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2012.06.30
作品紹介→乙橘「少年メイド」
2巻レビュー→千尋の意見を尊重すること《続刊レビュー》 乙橘「少年メイド」3巻
4巻レビュー→赤面する男の子女の子がかわいすぎるっ…!:乙橘「少年メイド」4巻



1106107315.jpg乙橘「少年メイド」(5)


母さん
お祖母ちゃんに会ったよ



■5巻発売しています。
 掃除・洗濯・料理が超完璧な優秀メイド。しかもそれがツンデレ少年なんて何それ超萌える!!大好評のメイド少年ホームコメディに、待望の第5巻が登場!千尋と円は時にぶつかることもあるけれど、少しずつ本物の“家族”に。ご近所の奥様から幼女まで、バレンタインはモテモテだった千尋。ホワイトデーのお返しに、お菓子作りを円から習うことになったけど…!?
 

〜レビュー遅くなりました〜
 5巻が発売されたのは実はもう半年も前のことなんですよね。発売直後に読んでいたのですが、ちょっとセットで里子に出していまして、レビューをお届けするのが遅くなってしまいました。きっと里子に出されていた先でも、何かしらレビューが見れるんじゃないかしら(プレッシャー)
 
 というわけで、5巻のご紹介です。物語に大きな動きのない類いの作品なので、あえて語るとすればいつも通りの「千尋ちゃんかわいい、千尋ちゃん欲しい、千尋ちゃん攫いたい」ぐらいなんですけども。今回も通常営業のツンデレっぷりを見せてくれましたとも。いつもは円を叱ってばかりいる千尋ですが、お菓子作りともなれば立場は逆。ホワイトデーのお返し作りでどうにも上手くクッキーが作れない千尋は、円に助けを求めることにします。しかし素直にお願いできないツンデレ千尋、譲歩して譲歩して…
 

少年メイド
食器を洗いながら、それとなくお願い


 歪な形の吹き出しがかわいいのなんの。そりゃあ円も“ブワアア”ってなりますわ。こんなお願いされたら、もう全力でサポートしちゃいますよね。いつものしっかり者の姿も好きですが、こうして素直になれずにモヤモヤしている千尋の姿もまたいとをかし。眼福であります。しかし千尋、ホワイトデーにちゃんと手作りクッキーをお返しするなんて、偉いですよね。手作りクッキー+手作り小袋なんて貰ったら、誰しもが本気を感じて落ちてしまいそう。乃村さんもきっと嬉しかったろうなぁ。いいですね、バレンタインデーにホワイトデー。社会人になって以降、ホワイトデーとは縁遠い感じになってしまいましたが、そもそも学生時代も本命チョコ的なものは殆ど貰ったことがなかったですね、そういえば。コミュニティでの義理チョコたちへのお返しは、決まってチュパチャップスの一杯入ったボックスとかだった覚えが。あれ間違いなくテンション上がるので。


〜今回もコスプレは多かったですが…〜
 いつもコスプレ多い気がしますが、今回も旬なコスプレが登場しておりました。千尋ではなく、日野家の三女・花子ちゃんへ施された…
 
 
少年メイド5−2
某魔法少女


 ちょっと遅いと感じるかもしれませんが、単行本発売が半年前+雑誌掲載がさらに前ということを加味すると、ドタイムリーなコスプレなわけですよ。そんなのもしっかり押さえちゃう円って一体何者なんだ…。
 
 なんて花子ちゃんもかわいいですが、やっぱりなんといっても可愛いのは千尋なわけで(結局)。お菓子作りのときはメイドコスではなく…
 

少年メイド5−3
見習いパティシエ風


 いいいいいいいやっほ~~~い!!!このかわいさ!これだけでもうホワイトデーのお返しですよ。なんでしょうね、こう洋風のコスプレが似合うというか。千尋の和装を想像してもなかなかできないという。円とのセットで更に美味しいです。本編の方はコメディとは思えぬほどにシリアスな展開になっていますが、時折こういうネタを仕込んでくれればしっかりと乗り切ることができますってば!次はそうですね、修道士見習いとかどうですか?あー、でも落ち着いた感じじゃない方がいいですね、えーとえーと(以下略


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レビュー
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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かみのすまうところ。
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レビュー
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