作品紹介→乙橘「少年メイド」
2巻レビュー→千尋の意見を尊重すること《続刊レビュー》 乙橘「少年メイド」3巻
4巻レビュー→赤面する男の子女の子がかわいすぎるっ…!:乙橘「少年メイド」4巻
5巻レビュー→まったく…かわいいなぁおい!:乙橘「少年メイド」5巻
乙橘「少年メイド」(7)
…円
ありがとう
■7巻発売しました。
「オカン」な、ちーちゃんがビシバシ、ドタバタ大活躍する待望の第7巻が登場!掃除・洗濯・料理が完璧な優秀メイドが男子小学生だなんて、可愛すぎるに決まってる!!夏祭りに修学旅行、楽しい事をみんなで過ごす中で、千尋はもどかしい気持ちを抱えて「おばあちゃん」との距離を少しずつ縮めていく。
〜夏祭りで恋祭り〜
7巻発売しております。なかなか進まない本作ですが、そもそもゴールが明確でないので、問題ないのです。というわけで、7巻も日常的なコメディがメイン。夏祭り、修学旅行とイベントは意外にも豊富でございました。特に印象的だったというか、楽しかったのが夏祭り。
夏祭りと言えば、恋ですよ、恋。はい、乃村さんです。今回は周囲の協力なプッシュによって2人きりになるという、彼女にとっては思っても見ない展開に。しかしこのチャンスをあざとくものに出来るほど、乃村さんにはテクニックはありません。せっかく2人きりになったというのに…

無理ー!!!
この反応が可愛い。良いですね、初々しいです。そしてもう一つ驚くのが、千尋の反応。普通小学生の男子だったら、意図的に女の子と2人きりにさせられているのを察したら、恥ずかしがって冷たい態度を取ってしまったりするではないですか。そんな状況に気づいていないというのもあるのでしょうが、実に自然に、そして時に気遣いすら見せるという、その大人な反応に感心し通しでした。この子は良い子ですよ、ほんとに。乃村さんは男見る目あると思う。うん。
〜日野くんがオトナすぎてビビる〜
さて、大人っぽいと言ったらこっちでも。日野くんです。乃村さんと千尋が2人きりになっている一方で、日野くんも美耶子ちゃんと二人きりに。美耶子ちゃんが「日野くんは他の誰かと一緒になりたかったのでは!?」なんて想いを抱えていたところ、

この反応
お上手すぎるだろ。「こんな男子小学生いないぞ、おい」と思わず突っ込んでしまったのですが、スマートすぎてビビります。これ、美耶子さんを安心させるための言葉であり、同時に彼女をエスコートするためにお手を拝借しようとしている図ですからね。言葉でも行動でもカッコイイ。この作品の少年達はオトナすぎて、素敵であると同時に、もっとダメな子が居てもいいんだよ、とかちょっと思ったりします。なので、久々に登場した竜児が好き放題やっていたのを見て、不思議と安心してしまったのでした。
〜離れてわかるつながり〜
7巻は今まで以上に、千尋と円のつながりの強さを再確認させられた巻だったかな、という印象が強いです。祭りの後のシーンから、修学旅行でのやりとりも。日がな二人の絆は深くなっていっているんでしょう。そしてそれをちゃんと自分達で認識出来ている、その事実が大事なのだと思います。
しかし円と千尋の関係を見ていると、完全に母と息子ですよね。息子は母の愛を時にうざがるわけですが、円の場合はそれはなし。与えられる愛をありのままに受けているという。これぐらいの素直さをもって接する事ができれば、親子はもっと良好な関係を築けるんじゃないかと、少し思いました。
2巻レビュー→千尋の意見を尊重すること《続刊レビュー》 乙橘「少年メイド」3巻
4巻レビュー→赤面する男の子女の子がかわいすぎるっ…!:乙橘「少年メイド」4巻
5巻レビュー→まったく…かわいいなぁおい!:乙橘「少年メイド」5巻

…円
ありがとう
■7巻発売しました。
「オカン」な、ちーちゃんがビシバシ、ドタバタ大活躍する待望の第7巻が登場!掃除・洗濯・料理が完璧な優秀メイドが男子小学生だなんて、可愛すぎるに決まってる!!夏祭りに修学旅行、楽しい事をみんなで過ごす中で、千尋はもどかしい気持ちを抱えて「おばあちゃん」との距離を少しずつ縮めていく。
〜夏祭りで恋祭り〜
7巻発売しております。なかなか進まない本作ですが、そもそもゴールが明確でないので、問題ないのです。というわけで、7巻も日常的なコメディがメイン。夏祭り、修学旅行とイベントは意外にも豊富でございました。特に印象的だったというか、楽しかったのが夏祭り。
夏祭りと言えば、恋ですよ、恋。はい、乃村さんです。今回は周囲の協力なプッシュによって2人きりになるという、彼女にとっては思っても見ない展開に。しかしこのチャンスをあざとくものに出来るほど、乃村さんにはテクニックはありません。せっかく2人きりになったというのに…

無理ー!!!
この反応が可愛い。良いですね、初々しいです。そしてもう一つ驚くのが、千尋の反応。普通小学生の男子だったら、意図的に女の子と2人きりにさせられているのを察したら、恥ずかしがって冷たい態度を取ってしまったりするではないですか。そんな状況に気づいていないというのもあるのでしょうが、実に自然に、そして時に気遣いすら見せるという、その大人な反応に感心し通しでした。この子は良い子ですよ、ほんとに。乃村さんは男見る目あると思う。うん。
〜日野くんがオトナすぎてビビる〜
さて、大人っぽいと言ったらこっちでも。日野くんです。乃村さんと千尋が2人きりになっている一方で、日野くんも美耶子ちゃんと二人きりに。美耶子ちゃんが「日野くんは他の誰かと一緒になりたかったのでは!?」なんて想いを抱えていたところ、

この反応
お上手すぎるだろ。「こんな男子小学生いないぞ、おい」と思わず突っ込んでしまったのですが、スマートすぎてビビります。これ、美耶子さんを安心させるための言葉であり、同時に彼女をエスコートするためにお手を拝借しようとしている図ですからね。言葉でも行動でもカッコイイ。この作品の少年達はオトナすぎて、素敵であると同時に、もっとダメな子が居てもいいんだよ、とかちょっと思ったりします。なので、久々に登場した竜児が好き放題やっていたのを見て、不思議と安心してしまったのでした。
〜離れてわかるつながり〜
7巻は今まで以上に、千尋と円のつながりの強さを再確認させられた巻だったかな、という印象が強いです。祭りの後のシーンから、修学旅行でのやりとりも。日がな二人の絆は深くなっていっているんでしょう。そしてそれをちゃんと自分達で認識出来ている、その事実が大事なのだと思います。
しかし円と千尋の関係を見ていると、完全に母と息子ですよね。息子は母の愛を時にうざがるわけですが、円の場合はそれはなし。与えられる愛をありのままに受けているという。これぐらいの素直さをもって接する事ができれば、親子はもっと良好な関係を築けるんじゃないかと、少し思いました。