作品紹介→あきづき空太「赤髪の白雪姫」
4巻レビュー→読んでて素直に嬉しかった《続刊レビュー》「赤髪の白雪姫」4巻
5巻レビュー→新章スタート!:あきづき空太「赤髪の白雪姫」5巻
関連作品紹介→*新作レビュー* あきづき空太「青春攻略本」
あきづき空太「赤髪の白雪姫」(6)
白雪は、
私が妃に望む娘です。
■6巻発売です。
白雪はオビと共にタンバルンの城に滞在中。一方、白雪を狙う謎の輩を捜索するゼン達は、彼らに白雪の居場所がばれたことを知る。白雪の身を案じたゼンは、イザナの反対を押し切り、自らタンバルンを目指すが、白雪はゼンの到着前に捕まり、さらに思わぬ状況下に置かれることに…!迫り来る身の危機に、震える白雪だが…!?
~謎の少年の正体が明らかに~
6巻発売しました。前回不穏な動きを見せていた、白雪を追う少年ですが、ついに動き出しました。手際よく連れ去られ、さらにヤバいレベルの危機に見舞われているという。攫われるだけならまだしも、どうも二重で攫われるという。。。二番目に攫った鉤爪の目的は至極単純なのですが、だとしたら最初に連れ去った少年のその目的は…?

自分と白雪を重ねて
馬鹿の手の届かない場所に連れ出す
えーヘ(-′д`-)ゝ もうね、こういう無駄な正義感掲げての勝手な行動って、ホント嫌(いきなり厳しい言葉)。馬鹿の手の届かないところって、お前が一番馬鹿じゃないのかとか、逆に馬鹿の手の届くところに連れてっちゃったじゃんとか、めちゃくちゃ思うわけですよ!こういう苛立ちは「ハリーポッター」とか見ているとたまに覚えるのですが、今回ばかりはちょっと擁護できないレベルでひどくて、この鹿月少年への心証は正直めっちゃ悪いです(笑)だって相手の事情も聞かずに勝手に攫っておいて、挙げ句さらに危険な状況に巻き込んで、本人は何も活躍できずに、結局助けるのはゼン一行っていう。彼がプラスに働いたシーンがゼロなんです!ゼロ!これこのあとも挽回せずに終わりそうで、、、一体どうなるんでしょ。正直助かって、ちょっとした仲間的に迎え入れられるパターンとか往々にしてあり得ると思うんですが、おじさんそういうのイヤだな!(駄々)
そして上がるのは、ゼンの株。もうめちゃくちゃカッコイイじゃないですか。兄を前にして、言い放った…
「白雪は
私が妃に望む娘です 」
ここでバシッと言えるところが、王子らしいというか。本人を前にしたら言わないんでしょうけど。そしてちゃんと助けにきて、仲間の力を借りつつしっかりと結果を出すというところも、王子らしいというか。なんて、ここまで彼を王子らしくさせているのは、白雪という守るべき存在がいるからかもしれません。人の上に立つ王となった場合、守るべき対象は国民全てとなるわけですが、まずは身近にいる大切な人から。王子としてのゼンにとっても、白雪はなくてはならない存在と言えるかもしれません。
~仄かに浮かび上がるオビの…~
さて、もうゼンと白雪で確定な雰囲気ですが、このタイミングで思わぬ恋の萌芽が…

