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2013.12.15
news_large_konoman2014_h.jpgこのマンガがすごい! 2014


■告知が遅れてしまいましたが、今年も参加しております。読む数がだいぶ少なくなってきているので、ランクインしている作品も、未チェックのものがチラホラ…。後追いでレビューできればと思います。

 今年は自分が選んだ5作品のうち、4作品がランクインしておりまして、ちょっと意外でした。例年は「これは確実に入ってるだろうな」というものと「これは入らないだろうけど好きなので」という色分けをして選んでいるのですが、自信を持って「これは入るだろう」と思っていた作品が漏れていて驚いたり。逆に入らないと思っていた作品が両方入っていたので、驚いたりもしました。1位に選んだ作品は間違いなく名作だと思いますので、是非ともチェックして欲しいところです。私以外にも選出している方がいましたが、軒並み1位指定だったので、読みさえすればその素晴らしさがわかるのではないかと思います。
 
 ランキング全体については色々思うところはあるのですが、波風云々ありますので、特に触れずに。基本的にはランキングよりも、誰が何を選んだかを楽しむブックガイド。少しずつ読み進めていますが、勉強になります。

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。