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Tag [続刊レビュー] 2011.12.19
作品紹介→*新作レビュー*雨隠ギド「まぼろしにふれてよ」




1106096773.jpg雨隠ギド「まぼろしにふれてよ」(2)


力になりたいんです!
道具は私たち人が作ったものだから!



■2巻発売しました。
 “欲魂”回収を続けるうち、道具にも想いがあることを知ったひとこは、道具の願いを覚えていようと思い始める。そんなひとこが初めて心を通わせたお布団のツクモ。彼女が去り際に残した「テンコウセイに気をつけて」という言葉が気になっていたある日、クラスに転校生がやってきて…!?ひとこも知らないひとこの過去の扉が開きはじめる…
 

~1年以上ぶりの新刊です!~
 長かった!1巻発売が2009年11月と表記されていますから、なんと2年ぶりの新刊ですよ!ずっと「2巻まだかな、2巻まだかな」と思っていたので、発売予定にこの名前を見つけた時は本当に嬉しかったですよ。


~狐かと思ったら狸だったでござる~
 2巻は1巻ラストにて布団のツクモが残した「テンコウセイに気をつけて」という言葉を発端として、物語は進んでいきます。案の定、「転校生」がやってきたのですが…
 
 
まほ#12441;ろしにふれてよ2-1
ツンツンかわいい


 なんか見ためといい、金髪というところから、「あ、この転校生絶対キツネだ。間違いない。」なんて思っていました。そういえば女性のタイプってキツネ系とタヌキ系で語られることがしばしばあるような気がします。個人的にはたぬきっぽい方が好きでしょうか。キツネ顔も好きですが(両方好きなんかい)。男性の場合、しょうゆ顔とソース顔で語られたりしますよね。私は典型的なしょうゆ顔だと言われます(どうでもいい情報)。さて、だいぶ話がそれてしまいましたが、転校生の二人ですよ。容姿的にキツネだ…!と思っていたら、
 
 
まほ#12441;ろしにふれてよ2-2
タヌキでしたー


 ですよねー。にしても二人ともタヌキというよりも実にキツネっぽい容姿。なんとも紛らわしいではないですか。しかもこの「のう姫」、典型的なツンデレタイプということで、個人的には「ごちそうさま」の一言です。ライバルポジションのツンデレキャラって、高確率で健気で純粋なのですが、この子もまた同じく「役にたちたい」という一心で動く健気な性格の持ち主。素直じゃない分余計に一生懸命なところが、素敵ではないですか。そして空まわる姿に余計萌えるという。
 
 なんとも楽しみな新キャラの登場ですが、どうも彼女たちはその「テンコウセイ」ではなかったみたいです。じゃあ一体誰が?ということになるのですが、そもそも「テンコウセイ」=「転校生」なのかっていうところから個人的には引っ掛かっていて、意外と違う漢字が充てられたりするんじゃないのかな、とかだいぶ穿った見方をしていたら…
 
 

テンコウセイ
ここで狐さんきたー


 やっぱり違う読み方でした。そしてこのタイミングで狐登場。この人も狐の美人さん(そもそも女なのだろうか)なのですが、私はやっぱりのう姫が良いです。ここで描かれたのは、ひとことリッピーの出会いと一つの別れ。過去回想的に描かれるこのお話は、2巻の中でも特に重要でかつ感動的なものになっていたのですが、そのまま2巻は終わり。結局このテンコウセイが何なのか、そしてこの狐の意図は何なのかは分からずに終えてしまいました。一つ言えるのは、ひとこは今ちゃんと自分に与えられた役割を全うしているということ。その中で、狐の存在がどう影を落としてくるのか、この後要注目のファクターが出てきました。なんとなく見ていても、狐が悪者のようには見えないんですよね。リッピーができた経緯だって恐らく狐の言っている通りで、多分真実を伝えているのでしょうし。一体テンコウセイがどのような存在で、どのような意図を持って絡んでくるのか、3巻を楽しみに待ちたいと思います。なんて3巻出るのいつなんでしょうか…。このペースで行くと、2013年?


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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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