オビ
このタイミングで意識し出すってのはまた珍しい。さすがにもう期待薄ではありますが、だからこそこの想いをどう形作り、決着させていくのか非常に気になるところです。ポイントとしては二つあって、まず ①自覚するのかどうか。まだなんとなく気になるっていう程度で、またゼンと白雪の関係も認めています。そのためちょっと認めたくないというか、押し込めている感が強いんですよね。でもここまで描いてるんだから、自覚はしちゃうのかなぁって気はします。そうなった時に俄然気になってくるのが、②進むのか引くのかというところ。王子相手なんだから、となんとなく身を引きそうではあるのですが、身分差という意味では白雪とゼンの間にこそあって、白雪とオビはむしろ身分的には何の障壁もないはずです。壁としてあるのは、ゼンとの折り合いだけ。お互いに信頼はし合っているけれど、仲良しという感はない二人。ここで出し抜いて…なんて、「僕等がいた」的な展開にですね…。もちろんオビは竹内くんですよ、だって成就しないもん(ひどい)
■購入する→Amazon
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白雪は、
私が妃に望む娘です。
■6巻発売です。
白雪はオビと共にタンバルンの城に滞在中。一方、白雪を狙う謎の輩を捜索するゼン達は、彼らに白雪の居場所がばれたことを知る。白雪の身を案じたゼンは、イザナの反対を押し切り、自らタンバルンを目指すが、白雪はゼンの到着前に捕まり、さらに思わぬ状況下に置かれることに…!迫り来る身の危機に、震える白雪だが…!?
~謎の少年の正体が明らかに~
6巻発売しました。前回不穏な動きを見せていた、白雪を追う少年ですが、ついに動き出しました。手際よく連れ去られ、さらにヤバいレベルの危機に見舞われているという。攫われるだけならまだしも、どうも二重で攫われるという。。。二番目に攫った鉤爪の目的は至極単純なのですが、だとしたら最初に連れ去った少年のその目的は…?

自分と白雪を重ねて
馬鹿の手の届かない場所に連れ出す
えーヘ(-′д`-)ゝ もうね、こういう無駄な正義感掲げての勝手な行動って、ホント嫌(いきなり厳しい言葉)。馬鹿の手の届かないところって、お前が一番馬鹿じゃないのかとか、逆に馬鹿の手の届くところに連れてっちゃったじゃんとか、めちゃくちゃ思うわけですよ!こういう苛立ちは「ハリーポッター」とか見ているとたまに覚えるのですが、今回ばかりはちょっと擁護できないレベルでひどくて、この鹿月少年への心証は正直めっちゃ悪いです(笑)だって相手の事情も聞かずに勝手に攫っておいて、挙げ句さらに危険な状況に巻き込んで、本人は何も活躍できずに、結局助けるのはゼン一行っていう。彼がプラスに働いたシーンがゼロなんです!ゼロ!これこのあとも挽回せずに終わりそうで、、、一体どうなるんでしょ。正直助かって、ちょっとした仲間的に迎え入れられるパターンとか往々にしてあり得ると思うんですが、おじさんそういうのイヤだな!(駄々)
そして上がるのは、ゼンの株。もうめちゃくちゃカッコイイじゃないですか。兄を前にして、言い放った…
「白雪は
私が妃に望む娘です
ここでバシッと言えるところが、王子らしいというか。本人を前にしたら言わないんでしょうけど。そしてちゃんと助けにきて、仲間の力を借りつつしっかりと結果を出すというところも、王子らしいというか。なんて、ここまで彼を王子らしくさせているのは、白雪という守るべき存在がいるからかもしれません。人の上に立つ王となった場合、守るべき対象は国民全てとなるわけですが、まずは身近にいる大切な人から。王子としてのゼンにとっても、白雪はなくてはならない存在と言えるかもしれません。
~仄かに浮かび上がるオビの…~
さて、もうゼンと白雪で確定な雰囲気ですが、このタイミングで思わぬ恋の萌芽が…

オビ
このタイミングで意識し出すってのはまた珍しい。さすがにもう期待薄ではありますが、だからこそこの想いをどう形作り、決着させていくのか非常に気になるところです。ポイントとしては二つあって、まず ①自覚するのかどうか。まだなんとなく気になるっていう程度で、またゼンと白雪の関係も認めています。そのためちょっと認めたくないというか、押し込めている感が強いんですよね。でもここまで描いてるんだから、自覚はしちゃうのかなぁって気はします。そうなった時に俄然気になってくるのが、②進むのか引くのかというところ。王子相手なんだから、となんとなく身を引きそうではあるのですが、身分差という意味では白雪とゼンの間にこそあって、白雪とオビはむしろ身分的には何の障壁もないはずです。壁としてあるのは、ゼンとの折り合いだけ。お互いに信頼はし合っているけれど、仲良しという感はない二人。ここで出し抜いて…なんて、「僕等がいた」的な展開にですね…。もちろんオビは竹内くんですよ、だって成就しないもん(ひどい)
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