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Tag [続刊レビュー] 2013.12.28
作品紹介→大好きな彼の、うその彼女になってしまいました。:林みかせ「うそカノ」1巻



1106349656.jpg林みかせ「うそカノ」(2)


たまに疲れはするけど
嫌いじゃないよ



■2巻発売しました。
 入谷くんの「ほんとの彼女」になれた…!!舞い上がるすばる。…だけど、うそとほんとって、どう違うの??体育祭、海水浴、調理実習におうちデート…初めてばかりの2人には、ドキドキ事件が連発!!さらに、和久井が入谷を挑発&ライバル宣言!?
 

〜間違いなく今年最高のニヤニヤマンガ〜
 2巻発売しています。2巻、すごいです。何がって、そのニヤニヤ発生力ですよ。今年も数多のニヤニヤ漫画が登場しましたが、これはかなり上位。ヘタしたら最高位のレベルかもしれません。
 
 晴れて正式に付き合うことになった2人。当然のことながら恋人として、初々しい歩み出しをはじめるわけですが、その過程が「おいおいやりすぎだろう」と突っ込まざるを得ないほどにラヴラヴでして。なんなすばるが無邪気に好き好きオーラ出すから、それに飲み込まれている感がすごくてですね。凄すぎて、時にニヤニヤを突き抜けて無表情になりそうにすら。その最たるシーンは、この辺でしょうか…
 

うそカノ2−1
皆が見ている前でイチャつく


 なんなんだこの2人は!!しかも直前のすばるの「入谷くんと同じクラスごっこ」って台詞。もうその発言からしてバカップルのそれ!特進クラスで見せつけてイチャつくという、なかなかにレベルの高い絡みを見せてくれました。しかもこんなこと当たり前のようにしているのに、キスには躊躇いがあり、未遂という。この心と行動のアンマッチ感が、余計にニヤニヤっぷりを加速させております。


〜入谷くんの恋愛力の低さ〜
 ニヤニヤの源泉はなんといっても入谷くん。クールでドSな、例えるなら「ココロボタン」(→レビュー)の古閑くんみたいなキャラになるのかと思ったら、案外甘々。ツンデレキャラにしても、デレのシーンが多すぎる。借り物競走でのシーンも…
 

うそカノ2−2
困り顔で俯きがちに恥ずかしいことを


 ちなみにこれも、みんなの前です。このシーン、本当に美味しいのは次のページで、「違うの?」って不安げに聞く入谷くんの顔がかわいすぎてご飯3杯はいける。この作品は、すばるのかわいさではなく、入谷くんのかわいさを楽しむ類いのお話だと、この時点で確信するのでした。

 その初登場時のキャラクターから、勝手に「クールでスマートなイケメン」というイメージでいたのですが、実際はそうじゃないんだろうな、と2巻を読むことで思い直すという。まず際立って恋愛力が低い。すばるの妹や和久井の安い嘘や挑発に、これでもかと引っ掛かってしまうあたり、ヤキモチの源となる、「負けず嫌い」かつ「独占欲が強い」ってのが根底にありそうな気がしますが、その姿が余裕がなくてカッコ悪いんだ(そしてかわいい)。究極は、「恋愛心理学」なんていう本を買ってしまうところ。姿こそイケメンですが、中身はモテない男のそれですよ。あと潔癖で時間にキッチリしてて、そして他人に厳しい所とかも、現実では割とモテない(というか結婚できない)人の特徴として語られることが多いような。現時点で恋愛力の低い入谷くんが、すばるちゃんという何でも受け入れて許してくれる女神の前で徐々に彼氏としての力をつけていく成長譚…ラブラブっぷりだけでなく、そんな楽しみ方も一つできる作品なのかもしれません。


〜かませ犬としては弱いかな〜
 さて、大体ちゃんと付き合うとライバルが登場するものですが、本作では和久井くんがそのお役目を担うことになりました。今のところ、「すばるを昔から知ってる」「女心がわかってる」「ノリが良い」というあたりで入谷くんよりも優位ではありますが、いかんせんその器用さ故か、ド正面から突っ込めず、周囲からちょっかいをかける程度に留まっているため、かませ犬としてはやや弱い印象。そうしている間にもどんどんと2人は仲を深めているわけで、一気にギアを入れ替えないと、かませ犬にすらなれませんよっと。なんて、2巻ラストでは「おっ」と思わせるアプローチを。和久井くんにとっては試金石の3巻、これにより入谷くんのヤキモチも加速しそうで、さてさて楽しみになってきましたよ。

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かくかくしかじか
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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