作品紹介→*新作レビュー* 遠山えま「わたしに××しなさい!」
2巻レビュー→三角関係突入!《続刊レビュー》遠山えま「わたしに××しなさい!」2巻
3巻レビュー→これはただの恋愛ではない、覇権を懸けた熱き闘いなのだ:遠山えま「わたしに××しなさい!」3巻
4巻レビュー→「なかよし」で指フ○ラは、セーフなのですか…?:遠山えま「わたしに××しなさい!」4巻
5巻レビュー→指フ○ラの次は耳舐めとか「なかよし」始まりすぎている:遠山えま「わたしに××しなさい!」5巻
6巻レビュー→繋がりたい、離れたくない:遠山えま「わたしに××しなさい!」6巻
7巻レビュー→またしてもアウトな予感:遠山えま「わたしに××しなさい!」7巻
8巻レビュー→マミのライバルキャラは何処へ…:遠山えま「わたしに××しなさい!」8巻
9巻レビュー→『卒園生に手を出す』というフレーズ:遠山えま「わたしに××しなさい!」9巻
関連作品レビュー→神さまは髪の中から現れる…:遠山えま「かみかみかえし」1巻
遠山えま「ココにいるよ!」
究極にうざいイケメントリオの夢は漫画家!:遠山えま「GDGD-DOGS」1巻
遠山えま「わたしに××しなさい!」(10)
本気で好きだって
好きだ
雪菜
■10巻発売しました。
初恋スランプで小説ランキングがダウンの上、「がんばってくださいね(笑)
」とライバル・ドルチェに応援(笑)され、雪菜の作家魂が大炎上。激しいラブが知りたいと、恋人選抜デートバトルを時雨と晶に突きつけた!…ら、男子二人の想定外の行動が!?
〜W耳舐め程度ならもはや通常運行〜
10巻の大台に乗りました本作、賞も受賞し益々絶好調というところでしょうか。今のところ本作でレビューしてきた8割はエロネタのような気がするのですが、もしかしたら9割かもしれませんね。前作は「卒園生に手を出す」というフレーズだけで犯罪な情報がつきまとう保育士の男性が登場したりしましたが、今作は割と大人しめ。あ、といってもこんなのですよ?

W耳舐め
いや、普通普通。もはやこんなのだと平常運行ですよね。そりゃあもちろん、中学生という年齢を考えれば目に余る行動の数々なわけですが、当社比で行くと別にそうでもないという。以前には耳舐めどころか、指フェラとか、押し倒してからの耳舐めとかまで出てきちゃってましたし…。
〜恋してからの捨て置かれっぷりが…〜
さて、先の耳舐めですが、雪菜の耳を舐めている男のうち片方がよく知らない人です(ぞんざいな言い方)。こちら、イメチェンした晶でした。イメチェンのきっかけは、マミによるサポート。マミの告白の後押しをしてくれた晶への、せめてものお礼として美容院へ連れて行ってあげたのでした。(絶対支払いは晶だと思うんだけど)
この辺りからマミの晶への気持ちが徐々に加速。なんとなく、無意識的に晶のことを意識するようになります。しかしなかなか自覚的にはなれません。こういう無自覚なパターンって、少女マンガだと恋愛未経験の子に多いのですが、彼女の場合はまた別。時雨への恋心は確かにあったのですから、それは未経験によるものではなく、むしろ時雨を想いすぎていたからと考えるのが妥当でしょう。長い間時雨に対してのみ恋心を持っていたので、他の人にシフトするという考えがそもそもないという。ヒロインの雪菜は、恋愛経験の乏しさと、ミッションという隠れ蓑によって自分の恋心を自覚出来ずにおり、一方マミは、一人を強く想いすぎたがために次にシフトできていない。お互いに全くベクトルは違えど、恋愛にシフトしきれていないというのは共通する要素。10巻にして、未だ恋愛を歩みはじめたばかりという状況だけを見れば、確かに低年齢向けに相応しいペースなのかもしれません。まぁその間が余りに過激というだけで。
さて、話は逸れましたが、マミですよ。なんとなく晶に好意を寄せ、あれこれ挑発的にちょっかいを出すというへたくそなアプローチをした結果、まさかの拒絶。ちょっと空気が読めず、シチュエーションに合った対応ができずおどけてしまうというのは、マミの悪いクセではあるのですが、ちょっとこれはかわいそうな気も。結果マミは

