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Tag [新作レビュー] 2013.02.03
1106176884.jpg岩城そよご「ひなたま」(1)


どうぞよろしくおねがいします


■大きな街まで出るのに2時間半。九州の片田舎に暮らす男子高校生・日向太は、自分の平凡ぶりに絶望しつつも、なんとなく暮らしていた。そんなある日、東京から転校生・綾人がやってきた。見ためはハデなのに超天然な綾人をはじめ、田舎をバカにするその弟や妹に囲まれ、少しずつ日向太の周りが動き出して行く。平凡な日常に心がほっこりする、スローライフ&ハートフルストーリー☆

 「乙女ハイ!」の連載作。Webコミックスは情報のキャッチが難しくて、どうしても後追いになってしまいますね。本作も昨年7月に発売されていた作品になります。もうすぐ2巻が発売される予定ですので、この機会にご紹介です。物語は、とある田舎を舞台にした高校生の日常です。主人公は、ド田舎でくすぶりつつ生活をしている高校生・日向太。田舎らしく普通に暮らしていたところ、ある日東京から超絶イケメンの転校生・綾人がやってきます。瞬く間に話題になり「自分とは違うんだろうな…」なんて思っていたら、彼の弟と妹を相手にしたことから仲良しに。イケメンの綾人、その見ためとは裏腹に全く頼りなくてド天然な青年で、何かにつけて日向の助けを必要とするのでした・・・。


ひなたま1
長男なのに長男感ゼロ。物腰の柔らかさはあるものの、どうしても頼りなさが先行してしまう。


 特に何か大きな出来事が起きるわけでもない、田舎の日常で生きる男子高校生を描いたハートフルストーリー。絵のタッチもエッジが利いたものではなく、どちらかというと柔らかみのあるもので、美麗な男子がイチャイチャ…という方向の作品でもないです。日常の中で子ども達と触れあいつつ助け合う、男子二人にほっこり萌えるというような方向のお話ですかね。綾人の弟・妹たちがしょっちゅう絡んでくるので、パッと見た印象はホームコメディ的なもの。日向、綾人との友情物語との2軸がうまく絡んで、なんとも温かいお話になっています。動きが無いので地味な印象は拭えませんが、その分しっかりと安心感のある作品です。雰囲気的にはまんがタイムの4コマ漫画って感じでしょうか。ストーリー自体も短めなので、余計にそういった感が。
 
 基本は小さい弟・妹に振り回される綾人と、そんな子ども達をうまくあやして良好な関係を保つ日向という関係。いつもは頼られがちな日向ですが、逆に綾人のおっとりとした部分に救われることもあり、良いコンビです。ちょっと仲良すぎる気もしますが、綾人は確かに放っておけないなぁ、と。
 

ひなたま
 また友情のみならず、恋愛の匂いも後半にかけて出てきています。それが、日向と同じクラスで幼なじみの園田さん。会えば常に赤面しちゃうっていうわかりやすい女の子なのですが、なかなかその好意を日向に気づいてもらえずやきもき。登場したのが物語終盤ということで、2巻以降どのように絡んで行くのか非常に気になる所。こういう所で綾人くんが良い働きをしてくれたりしそうで、楽しみですね。


【男性へのガイド】
→日常系の4コマっぽい雰囲気なので、とっつきやすさはあるかと。男の子同士の友情にほっこりできるかはわかりませんが。
【感想まとめ】
→どこかに向かうわけでもない日常物語ですが、だからこそ得られる安心感・安定感というものもあり、ほっこり温かい気持ちになれました。



作品DATA
■著者:岩代そよご
■出版社:双葉社
■レーベル:アクションコミックス 乙女ハイ
■掲載誌:乙女ハイ
■既刊1巻
■価格:600円+税


■購入する→Amazon


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コメント

こんにちは。
最近、少女コミックに興味をもち始めた20代の男です。

こちらのブログの記事を参考にして、ココロボタン、となりの怪物くん、たいようのいえを購入しました。
同じ年代ということもあってか、記事がとても読みやすく、共感できる部分もたくさんあって、購入したコミックも期待通りのおもしろさでした!

これからも、こちらのブログを参考にいろいろな少女コミックを購入しようと考えていますので、更新を楽しみにしています。
From: sk * 2013/02/04 10:34 * URL * [Edit] *  top↑

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
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レビュー
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シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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