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2011.11.14
作品紹介はこちら→末次由紀「ちはやふる」
5巻レビュー→《気まぐれ続刊レビュー》末次由紀「ちはやふる」5巻
6巻レビュー→肉まんくんこと西田くんとは何なのか…《続刊レビュー》「ちはやふる」6巻
7巻レビュー→最後の壁は誰になるのか、というお話《続刊レビュー》「ちはやふる」7巻
8巻レビュー→我らが詩暢サマに異変!?:末次由紀「ちはやふる」8巻
9巻レビュー→みんなとするから、かるたは楽しい:末次由紀「ちはやふる」9巻
10巻レビュ-→リベンジのためには、太一の成長は必須だった:末次由紀「ちはやふる」10巻
11巻レビュー→殻を破ってまた頼もしく:末次由紀「ちはやふる」11巻
12巻レビュー→それぞれの想いがぶつかる全国大会:末次由紀「ちはやふる」12巻
13巻レビュー→クイーンへのこだわりと、他人本位:末次由紀「ちはやふる」13巻
関連作品レビュー→「ハルコイ」「クーベルチュール」




1106070076.jpg末次由紀「ちはやふる」(14)


流れはこうやって引き寄せる


■14巻発売しました。
 負けたら終わりの全国大会団体戦決勝トーナメント。予選ブロックを勝ち上がった千早たち瑞沢高校は、クイーン候補を期待される逢坂恵夢率いる明石第一女子高校と対戦する。5人対5人の勝負は、おのおのが全力をぶつけあう死闘となり、ある者は勝ち、またある者は負けて行く…。3人勝って団体戦決勝へ駒を進めるのは、一体どっちだ!?
 
 
~団体戦はいよいよ大詰め!~
 アニメも好調のようで(私は一度も見れていませんが)、そんな中のレビューお届けでございます。物語は団体戦の準決勝。勝負もいよいよ大詰めです。
 
 クイーン候補の一人と目される、逢坂恵夢との試合で千早は苦戦。それでも他のメンバーの奮闘もあり、なんとか勝ち上がることに成功します。勝った方も負けた方も、どちらもより絆を深めることができました。最後は机くんが勝負を決めるというギリギリの戦い。どちらが勝ってもおかしくありませんでした。勝敗を分けたのは、瑞沢の方がそれぞれのメンバーなりの勝ち方・闘い方を持っていたからではないでしょうか。



ちはやふる14-1
 勝負を分けた運命の一枚も、机くんのデータからくるジンクスによるもの。配置的に、机くんが取った札は最も取りにくい(相手に取っては取りやすい)ところ。もうここしかないと、最初から決め打ちしていかないと、取れないタイミングかと思われます。全国大会の準決勝で運命の一枚を決め打ちでいくその勇気。自分(データ)を心から信じていないと、なかなか出来ないことだと思います。甲子園の準決勝で、9回2アウト2ストライクで、決め打ちしてスイングとか自分なら絶対出来ないです。


~お互いの実力・相性以外の勝負のあや~
 机くんの活躍によって決勝へと駒を進めた瑞沢が迎え撃つ…いや、迎え撃たれるのは、常勝・富士崎高校。部員50人を誇るこの名門は、まさに青春をかるた全てに懸けてきているような生徒達がたくさん。正直なところ勝ち目は薄いところです。そんな富士崎の名物顧問の采配として、団体戦の決勝は必ず下級生を入れてくるというものがあるようで、今回もキーパーソンが流れ込んできました。代替わりを見据えているとはいえ、なかなか決勝戦で入れ替えってできないのですが、この競技は翌日に個人戦が控えているということで、こんな采配もできるっていう。これもまた、かるたという競技ならではのシビアな一面と言えるかもしれません。そしていよいよ試合開始。千早の相手となるのは、その下級生・山城理音。
 
 
ちはやふる14-2
 名前に「音」という文字が入っているからか、その"聞こえ”と“感じ”の能力は抜群。しかしながらそれは、上手い読み手でないといけないという条件があります。そしてこともあろうに今回の読手は、彼女の祖母で屈指の読み手である山城さん。千早さん、ピンチです。

 今までの勝負は、個々人の実力であるとか相性が取沙汰されることが殆どで、こういった外部環境要因が大きく勝負に関わってくることは少なかったです。この読手との相性という部分にスポットを当てた展開、スポーツもので言えば例えば審判のクセとかにスポットを当てるようなイメージに近いかもしれんですね。それを勝負に落とし込んで描いてくるあたり、「もう全部描いてやる!」てな作者さんの覚悟が窺えて良いですね。決勝なので、ガチンコ勝負とか見てみたかったのですが、これはこれでまた面白い。


~決勝で一番熱くなるのは主将対決な気がする~
 ちょいと異色の戦いとなった千早は千早で盛り上がりそうですが、より熱くなりそうなのが太一。主将同士の対戦ということもあるのですが、仮想・新ということで、俄然やる気が違います。普段はチームプレー最優先の彼が、勝ちを優先させたいはずの団体戦決勝で、敢えて自分の欲を先行させたその意地に、ちょっと賭けてみたい。それほどまでに、新は超えなければいけない相手なのか。ここでボロボロになるか、逆に乗り越えて新たな景色を見ることができるのか、確実にフィーチャーして描かれると思うので、ちょっと楽しみです。



~最後にサービスカットでも~
 さーて、一番のお待ちかね(?)の詩暢サマですが、今回まさかのサービスカット。そう、脱衣シーンがありました。
 

ちはやふる14-3
 激太り後のこの脱ぎっぷりということで、完全復活をアピールですよ(きっと違う)いやーしかし色気がない。しかしここで無駄に脱ぐってのが。単純に彼女の他人への無頓着さを表しているのか、いやもしかしたら新にちょっとしたアピールを…いや、それはないか。でも新と再会してから、なんだか詩暢サマがすごく人間らしいというか、今までとは明らかに違う感じ映ります。今回も団体戦なんてくだらないと鼻で笑いつつも、ついつい新に感化されて見に来てしまった。「見に行くわけない」とまで言っていたのに、来ちゃう。変人がツンデレに変わってしまいましたよ。もうこの子新のことめっちゃ好きじゃないですか(多分)。恋愛方面に関して言えば、千早は新一択だと思っていたのですが、詩暢サマが乱入してきて新と…なんてことになってくれると太一にも浮き目が。。。こちらもちょっと注目ですよー


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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
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レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
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売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
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レビュー
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かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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