作品紹介→*新作レビュー* 遠山えま「わたしに××しなさい!」
2巻レビュー→三角関係突入!《続刊レビュー》遠山えま「わたしに××しなさい!」2巻
関連作品レビュー→遠山えま「ココにいるよ!」
3巻レビュー→これはただの恋愛ではない、覇権を懸けた熱き闘いなのだ:遠山えま「わたしに××しなさい!」3巻
4巻レビュー→「なかよし」で指フ○ラは、セーフなのですか…?:遠山えま「わたしに××しなさい!」4巻
5巻レビュー→指フ○ラの次は耳舐めとか「なかよし」始まりすぎている:遠山えま「わたしに××しなさい!」5巻
6巻レビュー→繋がりたい、離れたくない:遠山えま「わたしに××しなさい!」6巻
関連作品レビュー→神さまは髪の中から現れる…:遠山えま「かみかみかえし」1巻
7巻レビュー→またしてもアウトな予感:遠山えま「わたしに××しなさい!」7巻
8巻レビュー→マミのライバルキャラは何処へ…:遠山えま「わたしに××しなさい!」8巻
遠山えま「わたしに××しなさい!」(9)
あいつはオレが守る
■初恋の人が霧島だと気づいた雪菜は、ひとり霧島の元へ向かう。一方、時雨は霧島の過去の黒い噂を耳にし、雪菜の後を追うが、霧島は雪なを車に乗せて走り去り…!?キケンな初恋の結末は…緊迫の第9巻!!
〜講談社漫画賞児童部門受賞おめでとうございます〜
このニュースを聞いたときは驚きました。
なんと、講談社漫画賞の受賞です。しかも児童部門です(掲載誌考えるとここが一番妥当なのですが)。もちろん、掲載誌「なかよし」での人気は1、2を争う看板作品。しかしながら、中身がですね…。どんな感じがご存知の方は、「これいいのかなぁ」的な感情をお抱えかと思いますが、私もです。ご存じない方は過去のレビューを遡ってみてくださいね!
〜黒いとかってレベルじゃねーぞ〜
さて。9巻のお話へと移りましょう。雪菜の幼稚園の先生が登場したことによって、状況は慌ただしく動き出したわけですが、ついに雪菜が大きく行動に出ます。「恋を知るため」に、先生にアプローチ。晶や時雨に事前に話をしておいて(ナチュラル悪女や…)、先生に近づくことを決めます。しかしながらこの先生、とんでもない黒い噂をお持ちでして…

あの先生…
まえに卒園生に手を出したって…
アウトー!!卒業生ならぬ、卒園生!!!!このフレーズ聞いた時思わず「おいおいLOか」、と。いやだわこんな噂のある先生(笑)現実にいたら事実確認できずともとりあえず通報するレベル。ギリギリまで待ったとかならまだしも、先生は御年29歳。20歳から働きはじめたとしても、相手はせいぜい…。もうこれ真っ黒とかそういうレベルじゃないです。
しかし結局それは誤解であることが判明(当たり前です)。彼女がそこの卒園生で、それが曲解して伝わったようでした。結局この先生は、親切心で卒園生にアドバイスしてあげようとしただけなのに盛大に誤解されて、罵声にも似た言葉を浴びせかけられた…しかもワケの分からない黒い噂までセットで…という、めちゃくちゃかわいそうな役回りだったのでした。てかちょっと扱い可哀想すぎるだろ…。
〜改めて晶と時雨の一騎打ちに…〜
恋を知ったけれども、それは叶わぬ恋だと知った雪菜。結局状況は振り出しに戻り、再び晶と時雨の一騎打ちの状況へ。そうなると俄然有利なのが時雨。晶も時雨もどちらも雪菜を想う気持ちは変わらないと思うのですが、どうしても時雨の方が接触できてしまうタイミングが多いんですよね。今回も先生との一件の後に雪菜と急接近したのは時雨でした…

無駄にスク水
「ぽちゃぽちゃ水泳部」では飽き足らず、こちらでも水着ですか、まったくお好きですねぇ。てかやっぱり無駄に描き方がエロい。しかも雪菜さん、水に入っている時はどうかわかりませんが、基本的にメガネは取らないようで、スク水+メガネという、実際にはなかなかないフェチ度の高い格好をしているという。これ狙ってるのか?それとも自然にこうなっちゃったのか?どうしたって穿って見てしまいます、はい。しかしながらこの格好では、密な身体接触はなく、背中に描き文字をするだけでおしまい。けれどもたぶん、ここでは終わりません。時雨の「もっとすごいことしてやる」で途切れた9巻。こういうシチュエーションで巻またぎって、今まであったでしょうか。さてさて何が起こるのやら…
〜何気にマミがきっちちふられていた〜
こんな怒濤の本編の片隅で、ひっそりとその恋に終止符を打とうとしている子が一人いました。そう、マミです。もうね、先生の黒い噂とかに全部持ってかれそうだったのですが、何気にこのパートで一番可愛かったのは彼女かと。

