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Tag [続刊レビュー] 2011.08.08
作品紹介→宮坂香帆「僕達は知ってしまった」
7巻レビュー→魅力再考…したかった《続刊レビュー》宮坂香帆「僕達は知ってしまった」
8巻レビュー→兄貴に全部持ってかれた《続刊レビュー》「僕達は知ってしまった」8巻
9巻レビュー→ダレルるかと思ったら、予想外に面白かったです:宮坂香帆「僕達は知ってしまった」9巻
10巻レビュー→まさにバカップルである:宮坂香帆「僕達は知ってしまった」10巻
11巻レビュー→私のコンロに火をつけて:宮坂香帆「僕達は知ってしまった」11巻



1106047143.jpg宮坂夏帆「僕達は知ってしまった」(12)


お…お兄ちゃん


■「本当はもっとことりに触れたい」
 雪斗の本心を聞き、ことりは戸惑い始める。その上、雪斗の女友達のことがきっかけで、ふたりは大げんか。一度は別れることになってしまった二人だけど、雪斗がことりを地元のお祭りに誘い、やっと仲直りをする。そして雪斗の想いに少しでも応えようと、ことりも頑張り始めるけれど・・。そしてついに、雪斗がこんな一言を…「今日帰り…オレん家寄ってく?」
 

~初体験手前の真剣でアホらしいせめぎ合いが楽し過ぎる~
 もう12巻か、いい加減マンネリしてくるだろ…(ページをめくる)…いやいや、全然面白い。そんなことを繰り返している気がしますが、ここ数巻で完全に面白さは別の方向へ飛んでいっている気がしますよ。初体験を手前にしてぶつかる、微妙な距離感。素直に「したいです…」なんて言えないし、どう持っていったら良いかわからない二人の慌てふためきぶりが実に微笑ましいです。1巻あたりでは非常に生意気で、余裕たっぷりの鬼畜風味のイケメンだった雪斗も、気がつけば…
 

使用前
僕達は知ってしまった12-1
 


使用後 
僕達は知ってしまった12-2
注:同一人物です



 誰だお前。童貞臭とかそういうの通り越して完全にアホ野郎ですよ、もう!!この手つきと目つきもさることながら、キレイに半開いた口がなんとも。男の子に下心がないなんて嘘で、多かれ少なかれ高校生の男子なんてこんなもの。ましてや付き合ってしばらく経った女の子がいれば、当たり前ですが欲求と言うのは強くなるわけで。ある意味では、ここ数巻の雪斗は非常に共感出来る存在であったりします。心理描写に関して言えば、むしろヒロインのことりよりも多いくらいで、こんなにもやりたい盛り・童貞盛りの男の子を少女漫画でフィーチャーするってどういう狙いなんだろう、なんて思ったりもするのですが、こんな彼の悶々具合を見て、読者の女性の皆さんが少しでも男子に対して寛容な気持ちを持ってくださると、一男子としては嬉しいです。恋をしたことで、どんどんカッコ悪く(でも愛らしく)なっていく雪斗ですが、これはやっぱり男の子だからでしょうか。「恋は女性を美しくする」なんて言葉があるぐらいですから、ことりはきれいにきれいになっているはずです…



僕達は知ってしまった12-3
……。



 梶ことり、お前もか…。ある意味すごく似ている二人、お前ら相性抜群だよ!絶対!と言いたくなります。しかしながら彼女はさすがに口は閉じていて、しかも表情が職人っぽい感じが。彼女の方が触り方が上手いんじゃないのかな、とか無意味な想像をしてみたり。
 
 さてさて、二人は無事にその日を迎えることが出来るのでしょうかね。2巻近く引っぱってますが、ここでのせめぎ合いがなかなか面白いので、もう1巻分くらい引き延ばしてくれても、個人的には全然構わないです。けど、雪斗からしたらそんなに我慢できないか(笑)今回の雪斗の壊れっぷりには本当に勇気づけられるというか、頑張って欲しいなぁと。いつのまにか、大好きなキャラになっていましたよー。特にこれとか…
 

僕達は知ってしまった12-4
いつ…する?(ひどい発言)
 

 見た瞬間に思わず吹き出してしまいました。これって発言的に最低と言えなくもないんですが、あまりに真剣なためにことりも蔑ろにできないっていう(笑)ここでもしことりがふざけた回答をしたもんなら、きっと雪斗は泣き出したんじゃないかとすら思ってしまいます。なんて、12巻で何よりにやにやしてしまったのは、ことり相手の彼ではなく、兄と対峙したときの「お兄ちゃん」だったのでした。あれは萌えるのです。。。。


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カテゴリ「Cheese!」コメント (1)トラックバック(0)TOP▲
コメント

本当に雪斗は巻を重ねていくごとにヘタレになりつつありますよね(笑
まさに注:同一人物っていう感じです!
いつも楽しくブログ拝見させていただいております!
From: Riko * 2011/09/03 09:46 * URL * [Edit] *  top↑

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かくかくしかじか
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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BEARBEAR
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