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Tag [続刊レビュー] 2013.07.28
作品紹介→10年越しの恋の駆け引き:天乃忍「ラストゲーム」1巻
2巻レビュー→守られてるのに気づかないこのもどかしさ:天乃忍「ラストゲーム」2巻
3巻レビュー→必要性のあることだからなんですよね?:天乃忍「ラストゲーム」3巻
作者他作品紹介→流れる季節に想い重ねて、切なく眩しい恋をした:天乃忍「夏のかけら」


1106299151.jpg天乃忍「ラストゲーム」(4)


嫌じゃないけど
なんかドキドキする



■4巻発売しております。
 柳との距離に緊張を感じ始めた九条。不自然な九条の態度に悩む柳。ぎくしゃくした2人を見ていた相馬の中で、九条の存在が!?そんな中、天文部が相馬の部屋で鍋会を開催!相馬の意外な過去も明らかに…!?


〜のっけから柳へのご褒美〜
 4巻発売でございます。相変わらず柳のことを意識しつつも自覚的になれない九条さん。4巻ですが、なかなか関係に大きな変化は見られません。それでも少しづつ進んでおりまして、それが柳にもときおり伝わるものだから、柳もによによ…。この僅かな進展でここまで喜べるのですから、もし一気に進展なんてしてみた日には、ショック死するね、ショック死。4巻は、そんな柳へのご褒美がとても多い巻でもありました。だってのっけから…
 

ラストゲーム4−1
これですよ、これ


 直前までまともに距離も保てなかった所からの反動で、思わず木を殴るという。まぁ長年想い続けた人に、これをやられちゃったらもう、堪らないですよね。普通だったら抱きしめちゃう。でも、柳は「抱きしめるぞ」と思うだけで、抱きしめない、これ大事。そして一番は、少女漫画ではもはや定番の電車での一件でしょうか。だいたい中学とか高校入学直後とかで、満員電車で男らしいところを再認識…普段男の人になんか触れないからドキドキ…みたいな初々しいシチュエーションを、いい歳した東京の大学生がやっちゃうっていう。まぁよくよく考えたら、東京はお上りさんが多いですし、そもそも田舎は満員電車になんてならないですから、意外と大学でもよくあるシチュエーションなのかもしれません。ちなみに私も大学時代一度チャンスがあったのですが、人の流れの激しさに二人の間を分断され、離ればなれになるという経験をしたことがあります。結構頑張って取り付けたデートだったのになぁ…と、ちょっと悲しい思い出を…。

 さて、こんなことがあったものですから、柳は…


ラストゲーム4−2
益々バカに


 もう場の流れとかガン無視でこんな発言ですよ。なんだか怪しい女の子の登場にも目もくれず、もう揺るぎません。基本的にそつなく対応して隙無くつけ込まれない印象の彼が、恋愛ボケを通して、何も受け付けないことでつけ込まれなくなっているという。恋愛以外の所につけ込まれると弱そうですが、それもなかなか難しそうです。もうこれ以上ボケられると、コメディからギャグになりそうなので、そろそろちゃんと柳に考えさせる展開をですね…自己完結でなく、九条さんとのやりとりから真剣に考えるような。

 そのために投入されたのが、新キャラの子(名前すら覚えてない)なのだろうと思うのですが、これがどう作用するのか、非常に見物です。セオリー通りであれば、ライバル登場で九条さんが恋心をついに自覚…という流れになるはずなのですが、そういうの通用しない子だからなぁ…。意外と簡単に彼女を取り込んでしまったり、とかままありそうで怖い。


〜似てる気が〜
 さて、そんな二人を見て、なんだかとっても心を荒ませている人が一人。はい、相馬くんです。今回はなんとなく九条さんを意識し出した様子が描かれていましたが、それと合わせて彼の学生時代の出来事が描かれていましたね。意外にも、野球部だったという。しかも補欠。私も野球やっていたので、これだけで好きポイントが上がりました。そして彼が好きだった子が…
 

ラストゲーム4−3
なんとなく見ためが九条さんに似ている気がする
 

 シチュエーションもなんだか似ていて、だからこそ余計に気になるご様子…。うーん、このままかませ犬コースに乗ってくるのでしょうか。ただあんまり彼は、かませ犬のポジションは似合わなそう。というか、つけ込む隙が無いことはいやでもわかっているハズ。これだけ目の前でいちゃこら(死語)されたら、なかなか動き辛いでしょうし、ムリに飛び込むタイプにも映りません。なんとなくもやもやした感情を抱えたまま、どうその感情を消化していくか、というところが彼の課題となるのかもしれません。何気に一番悩んでるのが、彼だったりするんですよね。どうか幸せになって欲しいものですが、そのお相手に相応しいのは誰なんでしょうか。早く全力で恋して赤面する姿がみたいものです。


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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
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王国の子
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レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
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高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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