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Tag [続刊レビュー] 2013.08.28
作品紹介→キュートで笑えて泣ける、学園子育てスクランブル:時計野はり「学園ベビーシッターズ」1巻
2巻レビュー→かわいい!けど猪又さん成分が足りない…!:時計野はり「学園ベビーシッターズ」2巻
3巻レビュー→時計野はり作品は、赤面なんですよ!!:時計野はり「学園ベビーシッターズ」3巻
4巻レビュー→赤面委員長に突然吹いた恋の風:時計野はり「学園ベビーシッターズ」4巻
5巻レビュー→まさかの美少女登場:時計野はり「学園ベビーシッターズ」5巻
6巻レビュー→ラブレターとマフラー:時計野はり「学園ベビーシッターズ」6巻
7巻レビュー→牛丸さんはセクハラされる運命なのか:時計野はり「学園ベビーシッターズ」7巻
関連作品紹介→時計野はり「お兄ちゃんと一緒」/時計野はり「逆転ハニー」1巻



1106306781.jpg時計野はり「学園ベビーシッターズ」(8)


怒ってくれていいから
一緒にお買い物してくれる?



■8巻発売しました。
 ある晩、「かぐや姫」の絵本を虎太郎に読んでやった竜一。月に帰る結末にしょんぼりした虎太郎は、なぜか自分の好きな物をプレゼントする貢ぎ魔に!?一方、牛丸さんに買い物へ誘われた猪又さんは、友達とのお出かけ初体験にドキドキ!


〜意外と一番進展が見えやすい〜
 8巻発売しました。本作はこれといった大きな物語のある作品ではないので、毎回更新のネタが被りがちなわけですが、今回も性懲りもなく竜子ちゃんと猪又さんと牛丸さんです、はい。もう「またかよ」って感じかもしれないんですが、好きなので。もちろん子供たちも可愛いのですが、何気にこの作品で変化が見てとれるのって、案外子供じゃなくて大人達だったりしません?保護者同士のつながりとか、特に猪又さんと牛丸さんの友情とか、すごくわかりやすく順番を踏んでるじゃないですか。…という言い訳。


〜猪又さんと牛丸さんの友情〜
 というわけで、猪又さんと牛丸さんですが、今回ついに二人でお出かけというニヤニヤが止まらないシチュエーションが訪れております。まずこの待ち合わせから素敵です。タイトルで赤面しながら髪を梳かす姿が描かれていますが、準備はばっちり、
 

学園ベビーシッターズ8-1
なんと集合時間30分前に到着してしまいます。


 この赤面具合がかわいいですよね。友達相手とはいえ、はじめてのおでかけですから、やっぱり嬉しいしテンションも上がるってものです。牛丸さんも15分前に到着と、かなり早い方なのですが、それが霞むくらいの律儀さ。なんて、牛丸さんは竜一とのデートだったら余裕で30分以上前に来るんじゃないかとか、ちょっと思ってしまったり。
 
 二人がデートに選んだのは、デパートでした。お菓子作りの道具・材料を買うためということで、こちらもファンシー。なんとも微笑ましいです。てか今どきの高校生って女の子同士でどういう所に遊びに行くんですか?私の周りの女子は社会人ということもあって、普通に昼間から飲みに行ったりするんですが。
 
 さて、こんなお出かけの一幕のあと、さらにちょっとした出来事がありました。それが、温泉へ一緒に行くというもの。意外にも牛丸さんも一緒に行くことに。なんて都合の良い展開…!(褒め言葉) もう、一緒に温泉とか、不埒なことを考えてしまうわけですよ。何気に妄想激しいタイプの牛丸さん。男女別々でも、声が聞こえただけで…
 
 
学園ベビーシッターズ
意識しまくり


 これ、かわいい女の子がやっているから微笑ましいですけど、ただの男だったら妄想猛々しい哀しき童貞で見れたもんじゃないような。てか男の子だったら確実にた(略)。一方猪又さんは友達との入浴に照れつつも、きりんちゃんを抱っこして入る面倒見の良さ。根っからのお姉さんタイプというか、この辺素敵だなぁとか思うわけです。


〜竜子見納めか〜
 さて、女の子二人が微笑ましいやりとりを繰り広げている横で、ひとりの美少女が恐らく見納めになるであろうというイベントが発生致しました。まさかの竜子ちゃん、身バレです。てか、自らカミングアウトしたわけですが。犬井先輩かわいそう。こんなんリアルでやられたら登校拒否ですわ。それにもめげず、犬井先輩には頑張ってほしいもの…ですが、竜子ネタがなくなった時点でもう登場しなそうな気が…。ま、個人的には犬井先輩よりも、竜子ちゃんが見れないことが残念なんですけどね!!!!さすがに再登場は…ないかぁ。ちょっともう一回読み直して、ちゃんと心に留めておこう…


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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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