです…!!!
蔵之介との出会いから、天水館の取り壊し騒動を経て、意識の変化が見られだした月海。それでも彼女の中にこれまであったのは、「クラゲのドレスを作るのが楽しい」というところであって、その心は「天水館を救う」というところへまでは向いてはいませんでした。それが、ドレスをまとった蔵之介を見て突き動かされ、いつの間にか「天水館を救う」というところにまで飛躍。デザイナーとしての階段だけじゃない、心のステップアップまでも一緒に描いてしまう、そのスピード感と力強さに圧倒されました。
こうやって、心までも強く動かせる蔵之介、これも政治家の血筋の成せる業でしょうか。反発心が強そうな彼ですが、その資質は十二分にあるんじゃないだろうかと、思うのでした。
~回を追うごとに吹っ切れてくるおじさん~
さて、回を追うごとに吹っ切れてくる登場人物たちですが、その中でもひと際輝いているのが、女性大好き慶一郎さん。もうね、真顔でとんでもないことをいつもしでかしてくれるから、登場するたびに…「さぁ、今度はなんですか!?」と。今回も…

こんな登場の仕方をするというぶっ飛び具合
何気にアクティブさ加減では、この作品でも上位かもしれません。そして驚いた、プレイボーイっぷり…というかストライクゾーンの広さ。女性を誘うためならば、高血圧にだってなるし、議員なのにタリーズでナンパも厭わないという。また議員生活30周年パーティーに麻布の母を招待したこともあれなのですが、柔道選手を呼んで「あのシゲコたんがおしゃれしてお化粧して、帝都ホテルにそわそわしてやってくるんだぞ!?想像しただけでオレはもう…」とか語ってる慶一郎さん、引くっていうかもう深すぎてよくわかりません。けど女装はだめっていう。その辺、生物としての本能的な部分が強く出ているのか…すっごいギラギラしていますね。。。見習わないと。。。
■購入する→Amazon