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Tag [続刊レビュー] 2014.01.17
作品紹介はこちら→*新作レビュー* ろびこ「となりの怪物くん」
2巻レビュー→《気まぐれ続刊レビュー》ろびこ「となりの怪物くん」2巻
3巻レビュー→三者三様の考え方…女の子たちがとっても魅力的です《続刊レビュー》「となりの怪物くん」3巻
4巻レビュー→あさ子の可愛さに、目が離せない!《続刊レビュー》ろびこ「となりの怪物くん」4巻
5巻レビュー→あなたがわたしにくれたもの:ろびこ「となりの怪物くん」5巻
6巻レビュー→頑張る女の子は、かわいい:ろびこ「となりの怪物くん」6巻
7巻レビュー→それでも、人を求めてしまう:ろびこ「となりの怪物くん」7巻
8巻レビュー→はじまりはいつもこの階段で:ろびこ「となりの怪物くん」8巻
9巻レビュー→選択したときの後悔を無くすために:ろびこ「となりの怪物くん」9巻
10巻レビュー→二人の価値観を形成するもの:ろびこ「となりの怪物くん」10巻
11巻レビュー→自分の気持ちをありのままに伝えること:ろびこ「となりの怪物くん」11巻
12巻レビュー→この人に、恋をしてよかった。:ろびこ「となりの怪物くん」12巻




1106359108.jpgろびこ「となりの怪物くん」(13) <完> <完> (デザートコミックス)


あなたに伝えるためにある
この言葉と手



■番外編の13巻発売です。
 それぞれに新しい時が経ち…そして、誰にもまた新しい物語が待っている。
 大人気青春ラブストーリー、その後の日々を描いた番外編がつながっていく、完結巻!
 

〜サイドストーリーを収録した13巻です〜
 「となりの怪物くん」の脇役達にスポットを当てた番外編を収録した13巻になります。収録されているのは4話で、それぞれササヤン、伊代、優山、そして雫の弟である隆也くんが主人公。それぞれバラバラの物語とはなっていますが、おおよそ時系列順になっていて、本編でもある雫とハルのエピソードも同様に語られます。どれも面白かったですが、個人的にお気に入りなのは2話目3話目でしょうか。それぞれ、12巻までで語りきられることがなかった部分に触れられており、本編をしっかり補完する形となっていた所がGood。それではそれぞれのお話を…
 

〜ササヤンくんの話〜
 1話目に収録されていたのは、ササヤンの話。彼が夏目さんを、どう見つめ、どう思ってきたかが描かれています。「その後」というよりは、本作に関しては振り返りになるでしょうか。いつでも飄々とスマートに物事をこなしているイメージのあるササヤンですが、意外にもその年頃の男の子らしい想いを抱えて、結構一生懸命日々を送っていたんだなぁ、と。
 
 
となりの怪物くん13-1
もう、これとか思春期の男の子って感じで良いですよねー!!
 

 本編ではあまり見ることのなかった、困り顔や赤ら顔が満載で、ササヤンファン(いるのか?)必見の内容ですよ!微妙なバランス感で、付かず離れずなこの二人。やっぱりお似合いだと思います。


〜伊代の王子様大作戦!〜
 2話目は伊代。そういえば途中参加しながらも場を乱して去って行った感のある彼女、本編では結局どういう役割だったのでしょうか…。サイドストーリーでも彼女はゴーイングマイウェイ。優山と出会い、猛烈アプローチを繰り広げることになります。これだけを見ていれば単なるドタバタラブコメなんですけれど、物語は思わぬ形で着地することに。
 
 これ、恋愛軸と見せかけた、兄妹愛のお話だったんじゃないかと。あんまり二人の関係が深く描かれることってなかったんですが、なんだかんだ良い関係ではないですか。伊代の存在意義ってあんまり見出すことが出来ていなかったんですが、ついぞ適当な相手役が当てがわれることのなかったヤマケンの、とりあえずの理解者でありパートナー的なポジションとして、なんとなく合点がいったのです。


〜リバーサイドの子供達〜
 13巻で最も登場シーンが多かったのは、恐らく優山さんではないでしょうか。2話目、3話目で、ガッツリ登場。2話目も伊代の話と言いつつ、半分くらいは優山さんメインでしたから。3話目は、自分の将来を未だ明確に描ききれていない彼が、うだうだしつつもちょっとしたきっかけを掴むという物語。一番意味ある物語と感じたのはこれで、ハルと優山の仲について、ちょいとだけ深く描かれることになっています。ハルをとりまく物語は割と複雑で、本編を読んでいてもなかなか飲み込むことができなかったのですが、こと兄弟関係においては、この物語を読むことでしっかりと噛み砕き消化することができたというか。明確に「救い」が見えたことで、素直に「ああ、良かったなぁ」と思えることができたお話でした。


〜ネバー・エンディング〜
 最後は雫の弟・隆也のお話。12巻の時点で一番気になっていたのがこの子で、大島さんに淡い想いを抱きつつ終わったという。あまりの歳の差に、どう料理するのかと興味津々だったのですが、物語は彼が高校3年生になった時点から描かれます。面影やテンションはそのままではあるものの、身長はすっかり大きくなって男らしくなった隆也くん。淡々としていながらも、その中身はしっかりと高校生で…


となりの怪物くん13−2
こんなこと


 年上好きで、さらに尻が好きとは、渋いです。この頃の男子なんて、尻よりもおっぱいですから(どうでもいい)。というか、意外と積極的に攻め込むとろこ、静かに見せて中身は雫に似た所があります。手に入れたいものには、真摯に向き合いストレートに全力で。最後を飾るに相応しい、真っ直ぐさと爽やかさを見せてくれました。想いを伝えるのも、本編で何度も登場した…
 

となりの怪物くん13−3
あの坂


 こうして、物語は巡っていくのですね。エピソードタイトルの「ネバーエンディング」、とっても良いと思います。あと一番良かったのは、隆也くんが最後に放った台詞。すごく彼らしくて、笑いましたし、素敵だったと思います。

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コメント

はじめまして

最高ですよねーー
私も全巻買ってました
ついに終わりましたね・・・
From: 鍋有香 * 2014/01/24 16:31 * URL * [Edit] *  top↑

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有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
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