作品紹介→ある日不良さんに、花束もって告白されました。:目黒あむ「ハニー」1巻
2巻レビュー→ピュアさゆえの破壊力:目黒あむ「ハニー」2巻
目黒あむ「ハニー」(3)
だいすきだなぁ
■3巻発売しました。
ついに両想いになった奈緒と鬼瀬くんですが、夏休みは会う時間がなく2学期に突入。孤立していた鬼瀬くんですが、そんな彼に興味を持つ一人の男の子が…。彼の名前は二見彩葉。明るい人気者の彼と鬼瀬くんはすぐに仲良しに。その様子にちょっとフクザツな奈緒ですが…。
〜両想いからの3巻〜
3巻です。2巻で大盛り上がりの告白を見せた本作ですが、3巻はそこから落ち着いて再び日常に。日常と言えど、両想いの恋人がいる日常なんですけどね。お互い初めての経験で、どう過ごしたら良いのかもよくわからない状況。初々しいです。
〜ライバル登場…?〜
さて、3巻での大きな出来事は、ライバルの登場でしょうか。いや、ライバルと言えるのか。彼の名前は二見くん。お誂え向きな鬼瀬くんとは正反対の爽やか系の人気者です。彼が奈緒に興味を持ち、積極アプローチを繰り広げてくるわけですが、これがなんというか全体的に胡散臭いという。まず彼が奈緒に興味を持ったきっかけと思われるのが…

胸がでかい
爽やかに見えて意外と節操ないっていう。いやでも、胸の大きさは確かに気になりますけれども。奈緒の思わぬ情報を知ることができたのでした、はい。そしてそれを言われた鬼瀬くんが大赤面っていう。ウブです。
さてそんな二見くんが終始奈緒にちょっかいかけるわけですが、大きなきっかけとなったのが、初めて二人でお話したとき。その時点で「なんとなく気になる」というぐらいだったのですが、奈緒とちょっと話してコンプレックスをちょっとくすぐられたら一発っていう。この「好き」へのギアチェンジが素早くて、キャラに見合わず惚れっいようです。
その直後、奈緒をお姫さま抱っこして保健室に運んだり、「奪ってでも手に入れたい」なんてものすごいアプローチをするわけですが、移り変わりが早すぎてちょっと戸惑いが。いきなり登場して想像以上に場をかき回してくれたので、割とかませ犬って好きなんですけども、この二見くんに関しては「あっ、結構です…」ってな感じで捉えております、はい。
〜盤石すぎる2人〜
そうそう、二見くんが今ひとつかませ犬センサーに反応しないのは、あまりに相手にされなすぎて独り相撲感が前面に出ちゃってるからってのもあるかもしれません。鬼瀬くんこそ意識して涙ボロボロ流したりしているのですが、奈緒はもう鬼瀬くんのことばかり。保健室までお姫さま抱っこされてきたっていうのに…

鬼瀬くん
もうね、今回は本当に奈緒の「鬼瀬くん好き!」っていう気持ちが終始溢れていて、終始ニヤニヤですよ。いつの間にやら奈緒の方が好きな度合いで上回ってしまっているような感すら。彼女の方が素直な分、自身の気持ちが漏れ出しやすくなっているのだと思います。

このシーンとかもう…!
好きが強くなるほど、同時に不安や幸せも大きくなるわけで。時折困り顔になるときもありましたが、それでも素直にそれを鬼瀬くんに話し、ひとつひとつ片付けて行く。見ていてとっても安心感があるというか、「まぁこの二人の関係は盤石でしょう」と思わせる何かがそこにはあるような気がします。
〜4巻ではやってくれるのかな〜
二見くんがこのまま引き下がるのはちょっと可哀想。3巻こそかませ犬以前の独り相撲でしたが、4巻ではもうちょっと食い下がってくれるのではないかと期待しています。なんだか不穏な空気を残しての3巻の幕引きでしたが、4巻ではどのような様相となるのでしょうか。
2巻レビュー→ピュアさゆえの破壊力:目黒あむ「ハニー」2巻

