このエントリーをはてなブックマークに追加
--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリスポンサー広告||TOP▲
このエントリーをはてなブックマークに追加
Tag [続刊レビュー] 2012.11.19
作品紹介→白く真っ直ぐなこの想い、まるで飛行機雲のよう:南塔子「360°マテリアル」1巻
2巻レビュー→私服・制服、服装に現れるその人の内面:南塔子「360°マテリアル」2巻
3巻レビュー→ゆるかわ女子なう。:南塔子「360°マテリアル」3巻
4巻レビュー→丸井×茜は妄想が進んで止まらないです:南塔子「360°マテリアル」4巻
5巻レビュー→赤面を隠しきれない茜がかわいすぎるの巻:南塔子「360°マテリアル」5巻
6巻レビュー→かませ犬くんの真面目な告白:南塔子「360°マテリアル」6巻
7巻レビュー→勉強3割、恋愛7割。:南塔子「360°マテリアル」7巻



1106205973.jpg南塔子「360゜マテリアル」(8)


きっと一生
忘れられない



■8巻発売、完結しました。
 水族館で丸井が美桜に告白して以来、おかしくなってしまった滝くんと美桜の関係。花火大会で交差する3人の想いの行方は…!?
 

〜なんと完結です〜
 8巻発売、そして完結でございます。まさかの完結ですよ。帯の「完結なう」を見たときドびっくりしましたとも。正直7巻の時点で完結の匂いなんて一切していなかったので、果たしてこれは予定通りの完結だったのか、それとも予定外だったのか…。そんな気持ちを抱えてあとがきを読んでみたら、元々7巻か8巻での完結を目標としていたようです。ただ終わらせることに自信が持てなかったのか、7巻で告知ができなかったとか。


〜いつの間に滝くんはおかしくなっていたのか〜
 盤石だと思われていた滝くんと美桜の関係ですが、8巻では目に見えて悪くなっていました。美桜は相変わらず健気に滝君一筋で通そうとしているにも関わらず、一方の滝君は、
 

360°マテリアル8−1
早々にネグレクトすれすれ…


 えええええええええええ。夢中とかそういう類いでない“無視”未遂。これだけでなく、滝くんは叩いても響かない無視を繰り返すという。これなかなかきついですよね。滝くん自身も相手を信じられずに辛いというのはわかるのですが、これによって相手も傷ついているということに気づくことができていないという。元々はそれが個性として描かれていた彼のその性格ですが、いざ恋人になった時に、これはなかなか厳しいものがあるような。この態度は、最後仲直りできたとしても、今後に不安を残すんじゃないなかなぁ、とちょっと思ったのでした。


〜女性は偉大である〜
 さて、ということでどうも滝くんには良い印象を持つことができなかった最終巻なのですが(笑)それと同時に、特に最終巻での女性の偉大さたるや…。滝くんに愛想尽かさずに尽くすという美桜ももちろんですが、今回であればまずはお姉さまが良い働きをしてくれました。
 
 
360°マテリアル8−2
 ビシっと滝くんにもの申す感じ、素敵です。それで動かされた滝くんですが、決定打を放ったのが、通りすがりのお婆ちゃん。最後まで女性陣が、滝くんを動かしてくれました。もはやこれは、姉を持つ弟というバックグラウンドがあるゆえの体質なのか。きっとコレからも、女性に良い形でサポートをしてもらいながら生活していくのではないかな、と予感させるものでございました。ちょっと…うらやましいような…。


〜丸井と茜は…?〜
 さて、何より気にしていたのは茜と丸井の二人なのですが、結局茜が恋心を自覚し、伝えるところで終わってしまいました。さすがにこの展開、このペースでは恋が育まれる過程を描くのは無理だったか…。なんて、南塔子先生によるあとがきを見ると、あくまでも片想いまでで、カップル化の予定はなかったようですね。脳内で二人の将来を妄想することにしましょうか。これで一気に人気作家の仲間入りをした感のある南塔子先生。次回作でもヒットを飛ばしてくれることを期待して待ちましょう。
 

■購入する→Amazon

カテゴリ「別冊マーガレット」コメント (1)トラックバック(0)TOP▲
コメント

漫喫で一気読みしたけど、丸井くんがずっとうじうじしてたから
連載中に追っかけてた読者はさぞ「いい加減にしろよ!」と思ったんだろうな・・・
From: 名無しさん * 2013/04/16 00:06 * URL * [Edit] *  top↑

管理者にだけ表示を許可する

この記事にトラックバック
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
タグカテゴリ
月別アーカイブ
リンク
プロフィール

Author:いづき
20代男、Macユーザー。野球はヤクルト、NBAはマジックが好きです。

文章のご依頼など、大事なお話は下記メールアドレスへお願い致します。


■Twitter
@k_iduki

■Mail
k.iduki1791@gmail.com
※クリックでメール作成
RSSフィード
▽最新記事のRSSを購読

a_m.jpg
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Power Push
2012年オススメはコチラ→2012年オススメ作品集


かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。