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2009.03.11
ミッドナイトセクレタリ大海とむ「ミッドナイト・セクレタリ」


ちょうどいい
あんたには俺に協力してもらおう
俺が吸血鬼だと知った上で
秘書としてフォローしてもらう



■6巻発売しました。
 優秀な仕事ぶりで、2年目ながら常務の秘書を務めることになった花夜。その常務・当麻杏平は、社長の次男でありながら、優秀。しかしわがままで横柄、そして女性との噂が絶えない。地味な格好を馬鹿にした常務を認めさせるため、完璧に仕事をこなす花夜だったが、ある日、常務の秘密を知ってしまう。なんと彼は吸血鬼だったのだ!
 
 出勤は遅く、常務室には女性が常に出入りしている。一見すれば、時間と女にだらしないダメ男。しかしこれは、彼が吸血鬼で、直射日光に弱く、若い女性の血を吸って生きていかなければならないため。そんな彼をサポートすることになったのが、花夜。童顔で社会人に見られない彼女は、わざと髪をひっつめ、伊達メガネをかけている。最初はあくまで吸血鬼と秘書という関係のふたりですが、一緒に行動するうち、お互いの魅力に気づいていきます。
 

ミッドナイト
花夜の見上げた忠義心。普段はこんな格好じゃありませんよ。


 イケメンでやり手、だけど女にはだらしない上司。「あぁ、またこういう話か…だからプチコミは」なんて思っていたのですが、まさかの展開に驚きました。常務が吸血鬼。これは上手い。たくさんの女性と関係を持つのは、相手がエクスタシーを感じている時の血が一番美味しいからで、かつ相手に悪い影響が出ない程度の吸血量に抑えるため。またエロ展開も、彼がピンチ(キリスト教の信仰心にあたる)に陥り、血が必要になって仕方なくという持っていきかたをするので、新鮮。その他にも、上手いと言わざるを得ない設定が組み込まれています。話自体はありきたりな流れですが、とにかく設定が秀逸で無理な展開がありません。


【オトコ向け度:☆☆   】
→大筋はプチらしく、オフィスラブなんですが、他の作品のような「どうなのこれは…」って展開はなく、比較的読みやすい部類に入るんじゃないでしょうか。
【私的お薦め度:☆☆☆  】
→設定が秀逸で面白いです。ただ序盤でそれを使い切った感もあるので、今後尻すぼみになっていくんじゃないかって気もします。


作品DATA
■著者:大海とむ
■出版社:小学館
■レーベル:プチコミフラワーコミッス
■掲載誌:プチコミック(2006年9月号~連載中)
■既刊6巻

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