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Tag [続刊レビュー] 2014.01.14
作品紹介→10年越しの恋の駆け引き:天乃忍「ラストゲーム」1巻
2巻レビュー→守られてるのに気づかないこのもどかしさ:天乃忍「ラストゲーム」2巻
3巻レビュー→必要性のあることだからなんですよね?:天乃忍「ラストゲーム」3巻
4巻レビュー→本格的にラブってきたら柳はショック死するんじゃ:天乃忍「ラストゲーム」4巻
作者他作品紹介→流れる季節に想い重ねて、切なく眩しい恋をした:天乃忍「夏のかけら」




1106359405.jpg天乃忍「ラストゲーム」(5)


恋ってのは
そーゆーもんだ



■5巻発売しました。
 「怖かったら手を握っていいぞ」…お化け屋敷やジェットコースター、九条との初めての遊園地に期待しまくる柳。だけど百香、相馬、(ついでに先輩)の思惑が絡み、一方、九条は何かと柳を構う桃香に、なぜかもやもや…。そんな九条に相馬は思わず…!?
 

〜空回りの攻防戦〜
 お久しぶりのレビューです。ちょっと連休使って旅行に行ってまして…。ちょうどこちらの物語でも、天文サークルのみんなで遊園地に行っていました。いいですね、男女混合での旅行。何か起きなければおかしい。ましてやアトラクション多数の遊園地は、待ち時間すらもお楽しみ。いやー大学時代こういうイベント皆無だったんで、羨ましい限りです。
 
 遊園地で誰よりも気合いが入っていたのは、新キャラの橘桃香ちゃん。隙あらば柳の隣にいき、ポイントを稼ごうと必死です。こうやって頑張る子、嫌いじゃありません。あとちょっと小賢しいあざとさをもっている女の子が、思い描いた通りに事が運ばず、わたわたする様子ってのが好きでして。今回の橘さんはまさにコレでした。九条さんを仮想敵として臨むわけですが、それは相手がその気だからこそ成立するわけで、その気のない九条さんの前に空回りしまくりでした。
 

ラストゲーム5−1
結局九条さんには一切敵わず、柳からは釘をさされるというか、予防線を張られてしまいます。



さらに彼女にとって不幸な出来事が発生し、意外な過去が明らかになります…


ラストゲーム5−2
 はい、私の大好物「努力して生まれ変わった可愛い子」。努力したという自負があるからこそ溢れる自信と美しさというものがあると思っていて、それを最大限利用して目的を達成することの何が悪いと言うのでしょう。なかなかヒロインポジションになれないこの手のキャラですが、「挫折後に努力して頑張る」というシンプルな生き方を体現しているので、とても魅力的に映ります。あとあんまり語られていないですが、普通に優秀な大学に通っておられますからね。美しさを磨くと同時に、学力面でも努力しているっていう。

 戦いぶりからすると到底ライバルにもなれそうにないですが、こういう設定が出てくるという所で、レギュラー化は確定的。この後どういうポジションに落ち着くのでしょうか。最有力は、相馬のお相手って所でしょうか(流れ的にも)。努力してデビューっていう辺、似ているところもありますし、この後お互いフラれるであろう(ひどい)辺も、とっても似ている。柳と九条は全くもって正反対の性格で、その噛み合なさが素敵なカップルですが、お互いのことが分かり合える資質の似たカップルってのもまた素敵。似た者同士と真逆同士、どっちも楽しめるお得な物語です、はい。


〜九条さんに見て取れる変化〜
 今回九条さんは嫉妬という感情を覚えたわけですが、恋愛的な感情に自覚的になるのには、まだまだ時間がかかりそうな感じがあります。こりゃあ長期戦ですね(既に長期戦ですが…)。とはいえしっかりと彼女の中での変化は見てとれるので、飽きるどころか楽しみは募るばかり。今回もちょいちょい柳に嬉しい出来事があったりして、そのたびに彼のリアクションを見るのが楽しいです。さて6巻ではどうなることやら。順番的には、相馬の気持ちが募ってちょっとした一悶着があったりなかったりするのでしょうか。九条さんよりは俄然焦ったりジェラったりしそうな柳ということで、さてどんな表情を見せることやら…。

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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