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Tag [続刊レビュー] 2012.05.08
作品紹介→椎名軽穂「君に届け」
9巻レビュー→爽子の告白などに関して思うことを少々…《続刊レビュー》「君に届け」9巻
10巻レビュー→ひとつの区切り、新たなスタート《続刊レビュー》「君に届け」10巻
11巻レビュー→くるみちゃんの魅力:椎名軽穂「君に届け」11巻
12巻レビュー→いやいや、あなたこそ、良いパパだっ!:椎名軽穂「君に届け」12巻
13巻レビュー→制服×海辺砂浜×二人で=最高:椎名軽穂「君に届け」13巻
14巻レビュー→座った距離と心の距離:椎名軽穂「君に届け」14巻



1106111639.jpg椎名軽穂「君に届け」(15)


終わらせたかったんだよ


■15巻発売しました。
 修学旅行でのキス未遂事件以来、どこかぎくしゃくしてしまう爽子と風早   。あやねのことが気になり急接近するケント   。龍からの告白を断ったことで、今までの関係が終わると感じる千鶴    。6人それぞれの立ち位置が、少しずつ変わり始める冬の始まり…
 

〜もう16巻発売します〜
 新刊が発売されても一向にレビューが上がらず、閲覧者の皆さんから「まだですか?」と催促されることが通例になりつつある本ブログですが、こちらも例に漏れず。15巻のレビューをお届けしながら、もう16巻は発売間近ですよっと(5/11発売)。でも気にせず書きます。
 

〜爽子の時とは違う、ケントのアプローチ〜
 6者6様の恋模様が浮かびつつある15巻ですが、この中で今回最も精力的に動いたのは誰でしょう。それは間違いなくケントであるはずです。沖縄で、思わずあやねを抱きしめたケントの真意やいかに。爽子に対しても、意外な程あっさりと恋心を認めた彼ですが、今回も意外な程あっさりと、自分の想いを表に出しました。
 
 
君に届け15−1
あやねが好き


 心配で、放っておけなくて抱きしめたのではなく、あの時の行動はきっと紛れもなく彼の恋心によるものでした。しかし今回のあやねへのアプローチを見ると、「え、お前本当にケント?」と言わざるを得ないというか。爽子へアプローチしていたあの頃に比べると、まるで別人のようです。まずその表情ね、表情。常に慈悲に溢れた微笑みみたいなの浮かべてるし、言葉のかけかたが異様に優しいというか、相手のことを慮っている感じ。爽子の時なんか、周囲の状況を全く気にすることなく
 
 
君に届け15−2
…なんならオレにする?


 とか言ってた男ですよ!それが今度はちょっとキモイくらいの笑顔でめっちゃ優しい言葉かけちゃうっていう。相手によってアプローチ方法を変える器用さがあるのか…いや、彼もまた爽子たちと接したことで多少なりとも性格が変わったんじゃないでしょうか。しかしこれがあやねに響くのかはまだわかりません。状況的には、未だピンと五分五分。別にピンにその気はないでしょうが、タイミング的に持ってるのはどう考えてもピンなわけで。


〜あやねはどっちが良いんだろう〜
 さて、あやねは一体どっちが良いんでしょうか。そんな二人が揃ったシーンがこちら…
 
 
君に届け15−3
不器用と言うケントと、器用だと言うピン
 
 
 これ多分どっちも正解というか、間違っちゃいない気がするんですよね。ケントは割と細かいところまで目が行き届く人間で、けれど時に必要以上にそれを肥大させて見てしまうきらいがあるように思えます。逆にピンは、押さえるべき所は押さえて、けれども必要以上に踏み込みすぎない、引き際を弁えている印象。どちらも接してもらえば、ありがたい性格。問題はあやねがどちらをより好むのかということ。あやねって、自分の本当に弱い部分に触れられた時、どんな反応するのかなっていう。結構そういうの嫌がりそうな性格ですよね。ケントが以降、あやねの弱い部分に踏み込んだ時、どういう反応をするのか、注目したいと思います。
 

〜龍とちづの過去は泣けた〜
 さて、ケントの話題ばかりになってしまいましたが、15巻の見所はなんと言っても龍とちづの過去でしょう。お互い気まぐれも頑固さもなく、ただただ相手と自分のことを思って導き出した、今の自分の気持ち。龍の過去は衝撃でしたね。普通少女漫画って、そういう過去は主人公の相手役に降りかかりがちだったりするのですが、ここで龍だとは。ああいった過去があったからこそ、ちづが「きょうだい」に拘るのもわかりますし、逆に一番理解してくれる人を好きになるという龍の気持ちも、ごくごく自然でよくわかるんですよね。動き出してしまった以上、もう戻ることはできません。そして最後の最後で龍のあの畳み掛け。「思えよ」「あのとき告白しない理由がなかった」…この二言で龍にべた惚れになった方も少なくないはず。カッコいいのなんの。ちづは一体なんて返事するんですかね。それがすぐ4日後に読めるなんて…!読み出しが遅くても得することだってあるんだと、ちょっとお得感を無理矢理出してみました。さすがに無理矢理すぎるか。。。


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From:  * 2012/06/03 14:25 *  * [Edit] *  top↑

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
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レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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