作品紹介→ *新作レビュー*こうち楓「LOVESOLIFE」
2巻レビュー→詩春が魅力的すぎてDHCのCM状態になっている《続刊レビュー》「LOVE SO LIFE」2巻
3巻レビュー→子供と過ごす、季節の行事 《続刊レビュー》こうち楓「LOVE SO LIFE」3巻
4巻レビュー→友情よりも、子供よりも、恋愛が見たいんです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」4巻
5巻レビュー→変わらない中、変わってくものもあるから:こうち楓「LOVE SO LIFE」5巻
6巻レビュー→行ってみたいです…。←この“…”が大事:こうち楓「LOVE SO LIFE」6巻
7巻レビュー→女の子がそれぞれ違うベクトルで頑張ったのです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」7巻
8巻レビュー→恋に友情に梨生さん大活躍!:こうち楓「LOVE SO LIFE」8巻
10巻レビュー→2人の距離に変化アリ:こうち楓「LOVE SO LIFE」10巻
12巻レビュー→カッコイイ告白ではなかったけれど:こうち楓「LOVE SO LIFE」12巻
こうち楓「LOVE SO LIFE」(13)
指先から
伝わってしまいそう……
■13巻発売しています。
詩春たちは、双子の祖父母の家に行くことに!春から双子が暮らす場所を見て、詩春は、安心とさみしさを感じる。そんな時、松永さんの熱愛報道!?近づくバレンタインデーに、詩春は!?
〜旧版の装丁〜
13巻発売です。今年から花とゆめCOMICSは装丁が変わっていて、割と自由度の高い表紙になっています。しかしながら、本作は2013年10月刊行というのに、旧版の装丁。あとがきなどを見ると、どうやら無理を言って旧版にしてもらったようです。理由は、物語的に13巻が一区切りで、14巻以降から最終章がスタートというイメージだからとのこと。
この装丁の移り変わりって、作者さん側で選択出来るオプション的なものかと思っていたのですが、そうじゃないのですね。どうも問答無用で新版で、という流れのようです。個人的には、既に旧版で出ているものは、その後も旧版で行って欲しかったり。というのも、全巻並べた時、途中から変わっているとすごく違和感あるじゃないですか。あと花とゆめはあの少女マンガ然とした佇まいだったからこその親しみやすさみたいなものもあって、いきなり売れ線っぽい感じにシフトした姿には、若干ショックだったのを覚えています。「花ゆめ、お前もか…」と(笑)平積みの時に目を引くようにという意図なんでしょうが、今までのイメージが強すぎたのと、小学館あたりの表紙と混ざって逆に見つけにくくなった感があるのです。あのアクアフレッシュみたいな帯と赤く堂々と書かれたタイトル、個性的で好きでしたよ、はい。時流には逆らえないながら、少しだけ寂しさを覚えるのでした。
〜まったく良い脇役じゃないか!〜
のっけから作品に全く関係ない話をしてしまいました。すみません。物語は、冒頭にも少し書いたように、最終章への前段という所。物語的に結末を迎えるのは、春でしょうか。残り時間も僅かということで、いよいよ詩春の想いも強くなってくるのでした。
しかり詩春は恋愛スキルはゼロに等しい。必要なのは、背中を押してくれる仲間です。そして、唯一その役割を果たしてくれるのが、利央。今回も1話目こそ主人公然としていましたが、それ以外はしっかりと脇役として働いてくれました。一番よかったのはこれですかね…

詩春が松永さんのことを好きだとバラす
このおっちょこちょいな感じが、素敵です。でも彼女のドジって結果的に良い方向に転ぶことが多いイメージなんですよ。このシーンも、結果的に詩春の恋を後ろから後押しする強い援軍を増やすことになりましたし。ただ二人ともポロっとどっかで漏らしちゃいそうで、危なっかしいんですけどねぇ(笑)
〜だんだんと自分の気持ちに素直に〜
斯くして得た強い援軍(詩春は知る由もないが)のたける君、早速良い働きをしてくれました。バレンタインのダブルデートを企画するだけでなく、熱愛問題の真相をズバッと聞くことで気持ちも晴らすなど、大車輪の活躍。こうして詩春は…

