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Tag [新作レビュー] [オススメ] 2013.05.28
1106280601.jpgみもり「お陽様の下のルナ」


陽向と一緒なら
私は輝き続けるから



■生まれつき強大な魔力を持つ「魔法使い」と、半獣で魔法使いを正しい道へ導く「ガイド」、その中でただひとり魔力を持たない女の子・ルナは幼なじみの魔法使い・陽向のガイドになりたくて魔法学園に入学したけれど…!?ファンタジックでキュートなみもりワールドをご堪能あれ!!

 みもり先生が描く、マジカルトラブル青春ファンタジーです。描かれるのは、魔法使いがいる世界。花森町は、生まれながらにして強大な魔力を持つ「魔法使い」そして半獣で魔法使いのサポートをする「ガイド」が住んでいます。ヒロインのルナは、ガイドの子どもに生まれながら、魔力を持たないただの人間。それでも幼なじみの魔法使いである陽向のガイドになることを夢見て、魔法学校に通っているのでした。ここ最近の一番の話題は、ほうきに乗ってレースをする青空レース。ルナは、陽向を誘ってレースに出ようとするのですが、当の陽向はそれを頑なに拒否して…というお話。
 
 
お陽様の下のルナ
 魔法使いが住む世界の、魔法学校に通う普通の女の子のお話。実にファンタジックで可愛らしい内容になっています。イメージ的にはハリー・ポッターとか、低年齢向けのファンタジー作品が近いかもしれません。ほうきレースもあったような…ってそれはクィディッチか。


 ほうきレースのルールは、魔法使いとガイドが二人一組で参加すること。優勝すると一目置かれるだけでなく、「レースで優勝すると生涯良きパートナーであり続ける」なんて伝説があるものだから、普段人間だとバカにされていて、また陽向のガイドになりたいルナとしては、何としても出場して優勝したいレースなのです。陽向が気の弱い幼なじみだということで、強気にエントリーを迫るルナですが、陽向はそれを頑なに拒否。そんな所に、ルナを誘いに、闇属性で前回優勝者のロンが現れるのですが、ルナはもちろん拒否。ロンとルナ、二人のあの手この手の誘いの手が、思わぬトラブルを呼び込んでいき、物語は転がっていきます。
 
 基本的には可愛いトラブル、そして爽やかな解決法、微笑ましい一件落着と、全編に渡って健全で、かつかわいくてかわいくて。悪そうに見える闇属性の二人も、実は誤解を受けやすいだけの良い子達で、登場人物には基本的に悪者はいません。そういう意味でも、精神衛生に良く、読み終った後とっても幸せで清々しい気持ちになりました。ウイングスは時折こういう低年齢も行けるような作品が掲載されるのですが、良いですね。本作も普通に子どもに読ませてあげたい(子どもいないけど)。


お陽様の下のルナ1−2
 全4話収録されているうち、2話がルナと陽向のお話。そして残り2話では、序盤悪者っぽく描かれた闇属性の二人のお話が描かれます。特にロンのお話は微笑ましくて良かったです。おじさんのロックもそうですが、ロンの一族は基本的に寂しがりやなんですかね。心ではとても友達、仲間が欲しいと思っていても、先入観と不器用さからなかなか上手くいきません。とっても笑えるのですが、少しの切なさもあって、ついついロンびいきになってしまいました。あと猫がかわいかったです。


【男性へのガイド】
→男女というか、年齢でしょうか。かわいらしいお話がお好きであれば、問題なくいけると思います。
【感想まとめ】
→小さな子ども達がメインのお話で、とっても可愛らしくて微笑ましかった。こういうお話をたまに読むと、こう良い感じで癒されます。おすすめで。


作品DATA
■著者:みもり
■出版社:新書館
■レーベル:ウイングスコミックス
■掲載誌:ウイングス
■全1巻
■価格:590円+税


■購入する→Amazon

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
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レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
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かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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