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2012.04.19
1804.jpgan・an 2012年 4/25号



■本日発売のanan「第3回ananマンガ大賞」にコメントを書かせて頂いています。大賞は既にニュースにもなっていますが、河内遙先生の「関根君の恋」とのこと。その他準大賞として4作が紹介されています。こちらのラインナップは概ね納得。女性向け作品に絞ったマンガ賞というものがあまりないので、小規模であれどこういった試みがあるのは非常に喜ばしいことだと思います。

 私がコメントを書いているのは「教えて♡漫画に詳しい男子!今読むべき恋愛漫画は?」というコーナー。短文ではありますが、1作推薦させてもらっています。私の他、コミックナタリー編集長の唐木元さん、D2メンバーで俳優の阿久津愼太郎さんもコメントを寄せられています。いやはや、私なんかがここに並んでしまって良いのでしょうか…
 
 その他アラフォー編集部員による懐かしの漫画談義や、物語ではなくキャラにスポットを当てた「本当のイケメンはマンガの中にいた」など、大賞以外の特集も幾つか組まれています。イケメンキャラ選の中に、「昭和元禄落語心中」(→レビュー)の八雲さんや、「ちはやふる」(→レビュー)の太一などがいたりする所には思わずにやりでした。気になる方は是非ともチェックしてみてください。
 


お知らせその②
 また先月になりますが、ダ・ヴィンチ電子版「ネットで面白いマンガを探す方法」という特集で、「いま注目すべきマンガレビュアー ベスト5」としてご紹介頂いています。ありがとうございます。
  
ネットで面白いマンガを探す方法
「いま注目すべきマンガレビュアー」 ベスト5
 
 
 ブログ外に名前が出ることが増えてきましたが、本元のブログの方はというとご存知の通り絶賛更新停滞中でして。。。こうして紹介していただいたにも関わらず、このまま死に体に…というのはあまりに申し訳ないので、これからも更新頑張っていこうと思います。いや、久々の更新が告知記事でなんだかすみません。来週あたりからぼちぼち更新再開させたいと思ってます!
 
 
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コメント

これだけのレビューを毎日は大変ですものね
お疲れ様です
いきなりananの画像が出てきたときはブログを間違えたかと思いました

「関根君の恋」いいチョイスでしたねw
なかなか主人公であんなに残念なひといませんよね

これからも楽しみにしてます
From: あきゃね * 2012/04/19 12:49 * URL * [Edit] *  top↑

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。