このエントリーをはてなブックマークに追加
--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリスポンサー広告||TOP▲
このエントリーをはてなブックマークに追加
Tag [新作レビュー] [4コマ] [BL] 2009.05.01
07220727.jpgタカハシマコ「デビルくんとエンジェルちゃん」


「BL誌掲載のラブ&バイオレンスストーリーです♡」
   …日常ほのぼのBL4コマのまちがいだ…」



■かぼちゃパンツのちっちゃな悪魔・デビルくん(攻)と、ブラックな天使・エンジェルちゃん(受)は、人間界で仲良く同棲中。ペースはいつも、エンジェルちゃん。そしてそれに振り回されるデビルくん。時にはピクニックに、時には温泉旅行に、さらには謎の猫を拾ってきたり、毎日…いや毎月(月刊誌掲載なんだ♡)イベントたっぷりでお送りする、4コマBL天国!!

 説明からもお分かりの通り、BL作品(花音掲載作品)でございます。じゃあなぜ買ったかなんですが、タカハシマコさんだったから。このブログでは以前、桜庭一樹原作の「青年のための読書クラブ」(→レビュー)をご紹介しましたが、タカハシさんの百合作品ってホント素敵なんですよ。で今回はBL。BL作品自体は以前にも描いておられるのですが、今作は天使と悪魔というかなりファンシーな設定、しかも4コマと、気になる要素満載だったので購入致しました。このキャラクターならそこまでエグいネタ使ってこないだろうし、設定的にも「聖☆おにいさん」的なネタが展開されるのでは!?だったら普通に紹介できるんじゃね?なんて思惑もあったり。


デビルくんとエンジェルちゃん
見ためにあった可愛いらしいネタ?なにそれ?


 さて内容なのですが、この絵柄でもしっかり描いてきます、BLネタ。BLってどうしてこう「下ネタ」で規定できないラインのネタで攻めてくるんでしょうね。実際こんなこと絶対言ったりやったりしないのに…なんて思うものの、いやBL自体がファンタジーなんだからコレが正しい姿なのかと、頭の中はグルグル…。
 
 かなりイベントの巡りが早い上に、BLネタの比率が異様に高いな、と思ったら、これ読者コーナーでひと月に一本だけ掲載というスタイルだったんですね。故に作品内で8回も一年が巡ります。そりゃあBLネタが多くなるのも納得。読者コーナーに加え、月ごと1本なのですから、作品全体としての構成なんて考えられないですよね。
 
 タカハシマコ作品というスタンスで読むと若干面食らうかもしれません。作者さんとしては、「こんなのも描けるよ」という感じなのでしょうが。また基本的には単発ネタの寄せ集めとなっているので、物語として見てもその構成は微妙、最後はこっちでまとめてくるのか…と。ショタ好き腐女子のための明るい4コマ作品という感じがしますね。オトコでも…なんて考えた自分の認識が甘かったです。


【オトコ向け度:☆    】
→腐女子のための作品です。腐男子ならいけるんじゃないですか?
【私的お薦め度:☆☆   】
→BL云々ではなく、構成上この出来は仕方ないな、と。キャラ萌えされた方ならOKでしょうが、そうでないと色々厳しいんじゃないでしょうか。


作品DATA
■著者:タカハシマコ
■出版社:芳文社
■レーベル:花音COMICS
■掲載誌:花音(2001年12月号~2009年4月号)+書き下ろし
■全1巻
■価格:762円+税

カテゴリ「花音」コメント (0)トラックバック(0)TOP▲
コメント


管理者にだけ表示を許可する

この記事にトラックバック
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
タグカテゴリ
月別アーカイブ
リンク
プロフィール

Author:いづき
20代男、Macユーザー。野球はヤクルト、NBAはマジックが好きです。

文章のご依頼など、大事なお話は下記メールアドレスへお願い致します。


■Twitter
@k_iduki

■Mail
k.iduki1791@gmail.com
※クリックでメール作成
RSSフィード
▽最新記事のRSSを購読

a_m.jpg
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Power Push
2012年オススメはコチラ→2012年オススメ作品集


かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。