多少勢いに任せたとはいえ、改めてしっかりと想いを伝えたマミ。フラれることは、どこかでわかってはいたと思うのですが、それでも悲しく、思わず涙が。雪菜の涙に真剣になる男子二人ですが、9巻で一番泣いたのは彼女なんですって。どうしても報われないポジションになってしまいがちですが、最後は笑ってくれるとよいものです。晶には、はやくそっちを向いて欲しいものですね。
■購入する→Amazon
2巻レビュー→三角関係突入!《続刊レビュー》遠山えま「わたしに××しなさい!」2巻
関連作品レビュー→遠山えま「ココにいるよ!」
3巻レビュー→これはただの恋愛ではない、覇権を懸けた熱き闘いなのだ:遠山えま「わたしに××しなさい!」3巻
4巻レビュー→「なかよし」で指フ○ラは、セーフなのですか…?:遠山えま「わたしに××しなさい!」4巻
5巻レビュー→指フ○ラの次は耳舐めとか「なかよし」始まりすぎている:遠山えま「わたしに××しなさい!」5巻
6巻レビュー→繋がりたい、離れたくない:遠山えま「わたしに××しなさい!」6巻
関連作品レビュー→神さまは髪の中から現れる…:遠山えま「かみかみかえし」1巻
7巻レビュー→またしてもアウトな予感:遠山えま「わたしに××しなさい!」7巻
8巻レビュー→マミのライバルキャラは何処へ…:遠山えま「わたしに××しなさい!」8巻

あいつはオレが守る
■初恋の人が霧島だと気づいた雪菜は、ひとり霧島の元へ向かう。一方、時雨は霧島の過去の黒い噂を耳にし、雪菜の後を追うが、霧島は雪なを車に乗せて走り去り…!?キケンな初恋の結末は…緊迫の第9巻!!
〜講談社漫画賞児童部門受賞おめでとうございます〜
このニュースを聞いたときは驚きました。
講談社は5月10日に、第36回講談社漫画賞の受賞作品を発表した。賞は4部門から構成されており、児童部門は遠山えま さんの『わたしに××しなさい!』(以下略)
なんと、講談社漫画賞の受賞です。しかも児童部門です(掲載誌考えるとここが一番妥当なのですが)。もちろん、掲載誌「なかよし」での人気は1、2を争う看板作品。しかしながら、中身がですね…。どんな感じがご存知の方は、「これいいのかなぁ」的な感情をお抱えかと思いますが、私もです。ご存じない方は過去のレビューを遡ってみてくださいね!
〜黒いとかってレベルじゃねーぞ〜
さて。9巻のお話へと移りましょう。雪菜の幼稚園の先生が登場したことによって、状況は慌ただしく動き出したわけですが、ついに雪菜が大きく行動に出ます。「恋を知るため」に、先生にアプローチ。晶や時雨に事前に話をしておいて(ナチュラル悪女や…)、先生に近づくことを決めます。しかしながらこの先生、とんでもない黒い噂をお持ちでして…

あの先生…
まえに卒園生に手を出したって…
アウトー!!卒業生ならぬ、卒園生!!!!このフレーズ聞いた時思わず「おいおいLOか」、と。いやだわこんな噂のある先生(笑)現実にいたら事実確認できずともとりあえず通報するレベル。ギリギリまで待ったとかならまだしも、先生は御年29歳。20歳から働きはじめたとしても、相手はせいぜい…。もうこれ真っ黒とかそういうレベルじゃないです。
しかし結局それは誤解であることが判明(当たり前です)。彼女がそこの卒園生で、それが曲解して伝わったようでした。結局この先生は、親切心で卒園生にアドバイスしてあげようとしただけなのに盛大に誤解されて、罵声にも似た言葉を浴びせかけられた…しかもワケの分からない黒い噂までセットで…という、めちゃくちゃかわいそうな役回りだったのでした。てかちょっと扱い可哀想すぎるだろ…。
〜改めて晶と時雨の一騎打ちに…〜
恋を知ったけれども、それは叶わぬ恋だと知った雪菜。結局状況は振り出しに戻り、再び晶と時雨の一騎打ちの状況へ。そうなると俄然有利なのが時雨。晶も時雨もどちらも雪菜を想う気持ちは変わらないと思うのですが、どうしても時雨の方が接触できてしまうタイミングが多いんですよね。今回も先生との一件の後に雪菜と急接近したのは時雨でした…

無駄にスク水
「ぽちゃぽちゃ水泳部」では飽き足らず、こちらでも水着ですか、まったくお好きですねぇ。てかやっぱり無駄に描き方がエロい。しかも雪菜さん、水に入っている時はどうかわかりませんが、基本的にメガネは取らないようで、スク水+メガネという、実際にはなかなかないフェチ度の高い格好をしているという。これ狙ってるのか?それとも自然にこうなっちゃったのか?どうしたって穿って見てしまいます、はい。しかしながらこの格好では、密な身体接触はなく、背中に描き文字をするだけでおしまい。けれどもたぶん、ここでは終わりません。時雨の「もっとすごいことしてやる」で途切れた9巻。こういうシチュエーションで巻またぎって、今まであったでしょうか。さてさて何が起こるのやら…
〜何気にマミがきっちちふられていた〜
こんな怒濤の本編の片隅で、ひっそりとその恋に終止符を打とうとしている子が一人いました。そう、マミです。もうね、先生の黒い噂とかに全部持ってかれそうだったのですが、何気にこのパートで一番可愛かったのは彼女かと。

多少勢いに任せたとはいえ、改めてしっかりと想いを伝えたマミ。フラれることは、どこかでわかってはいたと思うのですが、それでも悲しく、思わず涙が。雪菜の涙に真剣になる男子二人ですが、9巻で一番泣いたのは彼女なんですって。どうしても報われないポジションになってしまいがちですが、最後は笑ってくれるとよいものです。晶には、はやくそっちを向いて欲しいものですね。
■購入する→Amazon