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2013.09.23
作品紹介はこちら→*新作レビュー* びっけ「あめのちはれ」
2巻レビュー→女子化以外は至って普通の学園漫画《続刊レビュー》「あめのちはれ」2巻
3巻レビュー→梅雨の雨も、これを読めば素敵なひとときに:びっけ「あめのちはれ」3巻
4巻レビュー→素直に明るい明日美ちゃんはモテるに違いない:びっけ「あめのちはれ」4巻
5巻レビュー→レギンスにロマンはあるか:びっけ「あめのちはれ」5巻
6巻レビュー→夏の日差しにゆらめき輝く恋模様:びっけ「あめのちはれ」6巻
関連作品レビュー→びっけ「貘-BAKU-」「真空融接」「壁の中の天使」「赤の世界」「王国の子」




1106316363.jpgびっけ「あめのちはれ」(7)


晴子でいたのは
あの時が最後だったわね



■7巻発売しました。
 ついに葉月は、明日美に想いを伝えることを決意する…。それぞれが、それぞれの現実と向き合うなか、季節は8月。波乱の学園祭がはじまり…!?名門男子高雨谷学園を舞台に織り成す、青春群像劇、物語の核心に迫る、第7集!!
 

〜恋する文化祭!〜
 7巻発売しました。7巻はちょっと単行本が厚めです。その分しっかり、内容の方も大増量という感じでございましたよ!季節は夏から秋へ、そして一番恋の盛り上がるイベント、文化祭を迎えようとしています。もうね、7巻はこれでもかというほどに恋愛イベントが盛りだくさんでしたよ。恐らくこれまでで一番出入りが激しかったんじゃなかろうか…。


〜告白・宣言の応酬〜
 爽やかに想い合う葉月と明日美ちゃんですが、それとは裏腹に、これまでなにやら複雑な状況になりそうな雰囲気がありましたが、それが一気に噴出する形に。まず先陣を切ったのは葉月でした。
 


あめのちはれ7−1
誕生日にプレゼントをもらい、「文化祭の日に告白する!」と決めた葉月。もうこうなったら、あとは突っ走るだけです。邪魔するものがあるとしたら、それは天気ぐらいなもの。当日まさかの雨だったら、流れてしまいますからね。しかし葉月の想いが通じたのか、雨雲は1日目にやってきただけで、明日美がやってくる2日目は晴れ。しかし葉月の想い通りにいった天気とは裏腹に、思わぬ所から邪魔が入ることになりました。それが、寮長からの告白という。ついに、遂に来ました。

 
 てか、寮長がこうなってしまうのも納得なんですよね。葉月って元々男の子なものだから、女の子としてのあざとさの自意識みたいなものが無いわけで。だからやけに距離が近いというか。葉月としては、「同性の後輩」のような距離感で接しているのだと思うのですが、それが向こうからしたら距離感が近くて、まるで好きなんじゃないかと思わせるような仕草に映って見えたり。リアクションがいちいちかわいいんですよ、全く。結局葉月の告白は持ち越しとなったわけですが、ここはしっかりと「終わり」まで導いて欲しい所です。
 
 さて、そんな兄妹で一人を取り合うというシュールな状況の中、直接関わらずともなんだか相関図の矢印に変化が加わるような告白をした方がいました。それが如月。こんな中で、葉月の弟に


あめのちはれ7−2
まさかの告白


 さぁ、事態はさらに深刻に…!気持ち的には明日美ちゃんを素直に応援してあげたいのですが、葉月の事情を知った上でなお好きだと思う、如月の愛の強さはなかなかのものなんじゃなかろうか。てか改めて葉月モテまくりですね。何気に弟ともイチャイチャしてますし、あの漂うユニセックス感というか。自然体で男女兼用でモテる感じも、納得出来る仕草・表情の可愛らしさがあります。しかししっちゃかめっちゃかなこの状況、どう収集つけるのか。何より今回明らかになった「物語の核心」において、如月はかなり大変な状況になってしまったわけですから…。


〜物語の核心に…〜
 さて、愛だの恋だのと大忙しの学生たちの傍らで、今回非常に大きな事実が明らかになりました。それは、「女体化を止める方法」。いやーびっくりでしたとも、なんてロマンチックな処方箋でしょうか。ノリ的には王子様のキスとかに匹敵するような感じもあります。いいですね、素敵です。そしてこれは、今後物語を転がすにあたり、これ以上ない設定となってくるはず。形式的なものではなく、「己の中で抑えられないほど」というような条件が加わる必要がありそうということなわけで、事後の「出しきった感」がないと成立しませんから、ハイライトになることは必至なわけで。


〜それぞれにゴールが見えた〜
 さて、そうなった時の各人のハードルですが、それぞれ多種多様すぎて楽しみが止まりません。
 
 寮長からの告白をどうするかという葉月は、これが解決しない限り前進はありません。そしてそんな彼に恋してしまった如月は、もっと大変。円も歳下の女の子相手ですし、五郎丸も相手がなかなか手強い…。個人的にハードル高いな、と思うのは、如月と円ですかねー。
 
 如月は言わずもがなですが、個人的には、円も相当大変なんじゃないかと思います。だってどうしたってお兄さん面してしまうのに、素直になって相手と対峙していかないといけないわけですから。何気にツンデレのツンが際立っているキャラなので、それを崩すのは至難のワザかと。だって年下も年下だから、恥ずかしいですしね。今回だって素直になれなくて、ついついぶつかってしまっているわけですし。

 
あめのちはれ7−3
しかし梓ちゃんかわいいですよ。こんなにかわいいのに、恋になると自信無さげな所とか、余計に。

 
 一方で一番ハードル低そうなのは五郎丸でしょうか。ただ一方的に行っても物語的には面白くなく、恐らくは桜子のアフターケアをどこまでできるのか、というのがプラスアルファで加わってくるのかと思います。何気に一番男らしいのが彼なんですよね。相手に対して一番まっすぐにアプローチしているじゃないですか。自ら積極的に声をかけて、相手の心にも意図して踏み込んで行って。女性がどう受け取るのかはわかりませんが、男性視点で見て、五郎丸はすごくカッコいいな、と思いました。こういう性格に憧れます。
 

あめのちはれ7−4
今回の告白も、なんか勢いに任せたエネルギッシュな感じがすごくカッコ良かった。いきなりこんなのに来られたら、桜子もたじろぐのは納得です。というか、逆切れ気味なのはあんまり印象よくないのかもしれませんけど、これほどまでに真っ直ぐぶつかれるってのが、羨ましくて。


 葉月たちの複雑な恋愛事情も気になる所ですが、俄然楽しみが増してきたのは、この二人だったりします。五郎丸がどこまで男らしく恋愛をすることができるのか、注目ですね。そしてポーカーフェイスな桜子の表情を、どれだけ引き出すことができるのか。今回の赤面とか、結構嬉しかったです(笑)円と梓は割と安パイな感があるので、素直になれない円を見つつニヤニヤしたいと思います。ああ、なんて8巻が待ち遠しい…。

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
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王国の子
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レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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