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Tag [続刊レビュー] 2011.07.31
作品紹介はこちら→末次由紀「ちはやふる」
5巻レビュー→《気まぐれ続刊レビュー》末次由紀「ちはやふる」5巻
6巻レビュー→肉まんくんこと西田くんとは何なのか…《続刊レビュー》「ちはやふる」6巻
7巻レビュー→最後の壁は誰になるのか、というお話《続刊レビュー》「ちはやふる」7巻
8巻レビュー→我らが詩暢サマに異変!?:末次由紀「ちはやふる」8巻
9巻レビュー→みんなとするから、かるたは楽しい:末次由紀「ちはやふる」9巻
10巻レビュ-→リベンジのためには、太一の成長は必須だった:末次由紀「ちはやふる」10巻
11巻レビュー→殻を破ってまた頼もしく:末次由紀「ちはやふる」11巻
12巻レビュー→それぞれの想いがぶつかる全国大会:末次由紀「ちはやふる」12巻
関連作品レビュー→「ハルコイ」「クーベルチュール」



1106036119.jpg末次由紀「ちはやふる」(13)



この子は
ここで叩く



■13巻発売です。
 全国大会団体戦、決勝トーナメント。各ブロック予選を勝ち上がった強豪8校がぶつかり合う、負けたら終わりの勝ち抜き戦。そこには、千早たちが目にやきつけたクイーン位挑戦者決定戦の舞台を知る、逢坂恵夢の姿も。“クイーン候補”率いる注目校の猛攻に、瑞沢かるた部は…!?千早が描く夢の先をゆく、数多の強豪が集う夏!!


~変わり者女子の座が…!!~
 13巻発売してます。発売から結構時間経ってしまったのですが、そういえばレビューしてなかったなぁ、と。13巻になりましたが、全然失速することなく、面白さを保ち続けてるのはさすがだなぁ、と思います。多分一気読みとかも余裕で出来ます。あっという間に定番のタイトルになってしまいましたよね。この勢いはしばらく続くのではないでしょうか。

 今回大事な出来事として一つ。詩暢サマの登場回数ゼロです!今回は終始団体戦。個人戦は全くクローズアップされることなく、新も詩暢も全く登場しませんでした。前回あれだけ騒がせておきながら、次の巻になると登場すらしない。それは1話1話が非常に濃密に短い時間を切り取っていることの現れでもあり、物語を楽しむ上では、これは喜ばしいことなのかもしれません。そしてあっという間にキャラ色づく、登場人物たち。今回もっともキャラが立ったのは…
 
 
ちはやふる13
西の代表、明石第一女子の逢坂恵夢。


 この子も千早、詩暢と同じく、非常に変わり者の女の子でして…。かるたの強い女の子ってのは変人しかいないのだろうか?なんて思ったりしてしまいます。「逢坂」というと、百人一首というイメージが個人的に強いのですが、百人一首でも最も多く登場する地名の一つのようですね。この子、天然ボケでドSというワケの分からない性質の持ち主でして、追っかけカメラ小僧がいる程に、局所的な人気があります(しかもこいつら全員メガネ)。
 
 さて、この恵夢たん(と呼ばれていた)ですが、その実力派関西でも屈指のものがあるにも関わらず、クイーンになりたいという欲求は全くありませんでした。


ちはやふる13-2
「クイーンなんかどうでもええ」


 とまで思う彼女がかるたをする理由は、一緒にかるたをしてくれるみんなを喜ばすため。個人戦にこだわり、団体戦を蔑視するような発言をしている若宮詩暢とは、対極にいるような子です。団体戦でも個人戦でも、競技としてよりも、むしろ自分と相手をつなぐきっかけとして、相手本位でかるたをする。これもまた、かるたであり、そういう強さもあります。むしろ団体戦に人一倍強いこだわりを見せ、また同時に「クイーンになりたい!」と強く願う千早という存在の方が、より特異な存在と言えるのかもしれませんね。



~花野さんのチェック力がすさまじすぎる~
 さて、俄然盛り上がりを見せてきている団体戦ですが、花野さんのチェックメモが地味に役に立っているようです。メモ帳がちらちらと出てくるのですが、プラダの黒のバッグが4~5年前の型だとか、アーティストのツアータオルだとか、よくわかるな。。。そして非恋系の札が好きというヤマもお見事。花野さんは早くも彦一的なポジションにつきそうな感もありますが、かるたでその人の個性や実力を見せられないでいる中、こういう形で活躍の場を描くってのはすごく良い事ですよね。そのメモを一番使ってるのが机くんで、結構良いコンビだと思うのですが、この二人には思わぬ未来が待っていたり…するのだろうか。



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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
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王国の子
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レビュー
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シリウスと繭
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
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高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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