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Tag [続刊レビュー] 2012.03.25
作品紹介はこちら→麻生みこと「そこをなんとか」
3巻レビュー→菅原さんが極上の枯れセン要素を含んでいた件《続刊レビュー》「そこをなんとか」3巻
4巻レビュー→相変わらずゆるゆると楽しい:麻生みこと「そこをなんとか」4巻
5巻レビュー→ここにきての新展開!:麻生みこと「そこをなんとか」5巻



1106132942.jpg麻生みこと「そこをなんとか」(6)


待ってるって伝えてくんない?


■6巻発売しました。
 儲り案件が来ない弁護士・改世楽子。元々3人の零細事務所なのに、稼ぎ頭の兄弁・東海林が移籍!気持ち的にも、切れ者の東海林を頼っていた楽子は、心に穴がぽっかり…。と悲しむ間もなく、実務修習に来た研修生と大麻取締法違反の案件に臨むことに。「しっかりしなきゃ」と思う楽子に、その後も試練が…!?


~意外と東海林さん移籍について触れられない…~
 そうだ東海林さん、もういないんだった。きっと楽子も寂しさを噛むような日々を送るんだろうなぁ、、、なんて思ったら、そんなこと感じる暇もないくらい忙しい毎日のようで。そりゃあそうか、柱の弁護士が一人抜けてしまったら、回るものも回りません。大型案件等を東海林さんが任されていたのか分からないのですが、ボス弁・菅原先生の「今の状態でも数ヶ月なんとかなった」という言葉に驚きです。楽子が頑張っているのか、菅原さんが頑張っているのか。東海林さん分どこに消えたんだろうって。東海林さんが持ってっちゃったのかな…。結局6巻では研修生が一時的に籍を置いただけで、元通りのまま7巻へと突入。8巻で新キャラ登場はあるのでしょうか。何気に6巻でこの二人、一度も絡んでないんですよね(最後にちょっと絡んだけど)。6巻で我慢させてからの7巻か。だってもう、楽子の心は東海林さんでいっぱいですもの。


~自分の恋愛感情には自覚的でないのですね~
 絡んではいないけれど、漏れ出す東海林への想い。席を移動したシーンなんてもうニヤニヤが止まらなかったです。それにこうやって…
 
そこをなんとか6
 いちいち比較してしまうところとか、もうこの子東海林さん大好きだな、と(笑)恋愛もそれなりにしてきたであろう楽子ですが、意外と自分の恋心めいたものには無自覚なんですね。いや、たぶんそう感じさせないほどに、東海林さんという人が規格外の存在なのか。だからこそ、一回ハマったら抜けられなそうですよね。その好例が中道さんなわけで。ぶっちゃけた話、楽子よりも中道さんの方が幸せになって欲しい願望強かったりします(笑)あの疲れはじめた感じとか、素敵じゃないですか。


~「路地恋花」の匂いを感じた~
 そういえば今回は中道さんよりももっと疲れた感じのする方が登場していました。最後の案件として収録されていた、放火事件のお話。24歳のホストに入れ込んだ46歳の女性が彼のためにと放火事件を起こすお話なのですが、いつものコメディベースの案件と異なり、これはとにかく切なかった。導入は「あー、また厄介な人に振り回されるやつかな」なんて思ったら、まさかの感動的な展開。
 
 最初は何気ない入り方でも、徐々に徐々に真実を明らかにしていくって、2時間ドラマとか刑事物とかで多い気がするのですが、王道で素敵ですわ。ちゃんと恋愛の要素を落としこみ、トキメキににた感情を演出するのこの匂い、どこかで感じたことあると思ったら、そうだ同じ麻生みこと先生の「路地恋花」だ。あちらもどこか力の抜けた日常風景を描きつつ、最後に感動を持ってくるのですが、本作もまさにこれだったなぁ、と。本作をお読みになっている方はきっと「路地恋花」も読んでいると思うのですが、もし読んでおられない方がいらしたら、是非とも手に取ってみてください!本当に面白いですから!本当にキュンキュンしますから!あれ、これ「そこをなんとか」のレビューのはずなのに、なんか「路地恋花」を薦めるみたいな形に…


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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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