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Tag [続刊レビュー] 2011.08.17
作品紹介→*新作レビュー*藤間麗「黎明のアルカナ」
2巻レビュー→本領発揮しつつあります《続刊レビュー》藤間麗「黎明のアルカナ」2巻
3巻レビュー→ナカバの想いを知ってか知らずか、大きくなっていく物語:藤間麗「黎明のアルカナ」3巻
4巻レビュー→「なんかいつもと違って調子狂う(赤面)」みたいな感じがイイ!:藤間麗「黎明のアルカナ」4巻
5巻レビュー→段々と異世界ファンタジーの醍醐味が…:藤間麗「黎明のアルカナ」5巻
6巻レビュー→善人が敵役になるとき:藤間麗「黎明のアルカナ」6巻



1106035775.jpg藤間麗「黎明のアルカナ」(7)


誰にも言えない秘密があります


■7巻発売です。
 プリンセス・ナカバを守るため、カインを斬り捨てた従者・ロキ。しかしこのことで、王子・シーザは、兄殺しの汚名をきせられ、一行はナカバの母国・セナンへ逃れることに。そこに待っていたのは、冷酷なナカバのイトコ、セナンの第1王子・アデル!シーザとの結婚で変わったナカバに、嫉妬にも似た感情を抱くアデルは・・・?
 

~ナカバの恋する乙女っぷりが素敵すぎる~
 気がつけばもう7巻ですよ。いつしか物語は重厚感を増し、大きな世界観を見せるようになってきました。それでもこれはあくまで少女マンガ。ということで、ヒロインの恋愛模様がなければ真に盛り上がることはないし、あるからこそ余計に楽しい。序盤では反発しまくりのナカバでしたが、いつしかシーザに信頼を寄せ、こんなことまで言うように…
 
 
黎明のアルカナ7-1
き 嫌いにならないで……っ


 もうさらっと直前に「好きな人」とか言っちゃっていて、ナカバはどんだけシーザにハマってるんだろう、と。一気読みしていないせいか、未だに序盤の印象が強く、懐柔されてきているという認識はあるものの、ここまで強く彼を愛していただろうかと、久々に読んでビックリしたり。多分これからもずっと私は一回「おお!?」とかなってから読むことになりそうです。
 

~ロキの方が減点だなぁ。。。~
 俄然シーザ優勢の中進んでいるわけですが、ライバルであるロキやいかに。ここらで頑張ってほしいのですが、どうにも彼は上積みがないというか。シーザはマイナスからのスタートで、スタート時点ではロキの方が優勢だったはずなのですが、抜かれた後も盛り返す気配もなく、ただただ不穏な動きを重ねるばかりです。すべてが裏目というか。今回も、ナカバが城の中の様子を知らなかったことに対してシーザがかけた言葉に「減点」と言い放ったわけですが、その後のロキのこれが…
 

黎明のアルカナ7-2
もう完全にこちらの方が減点ですよね

 
 この発言、なんとなく「私はナカバのことをよく知ってる」的に発言されているように思えるのですが、そこにはシーザへの張り合いしかなく、ナカバへの思慮はゼロで、非常に浅はかに映ります。またその背景として、彼はナカバのことを「虐げられて育った不憫でかわいそうなお姫さま」として捉えているのではないかな、とも思えました。彼のナカバへの愛情は、そんな可哀想なお姫さまを唯一理解し守ることができるその立場にいるからこそ、生まれているのでは、と。それはいつだって、ナカバが不幸な立場にいる時にしか成り立ちません。それに対してシーザは、ベクルートの城での不遇を知りつつも、それを少しでも自分に重ね、今では彼女の魅力をしっかりと見出し、真にナカバを愛しつつあります。シーザと違い、ロキの行動が、どうしてもナカバをポジティブな方向に導くように思えないのは、そもそもの愛し方のスタート地点がネガティブなところにあるからではないでしょうか。
 
 なんてそれだけでロキが単純に行動しているようにも思えず。「誰にも言えない秘密があります」などと匂わせているように、彼にはまだまだ秘密が。一体どのような展開になるのか。もうお互いの関係は盤石の状態になりつつある、ナカバとシーザの横で、彼がどう動くのか、注目しましょう。 
 


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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
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高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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