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Tag [続刊レビュー] 2012.12.16
作品紹介→この残念さがかわいい、ダメ男子たちの非日常:黛ハル太「ダダダダン。」1巻
2巻レビュー→こんなお姉ちゃんたちが欲しかった:黛ハル太「ダダダダン。」2巻



1106222328.jpg黛ハル太「ダダダダン。」(4)


今を好きになるために
俺はここに来たんだ…



■女の子が苦手でお人好しのシロ。女の子が嫌いでイケメンのリョータ。女の子に無関心でオタクのミナ。ついに明かされる、リョータの過去。女嫌いのトラウマを作った原因とは…!?そして、それを知ったシロとミナがリョータに対して取った行動とは…!?ダメダメ男子3人組のフレンドリードラマ、第4巻!!


〜もう4巻発売ですよ〜
 4巻発売でございます。1巻が出た時は、正直4巻まで続くなんて思ってもいなかったので、これは嬉しい誤算。もちろん4巻で完結ではなく、これ以降も出る予定です。
 
 1巻〜2巻では都度面白い女の子キャラを登場させてお話を転がすのが定番となっていましたが、徐々にキャラの再登場や固定化が進んできております。4巻では3名の女性キャラが登場しましたが、うち2名は再登場の固定キャラということで、連載を重ねた作品ならではの物語展開へと変わってきていますね。さて、そんな3名の女性キャラですが一番インパクトを残したのは初登場のあの人でしょう。


〜ついに明らかになったリョータ女嫌いの過去〜
 今回一番のハイライトは、リョータの女嫌いの原因が明らかになったことでしょうか。ちゃんと理由があったんですね。いや、もちろん理由もなく女嫌いになることはないのですが、正直姉妹がエグイからだと思っていました。


ダダダダン4−1
エグい姉妹達


 これによって女の子は怖い、女の子なんて嫌い…となってしまったんじゃなかろうか、とちょっと思っていたのですが、いやそんな軽いもんじゃなかったです。割と重いというか、トラウマの原因が怖すぎです。
 
 彼のトラウマが生まれたのは、実に地元での中学時代にまで遡ります。当時は女の子に対して偏見もなく、快活な中学生活を送っていたリョータ。しかしある女の子との出会いから、それは一変してしまいます。近くの中学校の女の子に友達が恋して、彼のためにと一緒に会う約束をするのですが、悲しいかなリョータはイケメン、彼女は彼に夢中になってしまうという。以降彼女の異常さが垣間見えてきます。気がつけばいつも隣にいると思ったら、いきなりこれ…
  
 
ダダダダン4−2
で訂正した上で、友達をバカにした怒りをぶつけたら


ダダダダン4−3
これ(自傷してリョータにやられたと周りに吹聴)



 いやいやいやいや怖い怖い怖い。こういうストーカー気質の人って、実際にやっぱりいるんでしょうかね?加えてこれだけに留まらず、リョータは一番の友達からの信用まで失ってしまいます。学校の同級生たちからは、腫れ物に触るような目で見られ、辛い日々。そういえば2巻で実家に帰った際に、彼が必死に身を隠し「この村の同級生に俺だってバレたくないから」と呟いたのは、こういう事情があったからなんですね。
 

〜共有しすぎない距離感が素敵〜
 実家に帰った際に、リョータのお姉さんが「二人がいるから。一人ではないことを忘れないでおきなさい。」と言っていましたが、今回はその二人に救われることになったリョータ。とはいえこの過去の出来事を共有するのではなく、デマのさわりだけ説明されて「嘘くさい」と言ってくれただけ。このむやみやたらに踏み込まず、今あるその存在だけを信じるというこの二人の距離感が、とてもステキだな、と思いました。干渉しすぎると、なんか変な感じになっちゃいますもんね。センチメンタルになりきらず、あくまでメインはコメディってスタンス、好きです。
 
 さて、5巻はそろそろシロの番でしょうか?なんだかリョータとミナばかりがフォーカス当たっているイメージですが、シロの過去とか見てみた…いや、別にそこまで興味ないな。破天荒エピソードが眠っているイメージが全くないですね。彼は彼のまま、優しいサポート役で居てくれたらいいのかな、とか思いました(自己完結)


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コメント

はじめまして♡
友達に勧められダダダダンよんでみるととても面白くリョーちんがかっこよかったです♡
リョーちん5巻のカラーイラスト黒髪になってて友達とリョーちん染めた♡とかダダダダンの話で盛り上がりました(笑)
6巻発売まだまだですが楽しみに待ってます!
From: 石川菜月 * 2013/03/29 21:03 * URL * [Edit] *  top↑

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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