作品紹介→残念な女の子は好きですか?:風都ノリ「祓魔師な嫁ですが。」1巻
2巻レビュー→こんなに残念かわいいヒロイン見たことない!:風都ノリ「祓魔師な嫁ですが」2巻
風都ノリ「祓魔師な嫁ですが。」第3巻
こんなことなら
パンツの一枚や二枚調達してくるんだったぜ…!
■3巻発売、完結しました。
皐月ちゃんと一緒の学校に通い始めた鈴音。大好きな皐月ちゃんと共に、楽しい学園生活を送るはずが、突然鈴音が修道院に引き戻され、そこで衝撃の事実を告げられる…。それに加えて「婚姻の呪術」の期限も近づき大ピンチ!!「切り札はある…夜の営みだ!」おかしなカップルの運命の恋、ここに堂々完結!
~完結してしまいました(涙)~
完結してしまいました…。何気に続刊が楽しみな作品の筆頭であっただけに、3巻での完結は非常に残念です。もっと鈴音の残念さを堪能したかった。。。しかし終わってしまうのは仕方のないところ。それならば最後らしく、鈴音ちゃんの魅力を存分に伝えるだけですよ!(って1巻レビューも2巻レビューも鈴音の残念さフィーチャーで終わったのに何言ってんだ自分は)ということで、今回も鈴音メインでレビューをお送り致します。
~のっけからこの変態である~
表紙を取ってみると、いきなり「皐月ちゃんのパンツを懐で温めておきました!」の一言がドーンと描かれており、期待感を高めてくれたのですが(なんで表紙取ったところを最初に見るんだという話は置いておいて…)、表紙折り返しの部分にある作者さんのコメントには「鈴音の暴れ成分が足りないかもしれませんが…」の言葉が…。え、ちょ暴れないの…と思ったのも束の間、ごめんなさい低め見積もりでもこんな感じなのですね…

なんで殴らない!?
(殴られたい)

このオッパイ眼鏡…
(ひどいあだ名付けも健在)
わーい、変態だ!普通にひどいわけですが、それでもやっぱり1巻~2巻からするとトーンダウンは否めません。というのも、3巻はラストへ向かうにしたがって、シリアス成分が増加。意外なほどにしっかりと終わったので驚きました。いや、結構強引というかハチャメチャな展開だったのですが、伏線はしっかり回収しつつ、感動路線として納得のできる締めであったので。変態に全て潰されるかと思いきや、予想外にもハートウォームで「やられた…」という感じでした。さて、もうひとつ「やられた…」といえば

ショタ時代(邪悪)
鈴音の幼少期はイノシシだけじゃなくて、なぜか男装でショタっ気満載。ええ、「赤ずきんチャチャ」のシイネちゃん以来、「少年メイド」(→レビュー)の千尋しかり、黒髪さら毛ショタ大好きです。まさかこういった形で、この作品でショタ充できるとは思っていなかったので、大満足すぎて辛いです。というか全く不要な気もするこの男の子時代。しっかりと伏線というか、皐月ちゃんとの関係を描き出す上で意味を持ってくるという。本当であればずっとこの態度のままだったはずが、皐月ちゃんと仲良くなるために女の子らしくしたという裏が隠されていました。無駄に見えて、意外と無駄じゃない。そういうの、好きです。
~「皐月ちゃん」という呼び方~
それに関連して、皐月ちゃんという呼び方についても。これずっと無意識での自然な呼び方だと思っていたのですが、こちらにもちゃんと意味があって、最後にズドンと来るという。「皐月ちゃん」というのは、女の子の格好をしている時の皐月としての意識が残っているから。だからこそ、レストランバイトを始めたときも鈴音は女子の制服を皐月に強引に着せようとしていたわけで。それは即ち、皐月ちゃんを男として見ていないということの現れ。親近感のある呼び方と思っていたら、そのベクトルは余りに違う方向を向いていたということなんですね。そして最後に、「皐月くん」の一言。くん付けってなんだか鈴音の呼び方にない感じがしてすごく新鮮なのですが、確実に二人の仲は深まったということで、めでたしめでたし。この先も相変わらず鈴音が変態っぷりを発揮してくれると思うと、その後のエピソードとかも見てみたいわけですが、それが叶う日はくるのだろうか。