またしても泣いちゃう
マミさん、ここ数巻、必ず泣いているような気がしますが、大丈夫でしょうか。私はマミの涙顔が好きなので全然大丈夫です(何が)。さらにこれだけでは飽き足らず、最後に新キャラの登場があり、そこでも何やら不穏な空気が。なんていうか、既に何回も言ってますが、マミは不憫。もうちょっと事が上手くマミの良い形で転がる展開があってもいいのではないか。いつかそういう日が訪れることを願っています。
■購入する→Amazon
2巻レビュー→三角関係突入!《続刊レビュー》遠山えま「わたしに××しなさい!」2巻
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7巻レビュー→またしてもアウトな予感:遠山えま「わたしに××しなさい!」7巻
8巻レビュー→マミのライバルキャラは何処へ…:遠山えま「わたしに××しなさい!」8巻
9巻レビュー→『卒園生に手を出す』というフレーズ:遠山えま「わたしに××しなさい!」9巻
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遠山えま「ココにいるよ!」
究極にうざいイケメントリオの夢は漫画家!:遠山えま「GDGD-DOGS」1巻

本気で好きだって
好きだ
雪菜
■10巻発売しました。
初恋スランプで小説ランキングがダウンの上、「がんばってくださいね(笑)
」とライバル・ドルチェに応援(笑)され、雪菜の作家魂が大炎上。激しいラブが知りたいと、恋人選抜デートバトルを時雨と晶に突きつけた!…ら、男子二人の想定外の行動が!?
〜W耳舐め程度ならもはや通常運行〜
10巻の大台に乗りました本作、賞も受賞し益々絶好調というところでしょうか。今のところ本作でレビューしてきた8割はエロネタのような気がするのですが、もしかしたら9割かもしれませんね。前作は「卒園生に手を出す」というフレーズだけで犯罪な情報がつきまとう保育士の男性が登場したりしましたが、今作は割と大人しめ。あ、といってもこんなのですよ?

W耳舐め
いや、普通普通。もはやこんなのだと平常運行ですよね。そりゃあもちろん、中学生という年齢を考えれば目に余る行動の数々なわけですが、当社比で行くと別にそうでもないという。以前には耳舐めどころか、指フェラとか、押し倒してからの耳舐めとかまで出てきちゃってましたし…。
〜恋してからの捨て置かれっぷりが…〜
さて、先の耳舐めですが、雪菜の耳を舐めている男のうち片方がよく知らない人です(ぞんざいな言い方)。こちら、イメチェンした晶でした。イメチェンのきっかけは、マミによるサポート。マミの告白の後押しをしてくれた晶への、せめてものお礼として美容院へ連れて行ってあげたのでした。(絶対支払いは晶だと思うんだけど)
この辺りからマミの晶への気持ちが徐々に加速。なんとなく、無意識的に晶のことを意識するようになります。しかしなかなか自覚的にはなれません。こういう無自覚なパターンって、少女マンガだと恋愛未経験の子に多いのですが、彼女の場合はまた別。時雨への恋心は確かにあったのですから、それは未経験によるものではなく、むしろ時雨を想いすぎていたからと考えるのが妥当でしょう。長い間時雨に対してのみ恋心を持っていたので、他の人にシフトするという考えがそもそもないという。ヒロインの雪菜は、恋愛経験の乏しさと、ミッションという隠れ蓑によって自分の恋心を自覚出来ずにおり、一方マミは、一人を強く想いすぎたがために次にシフトできていない。お互いに全くベクトルは違えど、恋愛にシフトしきれていないというのは共通する要素。10巻にして、未だ恋愛を歩みはじめたばかりという状況だけを見れば、確かに低年齢向けに相応しいペースなのかもしれません。まぁその間が余りに過激というだけで。
さて、話は逸れましたが、マミですよ。なんとなく晶に好意を寄せ、あれこれ挑発的にちょっかいを出すというへたくそなアプローチをした結果、まさかの拒絶。ちょっと空気が読めず、シチュエーションに合った対応ができずおどけてしまうというのは、マミの悪いクセではあるのですが、ちょっとこれはかわいそうな気も。結果マミは

またしても泣いちゃう
マミさん、ここ数巻、必ず泣いているような気がしますが、大丈夫でしょうか。私はマミの涙顔が好きなので全然大丈夫です(何が)。さらにこれだけでは飽き足らず、最後に新キャラの登場があり、そこでも何やら不穏な空気が。なんていうか、既に何回も言ってますが、マミは不憫。もうちょっと事が上手くマミの良い形で転がる展開があってもいいのではないか。いつかそういう日が訪れることを願っています。
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