こんな表情に
詩春っぽくない、どこかだらしのない笑顔です(笑)余程心配だったのでしょうか、それとも、段々と自分の気持ちに素直になってきたのでしょうか。これまで見せることの無かった表情・気持ちを様々見せるようになっており、数年を経て彼女も変わって来たのだなぁ、と実感させられます。恋愛においては、極めてゆっくりとした歩みですが、着実に歩を進めているのですね。さて、物語は次から最終章へと入っていくようですが、彼女の想いはどういう形で成就するのか(成就する前提)、見守りましょう。
2巻レビュー→詩春が魅力的すぎてDHCのCM状態になっている《続刊レビュー》「LOVE SO LIFE」2巻
3巻レビュー→子供と過ごす、季節の行事 《続刊レビュー》こうち楓「LOVE SO LIFE」3巻
4巻レビュー→友情よりも、子供よりも、恋愛が見たいんです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」4巻
5巻レビュー→変わらない中、変わってくものもあるから:こうち楓「LOVE SO LIFE」5巻
6巻レビュー→行ってみたいです…。←この“…”が大事:こうち楓「LOVE SO LIFE」6巻
7巻レビュー→女の子がそれぞれ違うベクトルで頑張ったのです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」7巻
8巻レビュー→恋に友情に梨生さん大活躍!:こうち楓「LOVE SO LIFE」8巻
10巻レビュー→2人の距離に変化アリ:こうち楓「LOVE SO LIFE」10巻
12巻レビュー→カッコイイ告白ではなかったけれど:こうち楓「LOVE SO LIFE」12巻

指先から
伝わってしまいそう……
■13巻発売しています。
詩春たちは、双子の祖父母の家に行くことに!春から双子が暮らす場所を見て、詩春は、安心とさみしさを感じる。そんな時、松永さんの熱愛報道!?近づくバレンタインデーに、詩春は!?
〜旧版の装丁〜
13巻発売です。今年から花とゆめCOMICSは装丁が変わっていて、割と自由度の高い表紙になっています。しかしながら、本作は2013年10月刊行というのに、旧版の装丁。あとがきなどを見ると、どうやら無理を言って旧版にしてもらったようです。理由は、物語的に13巻が一区切りで、14巻以降から最終章がスタートというイメージだからとのこと。
この装丁の移り変わりって、作者さん側で選択出来るオプション的なものかと思っていたのですが、そうじゃないのですね。どうも問答無用で新版で、という流れのようです。個人的には、既に旧版で出ているものは、その後も旧版で行って欲しかったり。というのも、全巻並べた時、途中から変わっているとすごく違和感あるじゃないですか。あと花とゆめはあの少女マンガ然とした佇まいだったからこその親しみやすさみたいなものもあって、いきなり売れ線っぽい感じにシフトした姿には、若干ショックだったのを覚えています。「花ゆめ、お前もか…」と(笑)平積みの時に目を引くようにという意図なんでしょうが、今までのイメージが強すぎたのと、小学館あたりの表紙と混ざって逆に見つけにくくなった感があるのです。あのアクアフレッシュみたいな帯と赤く堂々と書かれたタイトル、個性的で好きでしたよ、はい。時流には逆らえないながら、少しだけ寂しさを覚えるのでした。
〜まったく良い脇役じゃないか!〜
のっけから作品に全く関係ない話をしてしまいました。すみません。物語は、冒頭にも少し書いたように、最終章への前段という所。物語的に結末を迎えるのは、春でしょうか。残り時間も僅かということで、いよいよ詩春の想いも強くなってくるのでした。
しかり詩春は恋愛スキルはゼロに等しい。必要なのは、背中を押してくれる仲間です。そして、唯一その役割を果たしてくれるのが、利央。今回も1話目こそ主人公然としていましたが、それ以外はしっかりと脇役として働いてくれました。一番よかったのはこれですかね…

詩春が松永さんのことを好きだとバラす
このおっちょこちょいな感じが、素敵です。でも彼女のドジって結果的に良い方向に転ぶことが多いイメージなんですよ。このシーンも、結果的に詩春の恋を後ろから後押しする強い援軍を増やすことになりましたし。ただ二人ともポロっとどっかで漏らしちゃいそうで、危なっかしいんですけどねぇ(笑)
〜だんだんと自分の気持ちに素直に〜
斯くして得た強い援軍(詩春は知る由もないが)のたける君、早速良い働きをしてくれました。バレンタインのダブルデートを企画するだけでなく、熱愛問題の真相をズバッと聞くことで気持ちも晴らすなど、大車輪の活躍。こうして詩春は…

こんな表情に
詩春っぽくない、どこかだらしのない笑顔です(笑)余程心配だったのでしょうか、それとも、段々と自分の気持ちに素直になってきたのでしょうか。これまで見せることの無かった表情・気持ちを様々見せるようになっており、数年を経て彼女も変わって来たのだなぁ、と実感させられます。恋愛においては、極めてゆっくりとした歩みですが、着実に歩を進めているのですね。さて、物語は次から最終章へと入っていくようですが、彼女の想いはどういう形で成就するのか(成就する前提)、見守りましょう。