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Tag [続刊レビュー] 2013.05.21
作品紹介→ *新作レビュー*こうち楓「LOVESOLIFE」
2巻レビュー→詩春が魅力的すぎてDHCのCM状態になっている《続刊レビュー》「LOVE SO LIFE」2巻
3巻レビュー→子供と過ごす、季節の行事 《続刊レビュー》こうち楓「LOVE SO LIFE」3巻
4巻レビュー→友情よりも、子供よりも、恋愛が見たいんです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」4巻
5巻レビュー→変わらない中、変わってくものもあるから:こうち楓「LOVE SO LIFE」5巻
6巻レビュー→行ってみたいです…。←この“…”が大事:こうち楓「LOVE SO LIFE」6巻
7巻レビュー→女の子がそれぞれ違うベクトルで頑張ったのです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」7巻
8巻レビュー→恋に友情に梨生さん大活躍!:こうち楓「LOVE SO LIFE」8巻
10巻レビュー→2人の距離に変化アリ:こうち楓「LOVE SO LIFE」10巻




1106265548.jpgこうち楓「LOVE SO LIFE」(12)


気を抜いたら泣いてしまいそーだから
そーゆー事にしておこう…



■12巻発売しました。
 松永さんへの恋心を確信した詩春は、毎日ドキドキ。ところが、松永さんは元カノに「やり直さない?」と言われ…?一方、双子が春に引き取られることが決まり、別れの日まで見守ろうと決意した詩春は、直に告白され…!?


〜恋愛色が強かった12巻〜
 12巻発売です。今回は今までになく恋愛色の強い一冊となっていました。と言っても、詩春の恋心ではなく、周りのキャラたちのもの。子ども達の成長は一旦置いておいて、そこここで動いている恋愛模様を、楽しみましょうじゃないですか。
 

〜元カノの存在〜
 さて、まずは松永さんの元カノの登場ですよ。松永さんも当然恋愛してきたはずなのですが、どういう人が好みなのかとか、あんまり想像できなかったんですよね。下手に描いてしまうと、松永さんの株を下げてしまう、と。別れの理由とか、たとえ相手に非があったとしても、理由によっては「そんな人を選んでしまった」みたいな感じになりかねないですし。
 
 そして回想と共に描かれた元カノは、結構詩春ちゃんに似ているんじゃないかな、と。ふんわり系に見えて、意外と一本芯が通っていて、そして何より甲斐性がある。また上手いのは、不可抗力での別れであり、お互いに非がないという落としどころ。「それでも付き合いたい」と思わせるだけの想いがなかったというのも事実ではありますが、そのような背景に加え、今回キッパリと想いを断ち切ったことで、後腐れなく前へ進むことができます。あと何気に、元カノの現在の彼氏がすごいですよね。婚約しているとは言え、想いを断ち切るために元カレに会ってこいだなんて。自分だったら絶対嫌ですわ。加えて相手が今や押しも押されぬ人気のアナウンサーとあれば、コンプレックス感じまくりで性格が歪みそう。


〜直の告白〜
 さて、そんな元カノの告白は、この巻ではいわば前座みたいなもの(失礼)。今回一番のハイライトとなったのは、何といっても詩春と同じ施設育ちである直の告白でしょう。正直言って全く勝ち目なしの可哀想なキャラでしたが、せめて告白くらいは思い切ってさせてあげたいもの。けれどもこういう子って、こうわけ分かんないタイミングで告白しちゃうんですよね。直は最近じゃ珍しいくらいやっちゃった感満載です。というのも…
 
 
LOVESOLIFE12-1.jpg
押し倒しちゃった


 しかもこれ、性欲の暴発ではなく、あまりに男として見てもらえなかったために怒りを覚えて…という。そして初めての告白から、詩春に貰った第一声は「怖い」。うん、そりゃあそうだよね。斯くして大失敗に終わった直の告白。けれども、告白は告白です。元から勝ち目が薄いことは明白で、こういった形での告白となったことは、直にこれっぽっちも期待も抱かせなかったはずで、詩春の言葉を受けとめる覚悟はしっかりできたんじゃないかな、と思います。
 

LOVESOLIFE12-2.jpg
 直へ告白の結果を伝えた時、思わず泣いてしまった詩春に対し、優しく微笑んだ直。やっと自然体の彼の笑顔が見れました。これまでも殆ど笑顔を見せることがなかった彼ですが、最後の最後で、こんな表情が出来て良かったではないですか。


 こうして一つの恋が終わりを迎えたわけですが、気になってくるのは、直に想いを寄せる森川さんとの関係。恋愛ものでは得てして振られたかませ犬に、結構簡単に彼女が出来たりするものなのですが、森川さんがすんなりその枠に収まるとは到底思えず。あまりに頑なな直の態度が、もう少し軟化でもしてくれれば良いのですが、それも難しいのかなぁ。くっつくことは万が一にもなさそうですが、愛の力だけで特進クラスに入っちゃうくらいですから、少しぐらいは報われてもいいんじゃないかな、と(笑)


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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
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レビュー
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シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
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売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
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かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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