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Tag [続刊レビュー] 2012.03.21
作品紹介→*新作レビュー*宇佐美真紀「ココロ・ボタン」
2巻レビュー→捨て台詞の「死ね」がこんなにもカワイイものだとは:宇佐美真紀「ココロ・ボタン」2巻
3巻レビュー→違った仕草を見せ始める古閑くんが良い良い:宇佐美真紀「ココロ・ボタン」3巻
4巻レビュー→彼女が掴み合いの喧嘩してるのに笑顔:宇佐美真紀「ココロボタン」4巻
5巻レビュー→あなたはどのヘアスタイルがお好み?:宇佐美真紀「ココロボタン」5巻
6巻レビュー→Sっ気のある彼が見せる弱さにキュンとくる:宇佐美真紀「ココロ・ボタン」6巻
関連作品レビュー→宇佐美真紀「春行きバス」宇佐美真紀「恋*音」




1106121744.jpg宇佐美真紀「ココロ・ボタン」(7)


大丈夫…だよね?
あたしたち…



■7巻発売しました。
 古閑くんのお母さんが離婚届を用意しているということを知ってしまった新奈。古閑くんが引越して離ればなれになってしまうことを心配したけれど、古閑くんは「心配ないよ」と笑顔。けれども古閑くんのお母さんはどうやら本気モードで…?
 

~離ればなれになる心構えをする7巻~
 7巻発売です。何も起きないところがこの作品の良い所だと思うのですが、7巻は俄に慌ただしかったです。と言ってもこの巻で何か起きたというわけではなく、恐らくこの先起こるであろう事態に備えての、ちょっとした予行演習のような。話は古閑くんの両親の離婚騒動により幕を開けます。ここで浮上するのは、古閑くんの転校=離ればなれになるというもの。結局この件は、引越してもしなくても通う学校は変わらないということで事なきを得るのですが、その後更に、古閑くんの受験勉強の本格化によって、この懸案事項は再び新奈の前に現れることになります。
 
 一番最初の離婚騒動は新奈に「そういうことがあるかもしれない」と気づかせる役割を果たし、2度目のそれは「いつか必ず訪れること」として立ちはだかる。あまり悲しい出来事であるとか不都合な物事に目を向けることのない新奈にとって、この段階的な意識付けはなかなか効果的なものであったでしょう。いきなり現実を突きつけるのではないのも、作者さんなりの優しさなのかも。思考よりも感情優先で動きがちなキャラクターでも、予め覚悟と取るべき行動を決めておけばちゃんとその時を迎えることができる。受験が終わる時期はまだまだ先ではありますが、この先迎えるであろう“その時”を、彼女なりの考えでもって歩み向かっていける姿がきっと見られることでしょう。古閑くんの放置も、彼女自身に選択・解決させることを良い形で促しているなぁと思います。過保護な彼氏だったら依存度がどんどん高くなって目も当てられなくなりそうですな。


~全く素直じゃないかませ犬はかわいいな!~
 さて、そんな壁にぶつかりつつも頑張っている二人を横目に、一人思わぬ人物がかませ犬の階段を駆け上ることになりました。元々登場人物が多くない本作において、そのポジションにつける人なんてごく僅かしかいないわけですが、こんなにも早くそこに行くとは。もうね、素直じゃないかませ犬って大好きなんですよ、ヨダレ出るレベル。基本良い子なんで、突っぱねるような物言いでもその優しさが溢れ出るという(笑)ぶっきらぼうでクールな男の子がやっているからバランス取れていますが、一緒に探し物してくれたり、バイト時間伸ばしてさらにヒロイン出待ちとか結構なアタックですからね。
 

ココロホ#12441;タン7-1
 こんな風に顔を逸らして顔赤らめてるシーンとかもう可愛すぎて可愛すぎて。バツの悪そうな赤らめ方というか、いいですよねー。また古閑くんが唯一と言っていいほどに大切な友人であるというところもかませ犬としての哀愁を誘います。まさに手も足も出ない状態・・・ではあるのですが、もしかしたら思わぬ一発を食らわせることもあるのかも…。でも古閑くんの監視下でそういうこと絶対できないと思うんですよね(笑)彼がこの気持ちをどう整理して決着をつけるのか、今から楽しみです。なんか全然良い結末が想像できないのですが(笑)


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カテゴリ「ベツコミ」コメント (2)トラックバック(0)TOP▲
コメント

いつも余裕の古閑くんがこれからどれだけ嫉妬で心が乱されるのか見ものです
From: かーりー * 2012/03/21 12:20 * URL * [Edit] *  top↑
はじめまして。
いつも拝見させて頂いております。女子ですがかなり参考になります!

あて馬・・・が好きな私は(『CRAZY FOR YOU』の赤星くん、『だから恋とよばないで』の不破くん・・・今一番熱いのは『ひるなかの流星』の馬村です!笑)

速水くん大活躍の今巻かなりつぼでした・・・

これからも楽しみにしております。
From: 更 * 2012/03/22 10:47 * URL * [Edit] *  top↑

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王国の子
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
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BEARBEAR
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かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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