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Tag [続刊レビュー] 2014.08.03
1106422048.jpg天乃忍「ラストゲーム」(6)


…柳のこと考えると
わけわかんなくなってやだ…



■6巻発売しています。
「柳だったら、嫌じゃないよ」
九条にとっての友達の距離感に悩み悶える柳。だけど、酔った柳は夢だと思って、九条にまさかの!?同窓会、誕生会、夏合宿…楽しい夏休みは、柳、相馬の眠っていた衝動を呼び起こし、ドキドキの連続に!!


〜怒濤のラブコメ〜
 6巻発売しています。女子のライバル登場によってだんだんと柳に追い風が吹いてきた感のある5巻ですが、6巻では風力を増して柳に吹きすさびます。もうね、なんだこのラブコメってぐらいにラブコメ。しかもなんだか、絡み方に色々なパターンがあるという贅沢っぷりでございますよ。



ラストゲーム6−2
まずはプラネタリウムでド定番のこれ。付き合う前、付き合った直後、初めての映画でありがちなやつです(あくまでマンガ・アニメの世界での定番ですから)。しかも腹立たしいことに、これデートとかじゃなくて、天文サークルの面々で行った時にやってますからね。これリアルであったとしたら、気づかれたら結構気まずいことになりそうです(笑)



ラストゲーム6−1
続いてはこんなの、付き合って長年経ったカップルが見せがちな「夫婦?」というアレ。付き合ってすらいないのに、この空気感はすごい。男女としての関係に進展が見られずやきもきしていた柳ですが、友達的な関係性から見ればこんなにも自然に打ち解けられているという。小中高の流れからすれば、これでもすごい進歩なんですけどね。なんとなくですが、付き合ってしばらく経って落ち着いたら、きっとこんな感じになるのだろうと予感させるものがありました。


しかしなんといってもこれですよ、これ…



ラストゲーム6−3
色々とニヤニヤポイントはあったのですが、やはりポイントが高いのは、普段フラットな九条さんが取り乱す瞬間でして。そしてその取り乱しっぷりが大きければ大きいほど、そのポイントは高くなるという。あの一件以降取り乱しまくり、赤面しまくりの九条サンですが、ついに「ばか」発言ですから。

 九条さんはこれまで決して柳に対して「ばか」なんて言いませんでした。相手を卑下することもなく、そして冗談を言う事もなかったから。それを踏まえた上でこの発言を振り返ると、実に味わい深い。もうこれだけでご飯5杯くらいいけそうです。思わずこんな発言をしてしまうほどに、彼女に余裕がなくなっている、そしてこんな言葉を発せてしまうほどに、柳を親密に捉えている、と。他にも色々とにやけポイントはありましたが、発言が持つ意味ではこれが段違いにポイント高いのです。


〜相馬くんが不憫すぎる…〜
 さて、このまま一気に成就か思ったのですが、正念場を迎えそうなのはむしろ相馬の方という。まさかまさかの…。しかし彼の周囲に巻き込まれている/動かされている感はすごいですね。それはその他の脇役の意思でもあり、作者さんの意思でもありなのですが、彼の想い通りに事が運んだシーンがまぁ無いこと無いこと。今回も不憫の極みとでも言うべき状態で、実家に押し掛けられる → 高校時代想いを寄せていた子に再会 → 親父と喧嘩 → 予定外のラスト という怒濤の流れ。そろそろ彼に幸せが訪れてほしいものです。


【関連記事】
作品紹介→10年越しの恋の駆け引き:天乃忍「ラストゲーム」1巻
2巻レビュー→守られてるのに気づかないこのもどかしさ:天乃忍「ラストゲーム」2巻
3巻レビュー→必要性のあることだからなんですよね?:天乃忍「ラストゲーム」3巻
4巻レビュー→本格的にラブってきたら柳はショック死するんじゃ:天乃忍「ラストゲーム」4巻
5巻レビュー→空回りっぷりがかわいい:天乃忍「ラストゲーム」5巻
作者他作品紹介→流れる季節に想い重ねて、切なく眩しい恋をした:天乃忍「夏のかけら」

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
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売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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