だいすきだなぁ
■3巻発売しました。
ついに両想いになった奈緒と鬼瀬くんですが、夏休みは会う時間がなく2学期に突入。孤立していた鬼瀬くんですが、そんな彼に興味を持つ一人の男の子が…。彼の名前は二見彩葉。明るい人気者の彼と鬼瀬くんはすぐに仲良しに。その様子にちょっとフクザツな奈緒ですが…。
〜両想いからの3巻〜
3巻です。2巻で大盛り上がりの告白を見せた本作ですが、3巻はそこから落ち着いて再び日常に。日常と言えど、両想いの恋人がいる日常なんですけどね。お互い初めての経験で、どう過ごしたら良いのかもよくわからない状況。初々しいです。
〜ライバル登場…?〜
さて、3巻での大きな出来事は、ライバルの登場でしょうか。いや、ライバルと言えるのか。彼の名前は二見くん。お誂え向きな鬼瀬くんとは正反対の爽やか系の人気者です。彼が奈緒に興味を持ち、積極アプローチを繰り広げてくるわけですが、これがなんというか全体的に胡散臭いという。まず彼が奈緒に興味を持ったきっかけと思われるのが…

胸がでかい
爽やかに見えて意外と節操ないっていう。いやでも、胸の大きさは確かに気になりますけれども。奈緒の思わぬ情報を知ることができたのでした、はい。そしてそれを言われた鬼瀬くんが大赤面っていう。ウブです。
さてそんな二見くんが終始奈緒にちょっかいかけるわけですが、大きなきっかけとなったのが、初めて二人でお話したとき。その時点で「なんとなく気になる」というぐらいだったのですが、奈緒とちょっと話してコンプレックスをちょっとくすぐられたら一発っていう。この「好き」へのギアチェンジが素早くて、キャラに見合わず惚れっいようです。
その直後、奈緒をお姫さま抱っこして保健室に運んだり、「奪ってでも手に入れたい」なんてものすごいアプローチをするわけですが、移り変わりが早すぎてちょっと戸惑いが。いきなり登場して想像以上に場をかき回してくれたので、割とかませ犬って好きなんですけども、この二見くんに関しては「あっ、結構です…」ってな感じで捉えております、はい。
〜盤石すぎる2人〜
そうそう、二見くんが今ひとつかませ犬センサーに反応しないのは、あまりに相手にされなすぎて独り相撲感が前面に出ちゃってるからってのもあるかもしれません。鬼瀬くんこそ意識して涙ボロボロ流したりしているのですが、奈緒はもう鬼瀬くんのことばかり。保健室までお姫さま抱っこされてきたっていうのに…

鬼瀬くん
もうね、今回は本当に奈緒の「鬼瀬くん好き!」っていう気持ちが終始溢れていて、終始ニヤニヤですよ。いつの間にやら奈緒の方が好きな度合いで上回ってしまっているような感すら。彼女の方が素直な分、自身の気持ちが漏れ出しやすくなっているのだと思います。

このシーンとかもう…!
好きが強くなるほど、同時に不安や幸せも大きくなるわけで。時折困り顔になるときもありましたが、それでも素直にそれを鬼瀬くんに話し、ひとつひとつ片付けて行く。見ていてとっても安心感があるというか、「まぁこの二人の関係は盤石でしょう」と思わせる何かがそこにはあるような気がします。
〜4巻ではやってくれるのかな〜
二見くんがこのまま引き下がるのはちょっと可哀想。3巻こそかませ犬以前の独り相撲でしたが、4巻ではもうちょっと食い下がってくれるのではないかと期待しています。なんだか不穏な空気を残しての3巻の幕引きでしたが、4巻ではどのような様相となるのでしょうか。