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2015.04.16
71XIofZqirL.jpg九段そごう「俺とヒーローと魔法少女」(2)



べ…別に仲間じゃないし!



■2巻発売しました。
憧れの「ヒーロー」の力を手に入れたハヤト。しかし、変身した姿はなぜかキラキラ衣装の「魔法少女」だった。男嫌いの女子高生ヒーローのカスミにはゴミを見るような目をされ、男のストーカーには追いかけられ……と、相変わらず不憫で不本意な毎日。そんなハヤトは「理想のヒーロー」になれるのか!?


~2巻発売しました~
 2巻発売しております。1巻はもちろん面白かったのですが、読んだ感じでは割りと“出オチ”という印象が強く、2巻以降は新鮮さが薄れる分尻すぼみになっていくのかな…なんて失礼なことを考えていたワケですよ。ところがどっこい、むしろ2巻の方が面白いんじゃね?というのが読み終わっての感想。キャラの広がりなのか、話を重ねて色々とネタの展開が出来ているからなのか。その理由は定かではありませんが、全く飽きが来ないまま最後まで読みきってしまいました。仕込むネタは割とシンプルかつ、1話を通してそれを押し通していく感じなのですが、その使い方が上手いんですよね。無駄遣い感がなく、読む側としてもある意味で楽というか。


~カスミがほぼレギュラー~
 さて、1巻ラストで女子高生のヒーローと出会うワケですが、早々に男の姿に戻り殴打されるというご褒美(?)シーンが。この後怪人退治でやむなく共闘する場面がままあるのですが、それにしても絡み過ぎじゃないかってぐらいに一緒に行動を共にするようになります。2巻が終わるころにはもはやパートナーと言っても過言ではないくらい。男が嫌いで、かわいいものは好きということで、変身後のハヤトに萌えつつも中身を思い出してツンとする、その揺らぎが可愛らしい。


俺とヒーローと魔法少女20001
割と面倒見は良いタイプかと思います


~笑わせるってやつは卑怯ですよ~
 序盤から中盤にかけてはカスミとの掛け合いがネタの中心となったわけですが、後半は悪者によって顔面が笑顔で固定されてしまうという飛び道具的なネタを投入してきます。これがツボで。ただ笑ってるだけなんですけど、いちいち面白くてダメでしたわ。


俺とヒーローと魔法少女20002
ほんと、笑ってるってだけなんですけど、なんだかやたら面白い。仕事の疲れもあるのか・・・。


~怪人の存在意義は~
 単なるコメディで物語に進展はあまりないのかと思いきや、後半には色々と物語の核心に迫りそうな展開が見え隠れしております。どうやら悪に堕ちたダークヒーローとやらが鍵を握っているらしく、そことの戦いが今後待っていそうです。そしてそうなると俄然気になるのが、これまでたくさん倒されてきた怪人さんたちの存在意義。仮にラスボスがダークヒーローだとしたら、怪人いらなくね?と。まぁ怪人がいなければ、そもそもヒーローたちが存在できないわけですから、必要ではあるんですけれども、ただただこれまでのガヤのために倒され続け、最後はお役御免でいらないよっていうこの不遇っぷりに涙を禁じ得ません。今回のサザエの怪人とか悪い人じゃないと思うんだけどなぁ(謎の肩入れ)。というわけで、怪人たちの活躍にも注目の3巻は、今年の秋に発売だそうです。楽しみ楽しみ。


■関連記事
1巻レビュー→俺が魔法少女に変身!?:九段そごう「俺とヒーローと魔法少女」1巻

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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