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Tag [続刊レビュー] 2013.05.07
作品紹介→君にまた会えたこの奇跡を、新たな軌跡に変えて:咲坂伊緒「アオハライド」1巻
2巻レビュー→変わった君にドキッとした:咲坂伊緒「アオハライド」2巻
3巻レビュー→こんなの絶対好きになる:咲坂伊緒「アオハライド」3巻
4巻レビュー→過去も含めて今の君:咲坂伊緒「アオハライド」4巻
5巻レビュー→付き合うまであと1ミリのドキドキ感:咲坂伊緒「アオハライド」5巻
6巻レビュー→一番の盛り上がりと一番のモヤモヤ:咲坂伊緒「アオハライド」6巻
作者他作品紹介→今 伝えたい この想い:咲坂伊緒「ストロボ・エッジ」10巻



1106265659.jpg咲坂伊緒「アオハライド」(7)


私はまだ自分から
「好き」って言葉を伝えてないんだった



■7巻発売しました。
 文化祭で双葉と洸は事故でキスをしてしまった後、本気モードのキスをする。舞い上がる双葉だが、唯のことで洸と気まずくなって距離ができてしまう。修子は田中先生への気持ちが募ってきて…。
 

〜モヤモヤスタート〜
 7巻発売でございます。前回はキスをしたにも関わらず、その後まさかの展開で非常にモヤモヤとして幕引きとなっていたのですが、7巻はそんな空気を引きずったままの幕開けとなりました。双葉は洸に話しかけられないでいるし、相変わらず成海さんとメールのやりとりをしているし、しかもあの時のことはなんでも無かったかのような素っ気なさ。どちらから声をかけることもできず、さらに双葉に対して菊池くんが猛烈アタック。それもまた、状況をややこしくしているようで、モヤモヤを募らせるのでした(菊池くんに罪はないが…)。そんな中、変化のきっかけを与えたのは田中先生。彼の働きかけにより、洸の家に行くことになるのですが、そこで再び目の前の問題に立ち向かう気力を、双葉は得るのでした。正直結構ドキドキの展開だと思うのですが、案外サラッと流れるというね。それほどに、恋愛を楽しむ雰囲気にないということなのか。


〜敵として描かれる成海さん〜
 学校でも皆から嫌われないように…と気を使って生活してきた双葉にしては珍しく、成海さんに対しては果敢に言葉をかけにいきました。「洸を解放して欲しい」と。しかしそんな双葉に対し、成海さんも激しく応酬。なんかものすごいことになっています。
 

アオハライド7−2
やだよ だって私には洸ちゃんしかいないもん


 のっけから双葉の言葉を弾き飛ばし、さらに「実は好きでした」と開き直り。そして双葉の痛い所を突いて、去っていくのでした。いやー、すごい。少しも同情を誘わないような、確固たる敵として双葉の前に立ちはだかるような、この態度。もちろん彼女には同情すべき背景はあるのですが、こういう描かれ方とこういう受け答え方だと、たぶんアンチこそ増え、ファンは増えないだろうなぁ。決して「悪者」ではないんだけど、描かれ方が明らかに「悪者」ないし「敵」なので、ちょっと可哀想だなぁ、と。多分これからフォローは入るんでしょうけども。

 そもそもこの衝突は、本来起こるべくして起こったものではないというイメージが強いです。これって洸がもう少しわかりやすい態度を取っていれば、双葉が乗り込むこともなかったわけで。双葉が乗り込んでこなければ、こんな形で成海さんが印象を悪くすることもなかったわけで。7巻の感想としては、成海さんよりも洸の煮え切らない態度の連続にイライラ…という感じでしょうか。
 
 さて、敢えてここで衝突させたのには、物語中で後々何かしらの意味を持って来るはず。まず考えられるのは、双葉を奮い立たせるための効果。物語のラストで「好きと言う」と決意した彼女ですが、この一件と修子の一件が合わさってそのような決意をするに至ったと考えられます。あともう一つは、成海さんに明確に「好き」と意思表明させることで、いざ洸が双葉を選んだときに、抱く罪悪感を軽減させるというもの。中途半端に好意を描いておくと、彼女の持っている背景が重たすぎてちょっと痛々しい感じになってしまいそうなのですが、ここまでしっかりと対立構造を描いておけば、振られた時もそれなりに清々しそうなもの。双葉と洸の恋愛ものという前提で見た時の成海さんは、結構損な役回りなんですよね。


〜さりげなく「ストロボエッジ」の二人が…〜
 そうそう、今回双葉が成海さんを待ち伏せした時に、あの二人が登場していました。
 
 
アオハライド7−1
はい、「ストロボ・エッジ」の仁菜子と蓮です。待ち伏せした駅である「虹の台駅」は、前作「ストロボ・エッジ」にも何度か登場している駅でした。
 

 
アオハライド7−3
明確に“どこ”とは描かれていませんが、バイトの帰りに仁菜子が蓮に歩いて送ってもらっていたことがあるので、多分仁菜子の最寄り駅なんじゃないかと思われます。ちなみに蓮の最寄り駅は新咲田で、こちらはかなりの頻度で登場しております。乗り換えで改札外に出るってことは、2路線以上乗り入れているということで、結構栄えている町なのかもしれませんね。描かれ方的に鎌倉も近そうですから、割と都会なんでしょうか。まさかこんな形で登場するとは思っていませんでしたが、これでテンション上がったファンも結構いらっしゃるのではないでしょうか。ファンとしては、ちょっと嬉しい瞬間でした。


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コメント

最近少女まんがにハマり、「アオハライド」の検索からこちらに辿り着きました。

膨大な量を読まれているのですね。
しかも、すっごく読み込んでいらっしゃる…。
私はさらっと読んでしまうので、記事を拝見して納得した部分もいくつかありました。
お恥ずかしい…(*_*)

こちらを参考に、今後も少女まんがを読み漁りたいと思います(・ω・)ノ
From: りこ * 2013/05/08 21:37 * URL * [Edit] *  top↑
私ゎ、アオハライドが大好きです♡
(実ゎ、咲坂さんが、大好きなんです♡)←笑

アオハライド、馬渕洸♡カッコよくないですか?←笑☆
私ゎ、顔と、性格?が好きですーーー♡。。。
悠里と、双葉が、洸のこと、好きになる気持ち、、、チョーわかりますっ
←何、一人で語ってんの?笑
洸みたいな人が、同じ学校にいたらいいなぁーー、って、
いっつも思って、洸に、似てる人、探してるんですけど、
全く、いなーーい笑ww

漫画の中の、恋って、いいですよね☆

私も早く、恋、したいですー♡



長文、失礼しましたm(._.)m
            
                      
     
                            あいぴょん♡
From: あいぴょん♡ * 2013/05/10 12:54 * URL * [Edit] *  top↑

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