修道院の妹が、次回作フラグを立ててくれたと見て(強引すぎるこじつけ)、待ちたいと思います。
■購入する→Amazon
2巻レビュー→こんなに残念かわいいヒロイン見たことない!:風都ノリ「祓魔師な嫁ですが」2巻

こんなことなら
パンツの一枚や二枚調達してくるんだったぜ…!
■3巻発売、完結しました。
皐月ちゃんと一緒の学校に通い始めた鈴音。大好きな皐月ちゃんと共に、楽しい学園生活を送るはずが、突然鈴音が修道院に引き戻され、そこで衝撃の事実を告げられる…。それに加えて「婚姻の呪術」の期限も近づき大ピンチ!!「切り札はある…夜の営みだ!」おかしなカップルの運命の恋、ここに堂々完結!
~完結してしまいました(涙)~
完結してしまいました…。何気に続刊が楽しみな作品の筆頭であっただけに、3巻での完結は非常に残念です。もっと鈴音の残念さを堪能したかった。。。しかし終わってしまうのは仕方のないところ。それならば最後らしく、鈴音ちゃんの魅力を存分に伝えるだけですよ!(って1巻レビューも2巻レビューも鈴音の残念さフィーチャーで終わったのに何言ってんだ自分は)ということで、今回も鈴音メインでレビューをお送り致します。
~のっけからこの変態である~
表紙を取ってみると、いきなり「皐月ちゃんのパンツを懐で温めておきました!」の一言がドーンと描かれており、期待感を高めてくれたのですが(なんで表紙取ったところを最初に見るんだという話は置いておいて…)、表紙折り返しの部分にある作者さんのコメントには「鈴音の暴れ成分が足りないかもしれませんが…」の言葉が…。え、ちょ暴れないの…と思ったのも束の間、ごめんなさい低め見積もりでもこんな感じなのですね…

なんで殴らない!?
(殴られたい)

このオッパイ眼鏡…
(ひどいあだ名付けも健在)
わーい、変態だ!普通にひどいわけですが、それでもやっぱり1巻~2巻からするとトーンダウンは否めません。というのも、3巻はラストへ向かうにしたがって、シリアス成分が増加。意外なほどにしっかりと終わったので驚きました。いや、結構強引というかハチャメチャな展開だったのですが、伏線はしっかり回収しつつ、感動路線として納得のできる締めであったので。変態に全て潰されるかと思いきや、予想外にもハートウォームで「やられた…」という感じでした。さて、もうひとつ「やられた…」といえば

ショタ時代(邪悪)
鈴音の幼少期はイノシシだけじゃなくて、なぜか男装でショタっ気満載。ええ、「赤ずきんチャチャ」のシイネちゃん以来、「少年メイド」(→レビュー)の千尋しかり、黒髪さら毛ショタ大好きです。まさかこういった形で、この作品でショタ充できるとは思っていなかったので、大満足すぎて辛いです。というか全く不要な気もするこの男の子時代。しっかりと伏線というか、皐月ちゃんとの関係を描き出す上で意味を持ってくるという。本当であればずっとこの態度のままだったはずが、皐月ちゃんと仲良くなるために女の子らしくしたという裏が隠されていました。無駄に見えて、意外と無駄じゃない。そういうの、好きです。
~「皐月ちゃん」という呼び方~
それに関連して、皐月ちゃんという呼び方についても。これずっと無意識での自然な呼び方だと思っていたのですが、こちらにもちゃんと意味があって、最後にズドンと来るという。「皐月ちゃん」というのは、女の子の格好をしている時の皐月としての意識が残っているから。だからこそ、レストランバイトを始めたときも鈴音は女子の制服を皐月に強引に着せようとしていたわけで。それは即ち、皐月ちゃんを男として見ていないということの現れ。親近感のある呼び方と思っていたら、そのベクトルは余りに違う方向を向いていたということなんですね。そして最後に、「皐月くん」の一言。くん付けってなんだか鈴音の呼び方にない感じがしてすごく新鮮なのですが、確実に二人の仲は深まったということで、めでたしめでたし。この先も相変わらず鈴音が変態っぷりを発揮してくれると思うと、その後のエピソードとかも見てみたいわけですが、それが叶う日はくるのだろうか。

修道院の妹が、次回作フラグを立ててくれたと見て(強引すぎるこじつけ)、待ちたいと思います。
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